2024-10-05

アンパンマン歌詞が深いと言ってる奴らって「アンパンマンは君さ」の部分は無視するよな

そこについて考察するのを完全に放棄しがちだよな。

アンパンマンは君」っていう歌詞に対してやなせたかしが何を込めたのかを意識しない。

「いや、俺はアンパンマンじゃないんで」とその部分は済ませておきながら「かぁ~~~~何のために生まれて何をして生きるのか分からないまま終わる~~~~マジで深淵~~~~」とか言ってるの。

マジで恥ずかしいだろ。

お前さあ、自分アンパンマンじゃないと言っておきながら「かぁ~~~~時は早く過ぎる光る星は消える~~~~分かるわ~~~~」とか言ってるのな。

マジでなんなの?

つうかアンパンマンって何か本当に分かってるの?

どうせお前は昔絵本ビデオかで見た「空からつの星が落ちてきてどうたらこうたら、つまり地球外生命体なんだよね。クリプトン人やウルトラマンの亜種みたいなもんかな」ぐらいに思ってんだろ?

それはあくま物語の設定であってさ、それによって表現しようとした「ヒーローとはなにか?」という概念からはかけ離れた部分だから

換喩表現が行われたものに対して比喩表現の内容そのものに対してあーだこーだ抜かすような形で迷子になってる。

アンパンマン本質を知りたいなら後付の設定じゃなくて作者の過去作を見ろって話なんだよねつまり

大本は「戦後の貧しい世界パンを配るおじさん」だからね。

そして、「アンパンマンは君さ」という歌詞が本当に歌っているのはこっちなんだよ。

バイキンマンをぶっ飛ばす腕力とか、空を自由に飛び見回る飛行力じゃない、そういった強大な力を持たせることで実現させたかったのは何かってことなの?

まあ簡単に言えば「弱気を助ける」ってことだよね。

強気をくじく」って部分はそのための手段しかないのに、いつの間にかそっちにみんなフォーカスするようになってるけどさ、本当に大事なのはお腹が空いた人にパンを配る」って部分なのよ。

もう分かるよな?

アンパンマンは君さ」ってのは「お腹が空いている人にパンを配るような優しさ、それが君の心のなかにもあるはずだよ」ということを指してるんだよ。

ただのパン配りだったおじさんがなんで空を飛び回れたと思う?

それは空を飛び回りでもしなければ誰か一人の中に宿る優しさで皆を救うなんて出来ないっていう現実の厳しさを知っていたからだよ

やなせたかしはいからアンパンマンワールドという架空世界の中に引きこもって現実を救うのを諦めてしまったけど、それでも最初に救いたかったのは現実世界だったんだ。

戦後の貧しくてひもじい日々を救ってくれるヒーロー、それが心優しい空飛ぶパン配りおじさんだ。

勇気時間や余裕や力が足りないだけで、君だってもしも条件が揃えばきっと皆にパンを配って回れるような優しい人なんだぞ」って言いたいんだよ。

それを無視して「俺は頭アンパンじゃねーしwwwww」で終わらせるなよ。

お前だってアンパンマンなんだよ!

  • お前もアンパンマングミにしてやろうか

  • アンパンマンにそこまでの熱を保っている増田は何者?

  • 仇為すものあらばアンパンチという暴力で完膚なきまでに叩き潰すアンパンマン それが君なのだ

  • むしろ「アンパンマンは君さ」の方がおかしいんだよ やなせたかしの歌詞には「ぼく」「ぼくら」は頻出するが「君」はあまり出てこない。 「勇気の花がひらくとき」で「ぼくが空をと...

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