2018-09-01

youtubeトラブル解決動画簡単に見える。

ネットを見ると、あらゆる疑問が大体解消される。

ここで言うのは学問的なことではなく、タコを柔らかく料亭のように煮る方法だったり、回るけれど抜けないネジをどうやってきれいに抜くか、美少女イラストの色塗り方法はどうやったらあんゲームみたいに描けるのか、鰹節の上手な削り方、みたいなこと。



あらゆる知識技術は、大体google検索すると、書籍のHowto本を買う必要がないレベル情報が出回ってる。

この傾向にいちばん最初ダメージを受けたのがゲーム攻略本。いまから17年ぐらい前にはもうすでにその価値が失われ始めた。

むかしはゲーム専門誌がゲーム裏技小ネタゲーム会社と話し合って「この時期にはこの裏技を出そう」とか決めてて、週刊誌が「おきて破りの全召喚獣ゲット方法」をフライングで書いてたのがスキャンダルになった時代

しかし、FF10の発売したころには、もうすでに雑誌攻略記事なんて誰も読んでなかった。圧倒的にネットの方が早く、攻略班がほぼあらゆるやり込み要素を共有してしまった。高校生攻略本の話をしたら「なんですかそれ?」といわれた。

存在自体知らないみたい。



そんで、今はあらゆる情報が娯楽に限らずいろいろネット検索で手に入る。玉石混交だけれど、それでも大体のトラブル知識としてはすぐ手に入る。

自動車の整備方法はおろか違法改造の仕方、その他かなりの専門知識まで、調べれば出てくる。

しかし、同時に「こんな簡単ことな自分でもできる」とか「原価はこれぐらいなんだからもっと安くしろよ」という原価厨が湧きやすくなった。

マックハンバーガーは一個数十円とかはともかく、実際には技術と練度が必要ものにまで、安くできるはずだという素人さんから圧力? 要望? が増えた。

特に中年以上の高齢者に。高齢者ほど、技術への経費の概念が薄い。特にyoutubeおもしろ動画ライフスタイル動画を見てるタイプは要注意。

わざわざ呼びつけられて、youtubeでやってるのを見たけれどもっと簡単にやってるぞ、高いから安くしろ、と値切りにかかってくる人間が多い。

でも、そう思うんだったら自分でやってみたらいいのになあとおもう。

できないから呼ばれて簡単だといわれるのはソウルジェムが濁る。

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