2012-03-01

経営者の側から見ても品格無きワタミ外道経営

http://anond.hatelabo.jp/20120223120545

http://anond.hatelabo.jp/20120223231335

の流れで出てきた

http://anond.hatelabo.jp/20120223231335

http://anond.hatelabo.jp/20120223231335

を読んだのだが、論点がズレているように感じた。

 

自演だと言う声があるが、複数の人がワタミ渡辺が豪華別荘に住みながら従業員を過労死で殺した事実に注目しているのは、動かしがたい事実

ワタミ渡邊側に対して「悲しい自演」と呼ぶなら、それはある意味で正しい指摘かもしれない。

 

それからワタミ豪華別荘の事実の指摘を「貧乏人の僻み」と言っている奴の年収が何億円なのかはオレには分からないが、

http://tinyurl.com/7s47nzb

こんな立派な別荘に住みながら従業員を過労死させたワタミ渡邊から見れば、庶民はみんな貧乏人だろうと思う。

貧乏人? それがどうした、というのが率直な感想だ。

貧乏人という言葉についてあえて書くなら、従業員の待遇改善させずに利益を貪ったワタミ渡邊こそ、他人に財産を与える心の余裕が無いという意味では、心が貧しい男だ。

 

過労死するまで違法アルバイトを働かせ、そのアルバイトから搾り取った利益で、豪華別荘に住む渡邊に同情するか、それとも、過労死するかもしれない環境で時給650円で働いてるアルバイト境遇共感するのか、どっちに共感するのかといえば、たいていの労働者は、過労死したアルバイト共感するだろう。

オレも後者共感する。

 

ただし、オレは、経営者労働者という二項対立的な考え方は採用しない。

なぜなら、ワタミ渡邊という男の経営や言動には問題がある、と考える経営者が少なく無いと思えるからだ。

 

資本主義市場競争の中で、労働衛生法などのルールを守り、正々堂々と競争を戦い、安全衛生に気を配り、従業員を一人も過労に追い込むことなく、同時に会社利益も上げ、その利益は別荘などに使わずに、まず労働者給料を上げ地元雇用を増やすことに使う。それでも会社経営を黒字にし続けることができる立派な、というか“あたりまえの経営”をやっている品格ある経営者から見ると、ワタミ渡邊のやっていることは外道。単なる開き直り、甘えに見える。

 

ワタミ会長経営者として無能から、従業員を過労死させたんだろう。

ルールを守れない経営者は、従業員の上に立つ資格が無い。

従業員はルールを守らない経営者の言うことなんか聞かない。

そんなこともわからないでどうして人の上に立てるのだろう。

ブログでいろいろと発言しているようだが、

経営ができない甘えた男ほど口数だけは多いものだ」

 

この言葉は、私が、ある経営者から直接聞いた言葉だ。

こういう良識ある経営者もいるということを、知ってほしい。

ワタミ渡邊は、自分に対して外道経営者と呼ぶ良識派経営者に対して「従業員から搾り取って過労死させて何が悪い、別荘作って住んで何が悪い」と主張し、良識ある経営者は「ワタミ経営品格が無い。経営者はやっていいことと悪いことがある。ワタミのやっていることは経営者として悪いこと」と主張する。

 

要するに、ワタミ別荘問題は、労働者ワタミという貧富の対立の問題と言うよりも、俗物経営者渡邊品格経営者との経営価値観の対立の問題だ。

 

良識ある経営者は、会社が儲かった利益は、優先して従業員に分配する。そして、従業員とその家族地域幸せにする。たくさんの人たちを、幸せにする。それが尊敬される立派な経営者。そういう経営者になりたいと志し、経営者になった人たちの多くは、従業員を幸せにして尊敬を勝ち取るということが人生目標だったわけだ。経営者は、従業員を幸せにしてなんぼの人生

 

から品格のある経営者の側から渡邊の姿を見ると、従業員を貧乏なままにさせ、過労死させ、従業員から搾り取った金で豪華な別荘を建て、自分ひとりだけ人生を楽しみ、そういう自分の貧しい心を自己弁護するような身勝手渡邊のような言動は、経営者としてもっとも恥じるべき卑しい行為に見えるし、人生目標を失った俗物男に見える。

 

ワタミ過労死問題にはいろんな意見があると思うが、品格の無い経営者共感し、品格のある経営者の主張には共感できないというご意見であれば、まさにそこに見解の相違点があると思う。

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