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はてなキーワード: 首長とは

2024-02-26

メガテンで仲魔やペルソナになる実在した人物

カエサル

古代ローマ政治家ガイウス・ユリウス・カエサル

カンセイテイクン

三国志劉備に遣えた武将関羽呼び名「関聖帝君」。

キャプテン・キッド

17世紀活躍した海賊船船長ウィリアム・キッド

ゴエモン

安土桃山時代盗賊首長あった石川五右衛門

ジャンヌ・ダルク

15世紀フランス軍勝利に導いた軍人聖人

セレスティーヌ

オペラカルメン』でカルメンを演じた女優

テンカイ

徳川家康の側近でもあった南光坊天海

トキサダ

島原の乱総大将であった天草四郎本名益田時貞

ハヤタロウ

長野の光前寺で飼われてた犬。

マサカド

平安時代関東豪族平将門

ミチザネ

平安時代貴族菅原道真

ヨシツネ

平安末期の武将源義経

リョウオウ

6世紀中国北斉の高長恭という人物称号蘭陵王」または「羅陵王」。

実在微妙

キントキドウジ

金太郎名前で有名な坂田金時のこと。実在は疑わしい。

ジャック・リパー

19世紀ロンドンを賑わせた連続殺人犯通称切り裂きジャック」。犯人が誰かわかってないので妄想、あるいは怨念産物ということになってる。

トモエ

平安末期の女武将。後世の創作実在しないと言われる。

ヒミコ

邪馬台国女王魏志倭人伝記載があるので実在したとされるが、肝心の日本でまだ証拠が見つかっていないため実在しなかったとも。

ハンナ

歴史上唯一の女性教皇創作と考えられている。

番外編

タトゥーマン

ヤ○ザ

フーリガン

サッカーで暴れる観客

2024-02-21

anond:20240221090633

鬱屈した弱男っぽさがすごい文章しか引用されてないから、嘲笑対象としての面白しか見いだせないんだけど、読ませる文章とか興味深い首長とかもしてたの?

2024-01-21

anond:20240120230915

ご苦労様。

自治体同士は、災害時の支援協定などが地域防災計画に明記されていることが多いか

増田みたいに派遣されたり、という活動は、特に四の五の考えるまでもなく、自動的に動き始めることができる。

一方、社協はどうなんだろうね。社協ネットワークはやっぱり期待されるべきだろうかね。

今後の雪や寒さ、土砂崩れなども心配だし、

避難所集約や二次避難学校再開

集団移転をすべきなのか、

問題も山積で、自治体は本当にキャパオーバー

地元社協もとてもとても。

例えば、福井富山岐阜など近隣県の

社協が、被災自治体ごとに入るとか

なんとかならないのだろうか。

本来は、こういう起こるべき事態を想定して、地域防災計画に事前に災害対応と復旧のシナリオが描かれてないといけない。

その場で答えを考えようとする余裕は、発災直後の現場リーダー行政職員にはないと考えるべきで、

その前提で、いざというとき自動的に決まったことを運用できるよう、ありとあらゆる判断基準を決めておくことが本当は計画で一番大切だった。

いざというとき現場判断にかける負担を少しでも減らすのが計画というもの本質から

まるで老々介護だし、このままで持つとは思えない。

事前にこんなことがわかっていれば、何をやったかを考えると、、

例えば、保健師介護士の派遣とか、そのテーマで考えてみても、

孤立した地域に踏み止まっている老健施設老人福祉施設に一人や二人派遣してもほとんど力にならず、意味ないってわかる。チームを派遣する余裕もない。

支援によってベーシックニーズを満たすという優先目標が達成できるかどうかを先に考えるべき。

神戸行政の方々が、能登現実をみて、都市型の集中管理型が通用しないといって、くじけてしまった、というのはわかるんだけど、

でもだからといって「送る」「派遣」型の支援は無理ありすぎじゃないか

やっぱり山古志式の全村民避難三宅島全島民避難のやり方が安全だし、時間や人のリソースをきちんと生かせる。

一般ボラ立場からみても、支援したい人が陸の孤島と化している能登の奥のほうにいけない、という状況を打開するには、支援されるべき人を連れてくるほうがまし。

地域コミュニティごと、施設ごと、まるごとその単位で連れてくる、ということを最初から地域防災計画に予定しておいて、

平素から地域住民コミュニケーションをとっておく、ということになるんだろう。

ただ、かつての山古志式のリーダーシップは、平成の大合併前の小さな自治体首長地域住民と顔の見える関係を築いていたからできた、ということも改めて思う。

からこそ国は市という今となっては大きくなりすぎた行政単位でなく、地区防災計画という形での防災も平行して進めてきたところだったが、北陸では果たしてどうだったか

追記

被災者に寄り添う支援であるべきだ、という意見トラバであった。ただ、その支援によってベーシックヒューマンニーズが満たされないなら、そうあるべきだという理想にうっとりしたいだけの単なる自己満足じゃないかい?

