育児休業は家事休業ではない。しかし、最近、1日中、食事の準備と洗い物ばかりしている。離乳食が始まると、赤ちゃんの世話は、ほとんど食事+躾になる。育児とは、3食しっかり作って食べさせることとは知らなかった。軽い摂食障害で、最近、ようやく体重が増加に転じた自分(身長160cm・体重約36キロ)には、苦痛極まりない。きっと仕事に復帰すれば、悩みから開放されるはず。しかし、最寄りの保育園は現実的に来月4年まで入所は難しいという。
夫とは食の好みが合わず、別々のものを食べてきた。今も、それぞれ別々のものを食べる。例えば、ある休日の食事時間。7時赤ちゃんミルク、8時朝食、9時夫朝食、12時離乳食・夫昼食、15時昼食、16時離乳食、20時ミルク・夫夕食、21時夕食、22時夫夜食。離乳食は基本的にフリージングを活用した手作りで、自分は電子レンジで温めるだけ。夫はごはん+納豆、カップラーメンか、本人が作る。もうヤダ。誰でも嫌になるでしょう……。
幸いなことに、赤ちゃんは、夜間、8~10時間程度、まとまって眠るので、食事や趣味の時間を削れば、睡眠時間は確保できる。第三者から見ると、我儘で贅沢な悩みなのだろう。助けてというのもおこがましい。でも、助けて欲しい。母親や妻は、子どもと夫を最優先に配慮し、食べる様子を見ながら、空腹に耐えるものなのか。夫・子どもが食事中、黙って子どもの世話や洗い物などの家事を行うしかないのか。夫の実家に帰省した際、義母や1歳の子どもがいる義妹の様子を見て、それが当たり前なのだと実感し、このまま子育てを続けるなら、諦めるしかないと思った。夫には、出産するまで8割近く家事を任せきりにしていた、今もほとんど料理を作っていないという負い目がある。ただ、夫の手取りより、当初6か月間は、自分の育児休業給付金のほうが高く、働いている自分のほうが上、という態度には納得できない。
子育てには覚悟が必要。自由、特に食事と外出の自由がなくなるとは、誰も教えてくれなかった。家族か仕事・趣味か。睡眠時間を削っても両方を追うべきか。はっきり言ってとても仕事復帰できるとは思えない。生活するにはお金が必要なのに。一人分の稼ぎでは足りず、すぐに貯金が底をついてしまうのに。毎日、食後1~2時間を除き、常に空腹感を感じている。料理下手・食事嫌い、不器用・掃除嫌いは、育児に向いていない。もう何も考えず、感じずに機械的に、夫と子どものためだけに生きればいいのか。