絵を描くことから始まって、ペーパーを作った。
お金に余裕が出来た頃には、地元のイベントに参加をして段々大きいイベントにも参加した。
今は年も落ち着いて、オンリーイベントだけ参加している。
参加回数減ったけど、絵を描く事や新刊を楽しみにしている声が嬉しくて、
描きたい物を書き続けている。これだけでも凄く幸せなことだ。
けど、未だに課題なのは「サークル参加におけるコミュニケーション」だ。
この10年間、サークル参加は隣人同士挨拶をするのは定番(マナー)だ。
「おはようございます、こちらこそ宜しくお願いします」こんな感じに。
今はどうだろう。挨拶をしない人もいる。
若い人の参加が増え、待ちに待ったイベントに参加できてワクワクしているのも分かる。
机についたら目を合わせずいそいそと準備をする。こちらから声を掛けても会釈程度。
これではコミュニケーションが取れない。
また逆な事もある。
とてもコミュニケーションがあり、明るく元気な声を発する隣人もいる。
こっちも元気にはなるが、明るい子の周りに沢山の友人知人が集まり、ジャンルの話に黄色い声がとぶ。
正直うるさい。
おかげで、自分のスペースで買い物してくれる人の声が聞こえないこともある。
こんな時、あなたはどうする?
気にしない?黙ってる?注意する?
標題の件の「同人におけるコミュニケーションって?」はこういう事だ。
でも、これは前半に過ぎない。
縁があって、いろんな人にお出かけの声を掛けてくれる。
好きな物を好きなだけ話し、こうあって欲しいとうCPについて語り合い、繋がりのある話をした。
それはさぞかし楽しい一時を過ごした。
だが、その話は半分もなれば話を尽きる。
この後、何を話したらいいのか分からない。
わからない。
私はそれしか思いつかないのだ。
以前、頑張って出したネタは「最近買ったアニメグッズは?」だった。
それは間違いだった。
正直、その情報がどんな物が具現化できず分からないのと、私は金銭的に困難な生活をしていたため、
グッズを数十個買うというは出来なかった。
だから「え?買ってないんですか?」って言われると解答に困った。
この気持ちは子供の頃、流行だったオモチャを自分だけ買ってくれず、仲間はずれになったときと同じだ。
話について行けず、孤立した。
要するに、本名も知らずその場でばったりで仲良くなった人に
どこまで話を掘り下げていいのかわからないのだ。
そして、そのような話を振ったとして不快な思いをして別れるのは避けたかった。
それが気になって、どうも話を掘り下げる事に躊躇してしまう。
最近、SNSやイベントで知り合った人と食事や料理、ライブなど行く姿を見掛ける。
羨ましいことだか、そこまで仲良くなるのは凄い事だし、これからも仲良くしてほしい。
人にもよるのかもしれない。何でも話す人、抵抗のある人、色んな人がいる。
その中で、気の合う人や一緒に制作物を作る人を見つけ出すのは奇跡に近いとも思うほどだ。
でもその人の「好きなこと」「嫌いなこと」は読めない。
何をしますか?