→嫌味な言い方だったかもしれないが、そうも言いたくなる。

https://anond.hatelabo.jp/20240121103729

eternal_reflection なんと言うか国家公務員的な意見だなぁって。計画集団避難記載して平時コンセンサスを得るってのもかなり理想論だと思う。結局そこで集落と調整する事をやらない人の意見だよね。人間相手から難しいんだよ…

というブコメもあった。そうだね。頭でっかちだとは思ってるよ。

高齢者の2次避難は実際のところ、実は解決のしやすタスクの部類。もっと難しいのは生計もつ世代生活者地域人間関係社会的にも経済的にもより強い世代

高齢者生計の切断を無視してでも対処しうるけれども、働く世代はそうはいかない。例えば、地元取引先があるのに、それを差し置いて自分だけ避難できない、といって車中避難を続ける被災者の言葉を紹介するニュースを目にしたとする。イメージとしては漁港の箱詰工場のひとだとか、除雪作業員でもなんでもいいんだけど、自分が逃げたら他の関係する取引先に影響を及ぼしたり、地域の状況がより悪化したりするひとってたくさんいるよね。

そのとき、じゃあ事前にどうすべきだったかを考えられるかというと、なかなか答えは浮かんでこない。

2024-01-08

まったく最高ではない

anond:20240108200629

なんの指標からみた評価なんだ。そんなものはすぐに確定することはない。

 ところで、うまくいっているかいっていないかという点で言えばうまく行っていないが、それは悪意ではないし、なんと大半は無能でもないだろう。

今回は地震後の地形的制約があまりにも強烈すぎる。

おそらく大半の基礎自治体はほぼ全力で対応しているし、横紙破りを連発してでもできることをやっているのは見えている。

ただ、悲しいことに広域自治体たる県は手順通りの最善を尽くしている範囲にとどまってて、もしすぐに改善できる余地があるとしたらここ。

地区ごとの状況を完全に取りまとめて、ルート等もまとめて指示する機能を、あきらかに県は確立できていない。よくここら辺で「国が」みたいな話でてくるけど、これは割ととんでもないことを言っていて、特に県内に集中している問題広域自治体ではなくまず国がみたいなの、行政機能観点から言っても、根本的に「天が力を振るう」類の幻想


県内広域での問題対処すべきなのは当然県だし、もっというなら、なにができなくてなにを外に頼むかは広域自治体たる県しか決められない。

今回だと、明らかに想定以上の状況不明地域がでてしまっているため、最速で幹線から支線へのルートを啓開しながら状況収集をしつつ、支援ルート確立していく為の指示を各支援体に適切に出さなければいけない。だがこれは地理的要因を熟知している人員が行ったほうが圧倒的に良いし、その為には(想定外から)どこから人員を剥がさないといけないわけで、そこで何かの部門一時的に閉鎖したりなにかを中止する判断をしつつ、別の広域自治体後方支援後方支援を大規模に依頼する必要がある。別の言い方をすると自分達の機能他者にどれだけ渡すかを決めると言うこと。

これは誰がするかというと広域自治体首長であって、他の誰もできないので、選ばれた首長がそういう判断を下せるかどうかが今回覿面に効いているのかもしれない。

あとやっぱりやることが圧倒的に多い都がそれ故職員の層が圧倒的に厚く、そういう首長以外責任を被れない判断が要る案件ちゃんと上げられるか自体も差は出てしまう。これは自治体能力問題であって、かつ分権構造をみんな(国民)が意識しているかという問題でもある。



で、この、いわゆる司令塔仕事が完全にうまく行っているとは言いがたい。

そうなると、この地域はこの部隊にお願いします、以上の指示がだせない状況下では、ルート策定から輸送内容の調整まで支援体側でやることになるし、その場合はここで得られた情報が他から得られたのとすぐにマージできない。現状、担当地域の指示はしているし、そこでの展開に関してはそれぞれが頑張っているけど、どうも連携(とくに啓開したルートをすぐに利用して別機能派遣し、人員輸送物資輸送が先か緊急補修工事が先かを判断して、いずれにしろ最終的に緊急工事がどれだけ必要かを把握するところまでの一連)まで手が回ってない。

ここら辺が上手く処理できる様になればおそらくは移動経路がー区間開く度に展開可能支援規模も倍々で増やせるんだけど。とはいえ地域を熟知している人員は生えてこないし、外から連れてきてもよほど訓練を積んでいなければ習熟にしばらく掛かるので、すぐに解決するのは難しいし、その時間問題がどんどん悪化するから、あまり良い見通しがないのは実はもうわかっているけどどうしようもない。非常に辛い。

2024-01-06

anond:20240105145424

首長と仲のいい「地方の名士」がたくさんいるんだろうねー

2023-12-27

anond:20231227214324

名目上の首長権限は強いけど、首長独自政策をやろうとしても議会抵抗でうまくいかないってことが全国で起きてる。特に自民首長議会多数派自民会派対立が激しくて揉め事が起こりすぎ。首長になりたいなら議会会派も味方につける or 首長政党を作って議会選挙に勝って首長会派を作る ってまで野望を持つ人でないと。その点、維新はすごかった。

