「真実の中に堂々と嘘を混ぜる」
と全て真実に見える
・・・んなわけない。
ダマされるのは、アホだけだ。
取引先のフリーランス・クリエイターでこういうナゾな生存戦略をとる男性がいる。
「弊社のライバル会社の案件が急に入って、あなた自身が忙しくなった」のは本当だけど
「弊社が納期延長に応じなかった」のは嘘。
「無断で別のフリーランスクリエイターに仕事を投げた」のが本当で
「別のクリエイターさんにご連絡してみただけ」のは嘘っつーか単なる言い訳。せめて事実を認めてくれ…
業界では結構実力者でそこそこ有名な作品も手がけているのに、なぜか比較的暇そうにしていた人で。
実力と忙しさが比例していない人は、何らかの理由があるんだなと理解しました。
こういう系の人間はアラフォーまでこの生き方を貫いてきてしまったナチュラルボーン・キチなので
まっとうにやりあってはこっちが消耗するのみ。
彼に仕事を頼んだ見る目のない自分を呪い、そして反省し(契約の大事な部分の確認と言語化)、できるだけ低姿勢のままナチュラルボーンから去るしかない。
そもそも彼、業界経験が長いせいで横のつながりが広い+噂好きなので、啖呵もきれないんだよなぁ。
思えば最初のミーティングで会った時や、メールでも違和感がずっとあった。
「物は言いようでしょうに」ってやり方を逆行する人。
でも実力者だから多少は仕方ないと思った。
「御社のような◎◎の会社と取引して、潰れたことがあるので云々」
「長話(クライアントの悪口)」
はい、そうなんですね、そうですね、はい、って聞いてたのが悪かったのか。
自分にもスキがあった。はじめてのおつきあいで下手に出すぎた。その人が作る成果物を尊敬していた。だからこっちも200%の対応をしたかった。
クリエイターとは所属は違うが、同じ成果物を作るために同じ目線でいたかった。
でもそれを創りあげられなかったのは100%ディレクターである自分が未熟だったからだ。だからナメられた。
タイトルでナチュラルボーンキチとか偉そうに言ってるが、前言撤回。
右脳派の人々をノセて、あげて、わかりやすくてテンションの上がる仕様書を提示し、気持よく仕事をしてもらい、それでいて実力以上のパフォーマンスを出してもらうのがディレクターの仕事だった。
結局ディレクターとしての器量が足りなかった。
親が真性キチガイで何とかまともになろうと努力してきたキチガイは含まれるのかな? 自分の言っていることが間違いならすぐ訂正しているのだが (※ただし、相手が自分の信じたいこ...