2020-10-29

推し人質

私は推し人質という言葉が嫌いだ。

お前がお前の都合で勝手推してるのに「人質」っていうの気持ち悪いなと思う。

でも、そう感じてしまう、そう表すしかないって時があった。

それを感じた私の話。

拙い文章だが、暇潰しにでも読んでもらいたい。

私の推しは某女性向けゲームアイドルだ。

推しグループ最初主人公からみて敵でリーダーを嫌う人もいる。しかし、主人公側と並び、看板とも言えるようなグループである

この時から「みんなが主役」なのに本編で特定キャラヘイトを向けるストーリー違和感を感じつつも、推しのそんなところも好きで、イベントストーリーなどを読んでいったりするうちにどんどんゲームにハマっていき、推しが大好きになった。

私がゲームにハマったのはそのゲームが3周年を迎えた辺りからで、そのときの状況を知らなかった。

その状況を知り始めたのは半年後くらいからで友人と一緒にライブに行ったあたりからだ。

ハマりたてだったので推しライブにいないことに不満を抱えつつも他のグループをみて、2次元の子たちが歌って踊ってる...と感動した。言葉に表しきれないほど楽しかった。

その後、「来年こそは推しがくるかな」ってワクワクしつつ、Twitter検索をした。

すると、推しグループ待遇について文句を言っているツイートをみつけた。気になって調べていくうちにどんどん、待遇の酷さを知った。

グループ箱でのイベントは他は3ヶ月に1度程度くるのに推しは1年に1度周期でくる。ハロウィンなどの大きなイベントはほぼなし。アルバム発売延期。そのアルバムジャケ写は月に1度の放送にて一瞬初公開された後日公式発表。初期からグループなのに途中から加わったグループライブを先に越される。などなど...調べれば調べるほど山ほどでてきた。

ここで「あっ、推し運営に愛されてないんだ」と思ってしまった。私はこんなにも大好きでいても稼げないから、という理由推し活躍させてあげられる場が少ないんだ、と感じてしまった。

イベントの数が少なくても高レア箱の数は多いんだからよくない?とかって意見も見かけた。過去イベントを遡ってみると確かにそうかもしれないが、過去じゃなくて今の話。

その時の推し待遇は本当に本当に酷かった。

そして、次のライブの出演グループが発表された。

そのライブは、それまでに出演していたグループにどんどん加えて新しいグループが追加されてく、という仕組みだった。

今度こそ!と思いワクワクしながらみた。

多分ここまで読めば察すると思うが、追加グループ推しグループ名は入っていなかった。

初期からいて、看板で、ゲーム内で大人気と言われてもライブはさせて貰えないんだ、と絶望し大泣きした。

ライブというのはそれほど重みをもったものだった。

「(推しグループ)は大トリから!」と言われた。推しグループの1人の髪の毛が長く、そこを再現するのが難しいからだ、とも言われた。

大トリ?ふざけるな。髪の毛?わかってる、わかってるけど推しの髪の毛のせいで推しライブに出させてもらえないと言われるのは、本当に苦しくてたまらなかった。

その辺の前か後かは覚えてないが、ほぼ1年周期のグループ箱のイベントがきた。

当時私は初のグループ箱イベで課金もしたし完凸もしたしそれなりの順位をとることができた。

だけど、検索しているうちに「今回(推しグループ)イベ、走りやすい」とか「(推しグループ)ファンが散々喚いてたのに全然じゃんw」とかという言葉を見つけた。

ゲーム内ではどれだけ人気でも、私の中ではナンバー1でも現実では母数の少ないグループ大人気ではないからそう見えてしまった。

人気なグループライブにも何度もでてイベントも何度もやって、季節のイベントも一通りこなしていた。それを見て「稼げるか稼げないかの違い」と言うものを実感してしまった。

そういうことが重なり、とても苦しかった。推し現実でも大人気にさせてあげられなかったせいで出番を与えることが出来ない。本当に本当に苦しくて辛くて何度もこのゲームをやめたいって思った。思ったが「運営は嫌いでも推しは大好き」でそれなりにお金も費やしてきたのにそれに見合う待遇をさせてあげられない。本当に悔しかったし悲しかった。

推し人質に取られている」

本当にそう思ってしまった。そう思ってしまった自分が恥ずかしかったし、気持ち悪かった。でもそう思うほか、なかった。

そのタイミングで大型アップデートが入った。

このグループの数でも手に負えてないのに、グループを2つ増やした。

意味がわからなかったし受け入れられなかった。

ストーリーを読めば受け入れられるかな。。。とも思った。

ダメだった。さらに嫌いになった。大型アップデート前に主人公というポジションにいたグループではなく新しく入ってきたグループ主人公という立場になっていた。

キャラは、既存キャラ暴力をふるったり、犯罪行為を働いたりめちゃくちゃなキャラだった。一気に嫌いになった。

それなのに、新キャラたちのゴリ押しは止まらイベントガチャも新キャラ多め、ラジオもある、新グループイベントでだけ補助のようなアイテムが沢山手に入る、ここ最近ではリモートライブをするなど。贔屓がすごい。新キャラage既存キャラsageがすごい。新キャラゴリ押し

あっこれだめだ。ってなり、少しゲームから離れる決意をした。完全にやめるではないけど少しだけ離れることができた。

だけど、推しイベントがきて一気に引き戻された。推しイベントは楽しかった。本当に。

恨みだらけじゃない楽しいゲームを思いだしてしまい、「やっぱり私はこのゲームからは離れられないんだ」と強く感じてしまい、推しが大好きだと改めて実感した。

相変わらずローテーションはクソだし、絵アドは落ちたし、大型アップデート前と比べてキャラ崩壊はするし、推しには言って欲しくなかった、性的表現を使われるわでなかなかに酷いところが多いゲームだが、これからも「推し人質」にとられてゲームをしていくしかないんだろうな、と感じた。

推し人質」という言葉は今でもこれからもずっと嫌いだ。

嫌いだが、そう言わざるをえないほど酷い状況を作り出す運営側に大きな問題があると思う。

別のゲームもしているが、そこの運営もなかなかに酷くてたまに「推し人質」という言葉を聞くことがある。

推し人質」と言わざるを得ない状況を作り出す運営側には非常に問題があると思う。

本当に、色々と、全てを見直して欲しい。

いくら推し人質」でも、ファンは離れていきます

ここまでしょうもない拙い文章を読んでくださってありがとうございました。

  • 架空のナニかに気を狂わせるなんて、ホンマしょうもないなあ フツーに、実在の人間に恋して結婚して子供うんで育ててろや

    • 普通ってなんでしょうかね 結婚することが幸せな人も、苦しみながらも推しを愛することが幸せな人もいるんですよ。 理解されなくても結構です

    • 昨今珍しい考え方を持つお前マイノリティ、でもそんなお前が嫌いじゃない。

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