2023-12-18

anond:20231218085004

フェイ

1992年 虹の彼方へ テレビ神奈川ミュージックトマトJAPANテーマソング

星になれたら テレビ神奈川ミュージックトマトJAPANテーマソング

1993年 君の事以外は何も考えられない 矢崎総業CMソング

虹の彼方へ OVA湘南爆走族9 俺とお前のGOOD LUCK!』主題歌

Replay 江崎グリコポッキーCMソング

CROSS ROAD 日本テレビドラマ同窓会主題歌

1994年 innocent world 日本コカ・コーラアクエリアス ネオ/アクエリアス イオシスCMソング

Tomorrow never knows フジテレビ系水曜劇場若者のすべて主題歌

星になれたら フジテレビ系水曜劇場若者のすべて挿入歌

1995年es】 〜Theme of es東宝配給映画『【esMr.Children in FILM』主題歌

「'95 角川文庫の名作100」CMソング

1996年 名もなき詩 フジテレビ月9ドラマピュア主題歌

抱きしめたい フジテレビ月9ドラマピュア最終回挿入歌

また会えるかな 日産自動車ブルーバードCMソング

1997年 Everything (It's you) 日本テレビドラマ恋のバカンス主題歌

1998年 ニシエヒガシエ フジテレビドラマきらきらひかる主題歌

終わりなき旅 フジテレビドラマ殴る女主題歌

1999年 I'LL BE ブリストル・マイヤーズ スクイブSEA BREEZECMソング

ニシエヒガシエ フジテレビスペシャルドラマきらきらひかる2』主題歌

2000年 フジテレビスペシャルドラマきらきらひかる3』主題歌

NOT FOUND フジテレビ月9ドラマバスストップ』主題歌

2001年 Everything is made from a dream BIGLOBEMr.Children AlternativeCMソング

優しい歌 アサヒ飲料WONDACMソング

youthful days フジテレビ月9ドラマアンティーク西洋骨董洋菓子店〜』主題歌

君が好き フジテレビ月9ドラマアンティーク西洋骨董洋菓子店〜』挿入歌

2002年 蘇生 アサヒ飲料WONDACMソング

Any NTTドコモNTT DoCoMo Group 10th AnniversaryキャンペーンCMソング

HERO

2003年 名もなき詩 大王製紙エリエールCMソング

Drawing 日本テレビドラマ幸福の王子主題歌

くるみ NTTドコモCMソング

2004年 NTTドコモ東北CMソング

PADDLE NTTドコモFOMA 900iシリーズCMソング

Sign TBS日曜劇場オレンジデイズ主題歌

タガタメ 日清食品カップヌードル "NO BORDER"」CMソング

2005年 愛・地球博「国際赤十字赤新月パビリオンイメージソング

未来 大塚製薬ポカリスエットCMソング

and I love you 日清食品カップヌードル "NO BORDER"」CMソング

ヨーイドン フジテレビ教養番組ポンキッキーズエンディングテーマ

フジテレビ教養番組ガチャガチャポン!』オープニングテーマ

ランニングハイ 東映配給映画フライ,ダディ,フライ主題歌

2006年 僕らの音 日清食品カップヌードル "NO BORDER"」CMソング

箒星 トヨタ自動車「トビラを開けよう」キャンペーンCMソング

しるし 日本テレビ系水曜ドラマ14才の母主題歌

2007年 くるみ -for the Film- 幸福な食卓 松竹配給映画幸福な食卓主題歌

フェイ東宝配給映画どろろ主題歌

彩り オリンパスデジタル一眼レフカメラ E-410 E-510CMソング

旅立ちの唄 東宝配給映画恋空主題歌

NTT東日本CMソング

いつでも微笑みを 損害保険ジャパンCMソング

2008年 少年 NHKドラマ8『バッテリー主題歌

GIFT NHK北京オリンピックパラリンピック放送テーマソング

HANABI フジテレビドラマコード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-主題歌

花の匂い 東宝配給映画私は貝になりたい主題歌

2009年 HANABI フジテレビドラマコード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 新春スペシャル主題歌

風と星とメビウスの輪 フジテレビドラマコード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 新春スペシャル挿入歌

fanfare 東映アニメ映画ONE PIECE FILM STRONG WORLD主題歌

365日 NTT東日本NTT西日本CFタイアップソング

2010年 HANABI フジテレビ月9ドラマコード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 2nd season』主題歌

フジテレビ月9ドラマコード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 2nd season』最終回挿入歌

