ssig33.com - イスラム国に行こうとしてた(とされる人)について
「ほわせぷ」と呼ばれるISISに志願した北大生のツイッター@gravestone11のアカウント名は「障害者」と表記されている。
ISIS北大生こと「ほわせぷ」の発言を追っていくと、彼が何故このような事件を巻き起こしたのが、彼自身の言葉から推察できる何かが存在している。
「ほわせぷ」は「障害者」を自称しているが、障害とは、自閉症であり、しかしながら、数学科の院生という非常に頭のいい高機能自閉症だったようだ。
「ほわせぷ」にイスラム教徒ジャーナリスト常岡浩介氏が行った事前インタビューにおいて、ISIS北大生は以下のように回答している。
「イスラム国」戦闘員事件 北大生の男「なれないなら自殺する」(フジテレビ系(FNN)) - Yahoo!ニュース
イスラム過激派組織「イスラム国」で戦闘員になるために、北海道大学生の男がシリア入りを計画していた事件で、男は、ジャーナリストのインタビューに、「義勇兵になれないなら自殺する」と話していたことがわかった。
シリア行きを計画していた北大生は「そこには戦場があって、全く違う文化があって。イスラムという強大な宗教によって、民衆が考えて行動している。このフィクションの中に行けば、また違う発見があるかな。それくらい」と話した。
「ほわせぷ」の回答を見て怒りを感じる人達もいるだろう。
「フィクション」じゃない。中東で起きていることは「リアル」だ。馬鹿にもほどがある。自殺する可能性?甘ったれてる。ぜひどうぞ。むしろ積極的にお勧めします。
現実のISISで起きている戦争をフィクション扱いするインタビューの回答に怒りを寄せる声。私たち健常者にとっては当然の反応だと思われるが、ここで「ほわせぷ」のツイッター上での発言を追ってみよう。
健常者はどうやら人間関係とストーリーという二種類のフィクションを他者の肉体の上に見えているようで、最近は前者に時間的連続性を与えた物が後者なのか、前者と後者は別個に存在しているのか毎日考えている
何故別個に考え始めたかというと、若頭のシャンプーを使った人がいて、前者が出来ていてかつ正常な認知と思考力があるのに後者が出来てないからです
アジトの障害者がどれぐらいフィクションが見えてないかというと人間が死んでいたベッドを変えるのがダルいという理由で使い続ける男が居て一日の少なくない時間を横になりながら淫夢動画を煙草を吸いながら見ているぐらいなので、本物の障害者には霊は通じない
健常者は集団や組織における力関係を何となく察する能力など、様々な見えないものを見る力が存在していて、障害者はそれが欠損しているので人間の上にフィクション、ストーリーが構成出来ないので共感や感動が起こらないのではないかと思っている
彼は「フィクション」という単語を多用して、「人間の精神機能」について考察を行っている。彼の考察の対象は「発達障害者」と「健常者」の差異だ。
キーワードとなるのは、インタビューでも回答された「フィクション」である。
「ほわせぷ」の推察によると、発達障害者は「フィクション」が見えていないらしい。フィクションとは、人間関係に関するものであるようだ。
更に彼の発言を追っていく。
障害者の価値判断という事を考えた場合、マジで抽象的なものや概念が見えず、社会通念上知っているが重要さがまったく肌で理解出来てない事の山のせいで無計画さの現象が出来ている感じがしてきた
見えてない上に身体により管理する領域が狭く、健常者と比べたときに”自己”というものが極めて歪になってる人間にとってコミュニケーションのコストを下げる方法はフィクションの溝を生めるために意識的に設定を積み重ねる事で、だからアスペルガーの発言は素直に聞けないという話なのではないか
人間は社会的な生き物なので正常な状態として所属している集団内に向けて力関係を認識する能力、集団の意思決定に参画する能力、集団を維持して協調する器官が生まれつき備わっていて、それらの機能不全により現象的に表出してくるのが個人概念なんじゃないかと最近思ってる
まずなんでこんな事を言い出したかというと通常の人間は何となく集団の力関係がわかる器官があるという話を聞いて、そういうものは目配せや敬語、発言の影響力や見た目などから類推するものだと思っててビックリしてたけど、暫くしてそれは障害だと気付いた
自分について知ることでどうなったかというと例えば秋葉原駅の前で壁に向かってノーザンクロスを気持ち悪い動きをしながら絶叫してる障害者を見たときに彼よりも自分の方が恐らくPDDがキツいという事実と立ち向かわなければいけなくなる
どうやら彼は「社会性」において自分には理解できないものがあると実感していたようだ。抽象的な概念について、社会的な通念を理解しているが、共感や感動が起こらない。集団内に向けて力関係を認識する能力、集団の意思決定に参画する能力、集団を維持して協調する能力、そのような「障害者」には実感することの出来ない「社会的な能力」を、彼は「フィクション」と称して、欠如していると考えていた。
さて、インタビューに対するツイッター上の「怒りの声」に戻ってみよう。
ISIS北大生の、「リアルの感じなさ」に対する怒りの声が表明されている。
この「リアルの感じなさ」こそが、ISIS北大生が、生き辛さ、人生の失敗の原因としていた「自らに生まれつき欠如していたもの」だったとしたら。
何故、彼はこのような事件をしでかすまで、精神科に受診するなりして、通常の治療を受けなかったのであろうか?
