女性の社会進出を進めようとする世の中の動きに対して厳しい反対意見を言っているのは老害的思考の男性と現在既に成功をしている女性たちのような気がする
老害男性や女性より能力が劣っていることを認めたくない負け犬男性が妨害をしようとする意見は「ばかじゃね?」で叩かれるけど
意外に成功している女性からの反対意見というのは尊重されたりなるほどとオピニオン・リーダー的扱いをされていたりするからめんどくさい
何十年も前になるけど、社民党(その頃は社会党だったかな?)で「マドンナ旋風」なんてのが起きた
そのあとには「小沢ガールズ」とか
冷静になってみれば「マドンナ」とか「ガールズ」とか、実際にそれに当てはまる人たちの顔ぶれを見ると「へ?」みたいに思うんだけど
政治の世界という枯れたおっさんが9割の社会においては40~50代くらいの女性でも十分「ピチピチの女性」扱いになっちゃうのだ
マスゴミのせいとか宣伝戦略とか個人への攻撃とかそういうことを言いたいのではなくて要するに
それだけ仕事ができる女性という枠組みの中でのいわゆる「女性らしさ(笑)」のレベルが低かったってこと
40~50代くらいの見た目的にいまいちな人でも「若くて美人な私」の地位にいることができたわけ
じゃそういうマドンナだかガールズだかが実力だけで男どもを押しのけていったかというと全然そうでもなくて
結局どっかの場面で「女」を売ってうまいとこのし上がっていったっていう側面もあるわけよ
政治家だけに限定すると誤解を生むので、それだけじゃなく女性として管理職になった人とか起業家として有名になった人とかもまぜて考えてほしいのだけど
そういう人たちの中にあったのは「他の専業主婦で幸せを感じる女どもと私は違う存在よ」って自負と
同時に「男性ばかりに囲まれている女性なんだからそれなりの扱いを受けるべき」って甘えのダブルスタンダード
本人たちは認めないか開き直る(そうでもしなきゃ上には行けなかったなど)とかするだろうけど
結局はそういうこと
そこで政府の方針として女性管理職とかを一定数必ず入れるようにするなんてことが起こるとどうなるか
わかると思うけど社会進出する女性の「女性らしさ(笑)」のレベルが上がっちゃう
それまでは高い仕事能力と女性であるということの2つでのし上がってきた女性たちにとっては
自分よりも能力は低いけど見た目の女性らしさレベルが高い人が同じ土俵に上がってくるというのは大変な脅威になるでしょ
仕事の能力じゃ絶対社内・組織の中では負けないって思ってるブ女が、
これからは仕事能力と別のオシャレとかメイクとか美肌とか痩身とかそういう力もないと負けちゃうかもって思ったらそりゃ怖いさ
数十年前のアイドルが顔さえよければよかったのに
今のアイドルは顔のよさに芸術的センスやトークのおもしろさとかいうプラスアルファがないと生き残れなくなってる
同じような例はいくらでもある
今既に地位のある人は「私達だって苦労したんです!今の人は楽をしすぎてる!」とかよく言うけど
はっきり言って同じ20代前半くらいでも求められるスキルは今の方が全然高い
さっきの例は裏返せば、これかれ社会進出をしようと思う女性なら
仕事能力だけじゃなくて女性らしい見た目とかセンスとか繊細さとか色んな物を求められてそれで勝負しなきゃいけないってことでもある
老害思考を持っているのは男性よりも女性の方がよっぽどタチが悪い
日々フェミ叩きに勤しむ毎日です。 何かの日勤教育の成果をここに刻み込んでいるということでしょうか…