2011年 蘇生 BBC EARTH製作映画ライフ -いのちをつなぐ物語-』主題歌

2012年 祈り 〜涙の軌道 東宝配給映画僕等がいた 前篇』主題歌

pieces 東宝配給映画僕等がいた 後篇』主題歌

GIFT 資生堂「MAQuillAGE」CMソング

Sign 住友生命保険CMソング

Happy Song フジテレビ情報番組めざましテレビテーマソング

youthful days キリンビバレッジ大人キリンレモンCMソング

hypnosis 日本テレビ系水曜ドラマトッカン -特別国税徴収官-主題歌

Marshmallow day 資生堂「MAQuillAGE」CMソング

常套句 フジテレビドラマ『遅咲きのヒマワリ 〜ボクの人生リニューアル〜』主題歌

2013年 REM 東宝配給映画リアル ~完全なる首長竜の日~』主題歌

2014年 放たれる 東宝配給映画青天の霹靂主題歌

足音 〜Be Strong フジテレビ月9ドラマ信長協奏曲主題歌

Melody コーセーエスプリーク」CMソング

2015年 fantasy BMW「2シリーズ アクティブアラー/2シリーズ グランアラーCMソング

進化論 日本テレビ情報番組NEWS ZEROテーマソング

運命 カルピスカルピスウォーター」CMソング

街の風景 住友生命保険ヤングジャパンアクション2015活動」篇CMソング

Starting Over 東宝配給映画バケモノの子主題歌

また会えるかな テレビ朝日バラエティ番組あいつ今何してる?』オープニングテーマ

2016年 足音 〜Be Strong 東宝配給映画信長協奏曲主題歌

ヒカリノアトリエ NHK連続テレビ小説べっぴんさん主題歌

2017年

蘇生 花王アタック」30周年キャンペーン「30歳の挑戦者たち」CMソング

himawari 東宝配給映画君の膵臓をたべたい主題歌

HANABI フジテレビ月9ドラマコード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』主題歌

君がいた夏 NTTドコモNTT docomo group × Mr.Children 25th Anniversary キャンペーンコラボCMソング

365日

花 -Mémento-Mori-

未発表曲DEMO[注釈 15]

抱きしめたい NTTドコモ dヒッツ「娘の帰り篇」CMソング

2018年 here comes my love フジテレビ木曜劇場『隣の家族は青く見える』主題歌

HANABI 東宝配給映画劇場コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-主題歌

SINGLES テレビ朝日木曜ドラマハゲタカ主題歌

2020年 Birthday 東宝配給映画ドラえもん のび太の新恐竜主題歌

君と重ねたモノローグ

The song of praise 日本テレビ情報番組ZIP!テーマソング

others キリンビール麒麟特製ストロング」「麒麟特製レモンサワーCMソング

turn over? TBS系火曜ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり主題歌

Brand new planet カンテレフジテレビ系火9ドラマ『姉ちゃん恋人主題歌

2021年 others キリンビール麒麟特製レモンサワー」「麒麟特製辛口こだわりサワーCMソング

CROSS ROAD 東宝配給映画夏への扉 -キミのいる未来へ-』挿入歌

2022年 others キリンビール麒麟特製レモンサワー」「麒麟特製 酎ハイボール」CMソング

永遠 Netflix映画『桜のような僕の恋人主題歌

生きろ 東宝配給映画キングダム2 遥かなる大地へ』主題歌

GIFT キリンビール麒麟特製 豊潤レモンサワーCMソング

2023年 others キリンビール麒麟特製レモンサワーCMソング

2023-12-16

教育委員会最後に取り組んだ課題 <其の五>


(前part)

https://anond.hatelabo.jp/20231216182406

6.社会教育課の放逐

このトピック最後である。そんな不愉快出来事が、私が指導課長として勤めていた三年間ずっと続いた。多い時だと、週に二度も三度も、人間としてあまりレベルが低い言動を間近で見ることになった。これなら中学生の方がまだマシだと思えるほどの。

三年目のことだった。腹に据えかねた私は、教育長教育局長も交えての会議の折に、別件として提案したのだ。「社会教育課を本庁部局移管できませんか?」と。2人とも賛成のようだった。だが、案の方は当然ながら私の方で考え、提示する必要があった。

次の人事異動を見据えると、部局レベルの人事案は秋までに固まる。それまでになんとかする必要があった。時間の合間を縫って、休日にも出勤して、社会教育課を教委事務局から出すための方策を考えた。

本来、こんなことをしている時間はない。本当にやらないといけない教育行政上課題はいくつもあった。学校の統廃合案を考える必要があったし、文科省に上申すべき学校教育の新制度のこともあった。

そんな中、校内暴力という至急の案件が生じた。特に時間を食わされた。

あれは秋頃だった。全校集会の際、体育館の中で男子生徒同士が喧嘩になった。片方はいわゆる不良タイプで、もう片方は学級委員を務めるなど真面目な子だった。

後者の子が、整列の仕方や身だしなみについて注意をしたところ、不良タイプの方が激高してしまい、取っ組み合いとなった。そして、顔を蹴って下顎を骨折させたという。その場で教師が止めに入り、ケガをした子は病院に運ばれ、不良の方は別室に隔離して事情聴取をしたという。

ただ、そのケガをした子の父親が、「どうして警察を呼ばなかったのか?」と教委事務局の窓口に苦情を申し立てた。窓口で話を聞いた一職員対応できるはずもなく、私を含めた指導課の数人で親御さんから話を聞くことになった。

