2018-11-04

ファンに手を出した俺の末路

著名人結婚したときなどにまことしやかに囁かれる下劣言葉として『あいつ、ファンに手をだしたな…』というものがある

昔の自分としてはそういうことを聞いたとき、素直かつ純朴に「うらやまちい……😢」と思ったもの

そんな自分現在もう20代後半

憧れていた創作界隈に考えなし身一つで突入したものの、そのカテゴリーの中でさえ中堅の1番下ほど。かろうじて生活には困ってはいないぐらいにはなれた

さて、そんな情けないクリエイト事情ではあるが、そんな自分にもファンがいる

くそこらへんの作家漫画家なんかが「ファンレターには元気をもらってます!」なんて言っているが、あれは嘘ではない

自分ファンレターは一通一通、目を皿のようにして読み込んでいる

なぜなら嬉しいからだ。とにかく嬉しい

社会に出るとわかるが、自分肯定してくれる人なんてもの母親恋人ぐらいしかいないのだ。肯定されることに俺たちは飢えている

からたとえ作品というフィルターがかかった上でも、自分肯定してくれるファンレターには本当の本当に救われるのだった

さてファンレターを読んでいて浮かんだのが「これ、ファンに手を出せるのでは…?」ということである

冒頭で書いたようにそういったことを妬ましく、ある面では羨ましく思っていた俺だが実際にそれをできる立場に立ったのだった

恥ずかしながら自分大学生の時を最後女性交際したことがない。そろそろ結婚もしたかった

俺はファンに手を出すことに決めた

なにも、誰でもいい精神で選んだわけじゃない

いつもファンレターを出してくれる人の中に「年賀状ちゃん」という人がいる

彼女は俺がデビューした直後からファンレターを毎年1月1日出してくる人だった

毎回俺が作った作品への熱い思いを数ページにも渡って書いて正月に送ってくるので、俺は彼女のことを密かに年賀状ちゃん」と呼んでいた

毎回、年賀状ちゃんファンレターには形式上の返事をしていたが本格的に彼女のことが知りたくなった

立場を利用して(と言ったら印象が悪いが、事実なのには違いない)、ファンレターの返事に連絡先を書いた

正直リスクしかなかったが、何故か数年来の友達のような、そんな謎の信頼感があったのだ

トントン拍子でうまく行った。会話を重ね、デートを重ね、付き合うことになった。そして結婚した

ファンとその作者という「関係」が影響したことは間違いない。しかし、誤解を恐れずに言えば付き合ってからはそんなもの関係なかった。単なる男と女だった

付き合った当初。もし君じゃなくて、他の人が数年間ファンでい続けてくれたなら「君じゃなかったかもしれない」なんて、書いてみると邪悪のものしかない言葉を素直に俺が吐露すると彼女

「○○さんのファンを7年も続けられるなんて、私ぐらいですよ」

なーんて言ってて、「あっ、こいつと結婚しなきゃ」ってなった

俺たちの出会いには様々な思考が渦巻くのは必死だが、しかし俺は彼女出会えて良かったし、今は愛しかない

彼女に手を出してよかった。そうおもう

  • こんなの読まされてどうすればいいのだ

  • あらおめでとう

  • なんか、コアファンに転がされてしまった人って感じだけど、 幸せならそれでいいんじゃない。 新婚?にしては増田にいすぎやしませんかね? 愛しかないかぁ、フーンって感じ。

  • こういう感じ好きやわぁ。おめでとうございます。末永くお幸せに!

  • 相思相愛というより 相手の女性が「こいつと結婚」の「こいつ」であるぶぶんが、読んでてしんどかったけど。

  • ファンに手を出した人 ↓ https://anond.hatelabo.jp/20181104184637

  • なんだよ 良い話じゃねーか 末永くお幸せに。

  • この話ですねー いいはなしじゃん! https://anond.hatelabo.jp/20181104184637

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん