2016-08-05

どうやったら企業内の交通災害発生率を下げられるか

安全っていうのは、業績と同じくらい大切な項目

安全をあからさまに軽視する企業は少ないけれども、レベル感が低い所が未だにちらほらある。

「何をそんな大げさな」と言うかも知れないが、安全を軽視すると「従業員が離れる」「体外的な視線が厳しくなる」「事故対応リソースを割かれる」など、結果として業績に影響する。

コンプライアンスを重視するのも同様だ。一発失敗した時のインパクトがでかいから、それだけ重視する。

じゃあ、どうやって安全を確保するんだろう。

ここでは、自動車営業周りする人間の、交通災害について考えてみたい。どうやったら事故発生件数を減らせるのか。

事故は乗車時間×事故

2つの方向性がある。①乗車時間を減らすことと、②事故率を下げることだ。

よく安全対策会議で話し合われるのが、②についてのone of themで、例えば「若年者層へ講習を実施しよう!」などだ。

乗車時間を減らす

乗車時間を減らすには、単純に車に乗らなければいい。いか効率的に車に乗らないかを重視する

電車で行けるところは電車で行く

目的地の近くまで乗りあわせて行き、現地で散開する

また、事故率が固定と考えられれば

・個人の事故率により乗車可能時間制限する

事故率の低い人間に運転させる

なんて方法がある。

これらの方法は、若干の効率犠牲にしている感じはある。

事故率を下げる

事故率を下げるには、乗る人間がうまくなればいい。

事故率を下げるには、ハインリッヒの法則に従い、ヒヤリハット数を減らせばいい。

ヒヤリハット数をカウントし、その度にトライアンドエラーにて学習すればいい

こういったニーズからドライブレコーダーなどが発売されているのだろう。

事故抑制のための講習会実施する。

災害発生の重大性を説明する講習を実施する

こういった対策企業ではとられている。結局、従業員スキルが上がれば事故発生率が減ってハッピーだよね?効率も下がらないよね?というパターンだ。

事故率を下げるには個人の運転スキル定量的評価する必要がある

乗る人間能力向上を狙うには、何ができるか/できていないか定量的判断し、事故率を算出する必要がある。

運転スキル = 操作スキル × 認知スキル に分解できると思う


操作スキル教習所で習うようなものだろう。究極的に言えば車両感覚が正しくあるかどうか。車の挙動想像できるかだ。こちらは課題制限時間を与えれば、案外簡単評価できそうだ。

認知スキルの私の知る最高峰google:防衛運転 20箇条 だ。しかし、これを実践できているか?を評価する仕組みがまだない。

たとえ、隣で検査官が同乗しても、その時だけ頑張るということが起こりうる。

かい方法いかなぁ。あれ、これ、ビジネスチャンスじゃね?

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