相手方の主張は以下のようなものだった。

・うちの子被害を受けた。絶対に再発させないでほしい

・校内暴力について、学校として警察通報する基準を教えていただきたい

・再発防止策を教えてほしい

・納得できなければ警察被害届を出す

親後さんの主張は尤もだった。私はこの手の問題対処したことがある。この案件においても、誠意によって説明した。私個人手帳メモが残っている。

「この度はこのようなことになって申し訳ない。お子さんには全力でフォローします」

「どうして警察を呼ばなかったの? 傷害事件なのに」

教育活動の一環だからです。なぜ暴力という罪を犯してしまったのか、保護司スクールカウンセラーなども交えて加害生徒と話し合い、正しい方向に導くことが第一です」

「でも、犯罪ですよね。公務員には通報する義務があるんじゃ?」

警察というのは、犯罪捜査するための組織です。学校内でのことは、犯罪以前の段階であると考えます。まずは学校が、教育者という立場解決に当たるのが本来の姿です。T区の警察の方とも、過去にそのような認識を共有しています

「じゃあ、私が校内暴力を見たら警察を呼んでいいの」

「呼んでいただいてもかまいません。ただ、家庭裁判所への送致必要な、いわゆる少年審判によらねば収まらない案件でない限りは、警察教育現場に介入しません。私たち解決を委ねます経験上はそうです。当方しましても、警察への通報というのは、学校教育理念に基づいた人間教育を怠ることだと考えます暴力という結果だけで法律適用し、犯罪事件として生徒が裁かれることがあってはなりません。2人とも、当校の生徒なんです」

「今後うちの子は、加害者はどうなる?」

絶対に、以後このようなことがないよう、加害児童への指導を徹底します。お約束します。お子さんには誠心誠意、教育専門職による面談フォローします」

絶対に、再発だけはさせないでよ」

お約束します」

※ここで親御さんが退席

要約こそしたものの、この話し合いは午後八時~十時に及んだ。

お約束します」と言ったが、むろん約束などできない。だが、ああ言わねばならなかった。教育者としての、教師としての『矜持』の問題である

上の話し合いだけではなく、それに付随する学校への聞き取りや報告用の記録作成など、業務は多岐に及んでいた。事件から三週間が経つ頃には時間外勤務から解放された。あのような月日は久々だった。トラブル対応に心は踊って燃え上がるが、残念ながらこの齢になると身体がついていかない……。

しかし得られた成果もあった。社会教育課を放逐することについての気づきを得られた。事件である事件性があれば本庁人事部局も動く。それこそ、新聞沙汰やニュース報道されるほどのリスクがあると人事部局が認識すれば、事は進むに違いないと感じた。一般的に、社会教育というのは教育委員会にあるべき事務分掌である。覆そうと思えば大きな何かが必要になる。

それから時間は経ったが、二方向からアプローチを採ることで教委内の意思形成が図られた。一応は、社会教育課にも本庁移管について話を通した。本庁の人事部局にこのような提案をしようとしていることを社会教育課長協議したところ、「それで問題ない。私も基本的には賛成である。ほかの課を観察していても、ウチの課は異常である。残念なことだが……今の構造では、なにをしようが変わらない」という答えがあった。個人的な範囲であれば、協力もしてもらえるという。

アプローチ1】

これまでの社会教育課の問題行動およそ30点ほどを報告にまとめる。趣旨は「教委事務局というのは、良くも悪くも縛りや監視が少ない。社会教育課を管理統制の取れた本庁に移すことで問題の芽を摘むべき」

アプローチ2】

全国の自治体の例を調べたところ、社会教育に関する業務首長部局移管している例が見られた。学校教育以外の教育活動については、市長の指揮の元、自治体が一体として取り組むべき~という観点から全国的トレンドになりつつあるようだった。社会教育課長から応援もあり、こちらの方向をメインに据えた。

残念ながら、私が教委から異動して学校現場に戻る方が早かった。それから一年後、社会教育課は今時風の部署名になって市長部局移管された。

望みが叶った。教委事務局にとっても、本庁にとってもこの方がよかったに違いない。それから何度か、本庁に寄って元社会教育課を眺めたことがある。心なしか、以前に比べると雰囲気が違った。いい意味でピリッとしていた。

周囲の監視の目があると違うということか。教委事務局庁舎には、あまり多くの人が来ることはなかった。職員が伸び伸びとすることができるが、反面やりたい放題ということでもある。



相当の文量になった。これを書くのに丸一日かけている。始めは、この記事を書こうか否か迷っていた。当方は、40代の頃からはてなブログサービスを利用しているけれども、このような内容は個人ブログで書けるものではない。書くとしたら、このはてな匿名ダイアリーしかなかった。

気分を害された人もおられただろう。申し訳ない。その場合は、容赦なくコメントにて叱責をお願いする所存である。ここまでお読みいただき感謝する。

2023-12-12

DokiDoki!焚書げ~む

俺が間違いと思った本は出版すべきではない、という発言が多かったので思いついた。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/querie.me/answer/ST8s9I6rozezVXc5z41p?timestamp=1702007027

