北米からはFacebook、Twitterなど誰もが知っているサービスが生まれる。
日本は?
1つのサービスで会社を上場まで持っていく企業が日本には極端に少ない。
日本と北米ではベンチャー企業を取り巻くエコシステムが根本的に違う。
「そんなの当たるわけがない」
これを幾度と無く言われる。
そのイノベーションの種に対して投資をするエンジェル及びベンチャーキャピタル(以下VC)が少ない。
そして更に。
投資を引き受けてくれたとしても極論何もしてくれない。
別にベンチャー企業側も何かをしてくれと他力本願なわけでは決して無い。
しかしそれにしても手放し状態だ。
例えば。
ベンチャー企業なんていうのは技術面を例にあげると大企業には勝てるわけもない。
ベンチャーにとっては全てが新しい。
ベンチャー側は出資を頂いた以上、更に高みを目指して精神をすり減らしながら学び、トライし、悩み、ゴールを模索する。
投資家は?
お金を出す。
ベンチャーに勝ちを見出したから買い物した、それだけの事象ではないだろうか?
日本ではお金を出した側が偉いという風潮があるように感じれる。
そんなことはないと言われても、そう感じられたら事実そうなのである。
お金。
それ以外に何を与えることが出来るか、ここが北米と日本では考え方が違うと感じる。
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更に掘り下げてしまうのでお時間に余裕のある方のみご一読下さい。
日本のエンジェルはドットコムバブルで富を得た人が多いイメージだ。
要するに日本のエンジェルは一線を退いて俯瞰している人が多い。
お金以上を求めたとしても業界トレンドは刻一刻めまぐるしいスピードで移り変わっている。
意味が無い。
あくまで全ての投資家を指しているわけでは決して無い。
そこはご容赦いただければ幸いです。