2018-11-08

中小企業でよくありそうな事例にキレる私は心がせまいのでしょうか

些細なことでイライラしてしまったので聞いてほしい。

たぶん、中小企業じゃよくあることなんじゃないかと思う。

物を買う時、かつては複写伝票に書いて購買の窓口に出していた。

各部署が控えと突き合わせて、検品、納品書にサイン、そんな昭和なやり方をやっていた。

それが、平成も終わるいま、生産管理部という部署が立ち上がり、なんとIT化。

規定エクセルフォームに記入する。

なんということでしょう!!!

売りは、資材コード(自社で付番)を入力すると物品名が自動入力される!これが噂のvlookupっていう魔法

資材の名前は知ってても、自社で付番してる資材コードなんか知らんのだが。

で、その資材コードってのはどこに?

「マスタのシートを開いて、ホームのタブから検索と置換っていうのをクリックしますと」

「マスタにない物品は、資材コードを空欄で、vlookupの式が入ってるところを消して手打ちで入れてください」

このへんで反論する気も起きなくなった。

しぶしぶ探す。

そもそも、マスタにないことを確認するのが一苦労。

マスタは同じ品目名ごまんと並んでいる。

例えば、ボールペンを探そうと思ったら、品目が「ボールペン」となってるものや「ボールペン0.5mm」となってるものや、「ボールペン(三菱品番○○)」となってるものや、「ジェットストリーム黒」となってるものやら。

規格であったり入数であったりメーカー名であったり、全ての列を見ないとその資材コードがなにを意味しているのかよくわからない。

全ての列を見てもよくわからない。

結局は品名か規格かの中に隠れている、販売元のカタログコードが拾いそれでググって目的のものかどうか確認するという作業必要になる。

ちなみに、例え全く同じ物品でも購入先が違うと別の資材Noが振られているし(しかも、連番ではない)、備考の列に使用不可と入力されている資材がある。

キーとして動くダブらないのは資材コードだけのようだ。

やりたいことはわかる。

会計がうるさい昨今、この資材は〇〇費、これは〇〇費っていう仕分けをしっかりやるためには、コード管理しないとなんないし、リスクヘッジのために複数の購買元を用意したい気持ちもわかる。

そんなこんなで、マスタから探すのは諦め、ネットでググりコピペしてフォームに貼り付けようとすると、エクセル方眼紙とセルの結合で作ったフォームは結合が解けてしまう。

言い忘れたが、印刷して印鑑を押して上長の印を押して社内便。

生産管理部では、おそらく手打ちでまたExcel入力しているのであろうと思われる。

あっちが無駄な苦労をしてるのはどうでもいいが、この検索が面倒くさいのは本当に困る。流石にどうなんだ?と思っていた矢先、改良したという報告が。

で、その改良というのが、控えに同じ内容が印刷するようにフォーム改善したとのこと。

「資材コード入力すれば控えにも同じことが自動的に入力され」

しるかボケ

しかも、「必ずカラー印刷するように」とのこと。

流石にもう我慢できなくなり、資材コードから物品名の入力ではなく、大分類を選び、中分類を選び、小分類のなかから選ぶというドロップダウン式で品名や規格を入れると資材コード入力されるように、ブラウザを起動してその物品をググるようにマクロを組んでみた。

分類からだけじゃなく、品名検索も、あいまい検索もできるように。

クラウドサービス暗号する都合でアクセルが使えないので、全てExcelで。

と、ここまでが昨日の話。

で、今日になったら実行時エラーで壊れやがって。

泣きたいところ、IT管理する部からメールが来て、マクロは使うなと警告。

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