以下の本のうち、自分出版社の社長だったら出版しない本は焚書の「フ」

批判に負けず出版するよ、という本は出版の「ハ」で答えてね。

10冊とも出版しないなら「フフフフフフフフフフ」

最初の5冊出版しない、後の5冊出版するなら「フフフフフハハハハハ」

なお、該当箇所だけ直して出版して、は著者が「そこも含めて私の意見なので直すくらいなら出版しない」と言われました。

では問題です。

1.コロナワクチンを接種すると重篤副作用後遺症が出るため

ワクチンを打つべきではない、とした「NoワクチンNoダメージ

ワクチンに対する誤解を招くとして一部の医師たちから出版禁止を求められた。

2.激辛食を食べると健康になれるとして、超激辛レシピを多数掲載した本「辛いものだけあればいい」

カプサイシン胃腸消化器官ダメージを与える可能性が高く、

胃腸が弱い人が真似をすると健康被害が起きるとして一部の医師たちから出版禁止を求められた。

3.ある政治家暗殺された。犯人はその場で逮捕されたが、後に手記「潰された蟻」を執筆

その中で「その政治家献金していた製造業パワハラが横行し、自分の父は自死した。父の訴えをその政治家がもみ消した」と記載

→遺族が献金事実だがそういったことはしていないし故人の名誉を著しく既存するので出版すべきでないと出版社に抗議した。

4.ある女性政治家与党要職となり初の自伝「愛こそすべて」を出版することになった。

→そんなとき、ある男性が「私が選挙スタッフだったとき彼女からセクハラを受けた。トラウマが蘇るので出版を止めてほしい」と記者発表をした。

彼の発言根拠はないが、もう1名同様の証言をする男性が現れた。

5.辛口評論家都内飲食店評価するグルメガイド「神のサービス悪魔サービス」を出版した。

その中である飲食店に対し「この店のサービスは最悪だった、店員から酷い扱いを受けた。高いだけで行く価値はない」といった表記があった。

→その飲食店の店主が「評論家が来店した日のスタッフに聞いたがそんなことはなかったと言っていた。既にSNSでの発言から集客に影響が出ている」として出版停止を求めた。

6.ある女性タレントが匿名首長からセクハラを受けたという暴露本温泉が好きだっただけなのに」を出版した。本の中で名前は出していないが明らかに特定可能情報掲載されていた。

首長が「事実無根であり、来年選挙への影響が大きい。法的措置を取るつもりである。」と発言。実際に名誉毀損で告訴した。

7.あるジャーナリストヴィーガンによる美術館での展示品破壊道路の封鎖と言った過激犯罪をまとめた「肉食は悪なのか」を出版

ヴィーガン団体が「一部の過激派を取り上げて全体の印象を悪くしている」として出版停止を求めた。

8.あるジャーナリスト特定野党による首相ヒトラーとなぞらえたポスター掲示

首相を模したマスクを車で轢くようなデモ活動に参加していたことを列挙した「革命後夜」を出版した。

特定野党が「一部の過激企画切り貼りして全体の印象を悪くしている」として出版停止を求めた。

9.10フォロワーを持つSNSインフルエンサーが、SNS上のフェミニスト日本人男性精神が幼い、知性が低い、差別的であると言った発言をまとめた「日本を駄目にするフェミニスト10人」を発行。

→該当するアカウントフェミニスト団体より「勝手自分発言を捻じ曲げられて記載されている。許しがたい」として出版停止を求めた。

10.10フォロワーを持つSNSインフルエンサーが、政治家差別発言をまとめた「日本を駄目にする政治家10人」を発行。その中で各政治家のことを「ブサイクだったか性格ねじ曲がった」「ハゲ死ね」といった一般的には許容されない罵倒も書かれていた。

→取り上げられた一部の政治家より「発言したこと事実だが、個人的風貌揶揄する記載名誉毀損である取り巻きフォロワーから迷惑電話毎日来ているため、家族も耐えられない。」として出版停止を求めた。

教育委員会最後に取り組んだ課題 <其の一>


約三ヶ月前、社会人生活区切りをつけた。当方は、はてなユーザーの中でも高齢である一般的な定年はとうに過ぎている。社会人として40年以上生きてきて、得られた知見といえば……大したものはない。

ただ、今回どうしても書き綴ってみたいことがあり、筆をしたためることにした。書式については、ほかの増田の方に合わせるものとする。難しい漢字も、できる限り平仮名とする。

このエントリは長い。ゆっくり読んでいただけるとありがたい。

書き上げたのは本日12/12だが、推敲関係で五回に分けて投稿する。土曜日には終わるだろう。

私の教員としてのキャリアは、都内にある中学校から始まった。大学を出てすぐだった。今思えば懐かしいが、あの時代に戻れたとしても今の方がいい。時代は進んでいる。

あの当時はアナログだった。電話はあるが、パーク保留(1機で複数保留ができる)といった機能はないし、パソコン事務所に1台あるかないかだった。各学校コピー機はあったが、今と違ってコピーされた物のコピーは悪手だった。印刷すればするほど色が薄くなる。濃淡調整機能などあるはずもなく。

