2018-09-25

他人を助けられると思うなよ。

相談したいことがある、と言われた時の感想

同棲相手が鬱を発症して1年ほど経過しているが、経済力がなく、すべての生活費相談者が面倒をみている。

親元に帰ることや、親から経済的支援を考えねばならないのだが、親との関係性が悪く、本人が親元に帰ることも、金銭的援助を求めることも拒絶しているらしい。

だが、相談者は自分以外の者を養えるほどの給料は得ていない。

その上、鬱発症後、警察沙汰になるような事柄も起こしていて、状況としては最悪だ。

…とそこまで相談されたが、正直アドバイスできるのは「できる限り国の制度を利用しろ」「自分の親に相談しろ」「相手の親にできるなら相談しろ」だけである

そもそも精神不安定な者同士で同棲をするのはやめたほうがいい。

付き合いをやめろということではない。

同棲は、どのような形であれ、それぞれが精神的・経済的独立していなくてはうまくいかない。

そのバランスが崩れると、自分一人で考える時間を持てなくなるせいか、お互いにとって良くない結末を迎えるパターンがあまりにも多い。

鬱は誰でもなる。自分だって明日発症するかもしれない。

病気になることは仕方がない。それは大きな問題ではない。

問題なのは一方的金銭的・精神的な負担を負わせること。そんな相手と、これから先、どのような未来が描けるというのか。

まり深く関わりたくないので表面上の話しか聞かなかったが、遠から共依存状態になるだろう(すでになってるかも)。

相談自身大人になりきれない幼稚な精神の持ち主なので、この状況を改善しようと思ったら、相手を捨てるしかない。

人間は本当の意味他人を救うことはできない。自己を救えるのは自分しかいない。

それでも、本当に相手を助けよう救おうと思うなら、自分人生を捨てる覚悟必要だ。

その覚悟もできない人間は、安易に手を差し伸べるべきではない。

大切な人だから、愛している人だから…そんなもの簡単に打ち砕いてしまうほど、他人を助けるのは難しい。

そして、一度差し出した手を引っ込めることほど、残酷なことはない。

からこそ、安易に手を差しのべてはいけないのだ。

若気の至りとは言え、なにやっているのだか…自分が親兄弟だったら、そんな不安定人間同士の同棲なんて認めたりしないよ。

まあ、親はこんな地獄絵図になっているとは知らないだろうし、30近い子供のことは親の責任じゃないしな…。

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