発達障害として典型的な症状が出てきちんと分類されるの機能が低い証っぽいし、高機能ならよくわからない能力で代替した上で斜め上の方向に異常性が伸びていくので良さがある
彼自身によると、自閉症者として生まれながらも、生まれつきな能力の高さ、ある種の別の能力が極めて発達しているなら、正常な能力の欠如を自覚して埋め合わせることなく克服して、異常性を高めながら社会に参入してしまう。
なるほど、彼は重度の自閉症者でありながらも、数学科の院生という高度な知性を持っていた。
「ほわせぷ」を知るツイッター上の人々では、彼は「非常に頭がよく」「異常者である」というのが共通認識となっているようだ。
てかほわせぷは超異常者だというのが皆の共通認識なんですかね
なんかほわせぷ氏に関して「サヨクなのか?」とか「ネトウヨなのか?」とかそんなこと言ってる奴がいるけど、彼はそういう常識的枠組みで語れるような人間じゃないから。異常者だから。
とりあえずほわせぷ氏は知能には全く問題がないどころかむしろ高いはずなので、会話にならないのは知能ではなく人格に問題があったのでしょう。
「ほわせぷ」ってアカウント、初めて知ったんですけどちらっと調べて「常識で動かない」「めちゃくちゃ頭がいい」「多分逮捕程度じゃ何にもない」とかそういうのがバンバン出てきてもうキャラが立ちすぎてギエーってなってる
生まれ持った障害を、生まれ持った極めて高い知性でリカバリできてしまった末路が、ISIS戦闘員事件であるなら、哀れというほかないだろう。
とりあえずほわせぷ氏は知能には全く問題がないどころかむしろ高いはずなので、会話にならないのは知能ではなく人格に問題があったのでしょう。 「知能が高い」という前提から、...
増田にしとくにゃもったいない記事だ なるほど、「フィクション」っていうのを、彼から見た"虚像"(つまり彼はこれを持ち合わせていないから)という意味合いで使ってるのか なん...
フィクションっていう単語に過剰に反応して激昂しているツイッター評論家の老人たちを見ていると、「オトナはわかってくれない」を感じる。
フィクション=共同幻想だったのか。イスラム国や戦争がフィクションであるという意味ではなかったんだな。
つーかあいつが使ってるフィクションの定義なんてどうでもいいんだが こういうのに踊らされる馬鹿が多いよな イケハヤや青二才のアンチやってそうなタイプの低能
今回の「フィクション」みたいに 一般的なキーワードを自分の中でだけ独自の意味で使い出して それを一般的なワードみたいに外部に伝えると 他者との意思疎通がこんなに困難になる...
指摘を受けて語句の意味を調べてみた。確かに、マルクスの言う上部構造として使うのは相応しくないように思える。しかし辞書を引いてみるに、俺の使い方も間違いと言い切ることは...
クズは逃げてばっかり
長年彼のツイートを直接関わりなくただ眺めて楽しませていただいている一人としては、彼のことをテレビで知ったりはてなで論じたりするのもどうにも不思議な気のするもので、そ...