学童についても、今に比べれば悪ガキがたくさんいた。今の子どもに比べると、暴言暴力が明らかに多い。「人は教育を受けることで初めて人間になる」というのは、初等教育学のテキストにある基本的な考え方である

さて、昔ではなく今の時代を観ていたいのだが、心がどうしても時代を遡ろうとする。この日記表現したいことは、今から約十年前の出来事である。この度日記にまとめたのは、教委事務局に勤めていた時に最後に取り組んだ仕事ひとつである。残念ながら、教育のものに関することではない。※当時の関係者は全員退職している。

要約すると、某地方自治体にある教育委員会の中に社会教育課というのがあった。その部署というのが、区役所の中のいわゆる問題のある職員が集まるところだった。区内の教員指導する部門の長をしていた頃の私は、すぐ近くで醜い言い争いや、低次元行為がなされているのを幾度となく目の当たりにした。

彼ら彼女らの言動には、ほかの教委職員も腹に据えかねていた。そして、ある年を境として、何度も本庁と協議交渉を重ねた結果、教育委員会という組織から社会教育課を放逐することができた。

本当に苛々とした日々だった。その分、悲願が叶ったと知った時の喜びは至高だった。今でも解放感が脳裏に蘇ってくる。

これから私が話すことは、人によっては相当厳しい。負の次元に堕ちた地方公務員の姿を垣間見ることになる。それでもよければ、読み進めていただきたい。

私はもう経済社会を完全に引退している。書き綴る出来事もだいぶ前のことだから、元いた組織迷惑にはならないだろう。何かあった場合は、私が責任を取る所存だ。

トピックについては、1.から6.まで用意している。具体的な職員エピソードは2.~5.である。6.において、社会教育課との決着について書かせてもらう。



1. 一部署としての教委事務局社会教育

教育委員会(≒教委事務局。教委。以後は同じ意味として扱う)とはどんな組織か? というと、早い話が地方自治体学校教育に関する意思決定事務企画・調整・一般的管理行為)を行う組織である

地方自治法昭和22年法律第67号)

第180条の8 教育委員会は、別に法律の定めるところにより、学校その他の教育機関を管理し、学校組織編制、教育課程、教科書その他の教材の取扱及び教育職員身分取扱に関する事務を行い、並びに社会教育その他教育学術及び文化に関する事務管理し及びこれを執行する。



教育長が責任者となって所掌事務教育改革・首長への提言その他を総理し、教育委員が集まる会議議会のようなもの)で可決された教育内容が自治体内の学校において実施される。

かつての戦争の折、行政暴走行為によって学校教育が歪められてしまった経緯がある。地方行政主体から教育機能を切り離して、教育活動全般に関する権限を有する行政委員会としての役割を与えた。

実際のところは、市区町村本庁舎の一部を間借りしている教委が大半である役所の中に多くある部署ひとつとして位置付いている。

なお、本舞台の教委については、自前の事務所を有している。

市区町村場合人員配置例を以下に示す。

教育長)…都道府県教委が教員出身者の中から有望者を選定

      (地域が推薦する場合もあり)

教育委員)…市区町村地元有識者功労者を推薦する

指導課)…都道府県教委が教員の中から査定者を人事異動させる

学事課)…指導課のような教職員出身者と市区町村職員による合同チーム

社会教育課)…上に同じだが、教員出身者がいないこともある

文化芸術課)…〃

(総務課その他)…ほとんど市区町村の一部署と変わらない

学童クラブや児サポ)…教委が有望者の中から採用・選定をして運営

 ※以上、部署名などはできる限り一般的名称使用した

そういうわけで、私の場合上記でいうところの指導課(各学校指導方針を所管)や学事課(学校事務を所管)に籍を置いていた。あれは、新卒教育現場に配属になって十年少々だったか。ある年の人事異動で、そろそろ別の学校に異動になるかと考えていたところ、教委事務局への配属を告げられた。

それから数十年、学校現場に戻ったのは二度だけだ。一度目は中学校教頭として、二度目は校長として。その前後にも、私はやはり教委に籍を置いていて、より高い視座から教育活動のあり方を見直すことや、新しい学校を作る、あるいは廃止するといった仕事に取り組んだ。

最後課長職員としてキャリアを終えた。その後は、いわゆる名誉職といった扱いの教育仕事に数年だけ取り組んで、先日正式にこの仕事から引退した。

タイトルにある出来事は、社会人生活の中でも相当後半にあたる。都内にある中学校教頭としての務めを果たした後、ある年の人事異動で教委事務局課長職として配置された頃の話である。期間としては三年間だ。

教委事務局の中でも、ほぼ真ん中あたりの奥側に指導課長である私の席があった。「ようやくここまで来たか」と思いつつ、課員全員が見渡せるデスク腰掛けようとした時だった。言い争う声が聞こえるではないか。何時かは忘れたが、おそらく正午前だった。

社会教育課の事務スペースで、複数職員が言い争いをしていた。若い子と、中年ほどの男性女性職員だった。どういう構図かは全く覚えていないが、低い次元の話をしているのはすぐにわかった。公務員以前に、社会人として使うべきではない語彙や、極めて高圧的な物言いが見て取れた。

