先日社員旅行へ行った。
今年の行き先は都心からのアクセスもよい、山と海に囲まれた自然豊かな温泉街だ。初日は天気にも恵まれ、絶好の旅行日和だった。
早めに宿に到着して荷物を置き、夕方まで私達は付近を散策したり温泉に入ったりと思い思いに時間を過ごした。
そうこうしてる内に夕食の時間がやってくる。宴会場の入り口には、上司が呼んだコンパニオンのお姉さん達が頭を下げながら待機していた。
それは私達女性社員にお酌を強要せず、プロに任せて宴会を楽しもうという上司なりの気遣いなのだろう。(ちなみに手酌という選択肢はハナから無い)
慣れない光景に戸惑いながらも、私達はありがたく運ばれてくる料理を味わい、普段仕事でしか接さない同僚達との会話に花を咲かせた。
しかしお姉さんにもたれかかりながら上司が発した一言に女性社員一同戦慄した。
「付き合うなら娘より若い子に限る」
一瞬上司が何を言ったのか理解出来なかった。いくら酒の席で箍が外れたとは言え、これはないだろうと思った。
上司の娘さんは私と同年代らしいので、20代半ば~というところだろう。
その上司からはよく最近生まれたお孫さんの自慢話を伺ったりするので、家族思いの優しい人だというイメージがあったのだが、
娘や家族を愛する父親(おじいちゃん)という側面と娘より若い子と付き合いたいという願望がナチュラルに同居していることに仰天してしまった。
その後も興が乗じた上司や同僚の男性達は「女は若さだ」だの「ハリが違う」だの、大層な自論を展開しながら気持ちよく酔っていた。
これまで未成年のアイドルを追いかける人達を遠目で見てきたが、社会に出るとそういった「オタク」層以外にも若い女の子しか眼中にない男性が大勢いることに気がつく。
あまりに多いので、最近は「年上の女性も好きだ」「年齢は気にならない」というだけでその男性が人間としてとても立派に、そして魅力的に思えてしまうのだ。
本気でお付き合いをする相手と、アイドルやコンパニオンなど男性に夢を見させる人たちを同列に論じるのは筋違いだと分かってはいる。
しかし上司の「娘より云々」に少しでも真意が込められているとすれば、やはり女として正直虫唾が走るのだ。
もちろん多くの男性から見ても上司の発言は同意しかねるものだろう。そういった良識ある方々には歳をとってもその考えを曲げないで頂きたいし、
間違っても女性に対して「ババア」だの「産廃」だの暴言を吐かないで欲しいと願う。
自分もある程度の年齢に達しているのに同年代の女性をババア呼ばわりする男性の滑稽なことといったらない。勿論女性もそうあるべきだ。
今回の件で私は本気で転職を考えている。
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