長年彼のツイートを直接関わりなくただ眺めて楽しませていただいている一人としては、彼のことをテレビで知ったりはてなで論じたりするのもどうにも不思議な気のするもので、そういった立場から彼のフィクションという言葉の使い方について一言二言一家言ある身として書いていきたいと思う。
我々は認知する機械でしかないことは近年科学が発達した結果として多くの人が理解するところだと思う。現実は物質、人間も物質。けれどそれだけでは人間社会は成り立っていない。そこには文化がある。文化は必ず物質であるわけではない。しかし多くの人がその文化になんの疑問を抱くこともなく物質と同じように自明で今ここに存在しているものとして認識している。この現実について、彼は疑問を抱いているのだと、長年彼を見ていた身としては思う。至極当然のことを彼は言っているだけだ。
彼の指している中東のフィクションとは、中東の文化と言い換えることができる。すなわちイスラム国においての宗教、彼はその文化に、もしかしたらこの日本の文化よりも上手く適応できるかもしれないという青い鳥症候群を我々に見せたのである。女を性奴隷にして人を殺す世界、彼は新天地を夢見ている。
どれほど頭がいい人間でもよくて大学教授、悪ければ非正規雇用の教員、使い捨てられるポスドクにしかなれない。儒教的な上下関係、年功序列、徹底されていない半端なメリトクラシー。曖昧かつ意味がないこのつまらない現実に彼はほとほと嫌気がさしている。そしてこのつまらない現実を、本当なら実体なんてないただの文化で、いつでもひっくりかえるような普遍性も何もあったものじゃないフィクションであると言い切って切り捨てたいのだろう。彼が彼自身を障害者であるとして自称するのは高度な皮肉であって、意味が無いものについて意味があると思っている大勢の人を馬鹿にしている。しかし同時に自分自身が社会に不適合を起こしていると客観視して自虐しているのである。
……結果として公安に追い回される日常という非日常を彼は手に入れた。それもまた今は自覚はなくとも彼にとっては好ましいことでしかないのだ。
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とりあえずほわせぷ氏は知能には全く問題がないどころかむしろ高いはずなので、会話にならないのは知能ではなく人格に問題があったのでしょう。 「知能が高い」という前提から、...
増田にしとくにゃもったいない記事だ なるほど、「フィクション」っていうのを、彼から見た"虚像"(つまり彼はこれを持ち合わせていないから)という意味合いで使ってるのか なん...
フィクションっていう単語に過剰に反応して激昂しているツイッター評論家の老人たちを見ていると、「オトナはわかってくれない」を感じる。
フィクション=共同幻想だったのか。イスラム国や戦争がフィクションであるという意味ではなかったんだな。
つーかあいつが使ってるフィクションの定義なんてどうでもいいんだが こういうのに踊らされる馬鹿が多いよな イケハヤや青二才のアンチやってそうなタイプの低能
今回の「フィクション」みたいに 一般的なキーワードを自分の中でだけ独自の意味で使い出して それを一般的なワードみたいに外部に伝えると 他者との意思疎通がこんなに困難になる...
指摘を受けて語句の意味を調べてみた。確かに、マルクスの言う上部構造として使うのは相応しくないように思える。しかし辞書を引いてみるに、俺の使い方も間違いと言い切ることは...
クズは逃げてばっかり