話し合い(口論)を少しばかり眺めていたが、最後男性職員女性職員から詰問を受け、ちょうどかかってきた電話を取る形で逃げて終わった。若い職員は、舌打ちをしてその場を後にしつつ、コピー機が設置してある台を蹴っ飛ばし事務室を出て行った。

『なんだ、こいつらは?』

心の中でそう思った。これまで配属された教委事務局の中に、こんな連中はいなかった。この市区町村の教委事務局で働いていた時もあったが、社会教育課は別のオフィスにあった。

社会教育課、という部署名は伝統である霞が関にも同名の部署があるほどだ。本来であれば、歴史と実績のある部署のはず。では、なぜこんな連中が……? と思って気になったが、その時は時間無駄であると考えた。

だが、そういうことにならなかった。社会教育課は、私のいる課長から10mも離れていない。しかし、毎週のように何度も何度も、大きい声で怒鳴るわ、悪態をつくわ、イベント行事問題を起こすわ、用事で来られた区民を怒らせるわで、こちらとしても仕事がやり辛かった。

私と同じ教職員サイドの職員に詳しい者がいた。この教育委員会(T区とする。豊島区関係ない)の社会教育課について聞いたところ、なんとなく経過がわかった。

社会教育課は、元々別の離れたところに事務所があった

・その場所ではひとつの課として独立していたが、不祥事が多かった

監視意味も兼ねて、本庁総務部の人事課が教委事務局の中に移した

といったところだった。この時は、まさかこの連中のためにあれほど頭を悩ませることになるとは思わなかった。

ここから先は、個別職員の話になる。2.以降に譲りたい。長く詳細に書いても読者が不愉快になるだけだ。できれば各三千字以内でトピックを終わらせたい。

話があちこちに逸れることも多々あろうが、何卒お許しを願いたい。

(次part)

https://anond.hatelabo.jp/20231213191557

2023-12-05

anond:20231205003055

上が駄目ってやっていくと有権者が選んだ首長様が駄目ってなるからな。

2023-10-25

anond:20231025074032

日本衰退ポルノなら責任自民党押し付けられる(細川内閣民主党政権もあったけど期間で言えば圧倒的に自民党からね)けど

地方単位なら普通に知事市長は変わるし野党首長もたくさんいたうえでの現状だから

言い訳ができない

2023-10-23

昨日行われたうちの自治体首長選挙について。

自分期日前投票してきたんだけど、会場に行く途中に現首長がめちゃくちゃうるさい声で街頭演説しててあまりにその声が不快だったので、投票者を別の人にした。結局現首長落選して新しい人が当選したんだけど、「街頭演説選挙カーがうるさい」は集票には大きくマイナスになると思った (「どちらにしようか迷ってる」レベルの人の投票先を変えるくらいの影響はあると思う)。

2023-10-22

anond:20231022144246

都のような行政機関執行部隊政治的中立であることが求められ、有権者が選んだ首長方針通りに行政粛々と執行するのが都の職員役割である

 

都の委託事業受託する事業者にも当然このことは言えるので、沖縄米軍基地反対運動のような政治活動を行うことはたとえ約款で禁止されていなくても信用失墜行為にあたる。民間企業発注元なら取引停止は免れない。

 

会社営業担当担当する顧客会社業務関係ない政治活動宗教の勧誘をしたら大抵の会社では就業規則(信用失墜行為禁止)に違反するため処分を受ける。Colaboのケースでは就業規則に相当するものがないので都はColaboにペナルティを課すことができなかったが令和5年度の要綱改定受託者が提出する誓約書に新たに項目が付け足された。当然の対応である

 

また、本補助事業実施に当たり、宗教活動政治活動は行いません。

https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/jakunenjosei/shinseihoho.files/seiyakusho.docx

 

なぜ問題なのかは社会人なら即答できると思っていたが、どうもはてな村ではそうではないらしい。会社で働いたことあるんだろうか?

2023-10-21

菅直人さんがいい政治家だってって人は、電気代の値上げには文句言わないよね?

再エネ割賦金、喜んで払っているんでしょ?

いや、たったひとりの言葉だけで原発止める首長なのだから、今彼が総理大臣だったら電力会社社員最低賃金適用されない、くらいのことは言って電気代安くしてくれていたか・・・

2023-10-13

anond:20231013142129

アラブ部族間・首長同志の対立がひどかった

日本だって幕末に殿様が我を主張して妥協しなかったら、英仏米露に分割されていた可能性は否定できない

2023-10-10

プーチン国際会議に呼び出して暗殺してはいけない理由

誰も国際会議に参加してこなくなるから

それはそれとして日本はやったことあるんだよね、だましうち。

和睦の宴会でよびだして

蝦夷首長殺害

クズムーーーーーブ

2023-09-26

万物黎明』は人類歴史を誤解している・続きの続きの続き

農業の到来

平等から階層へ、男女平等から著しい男女不平等への転換は、一般農業と関連しており、このことはグレーバーとウェングローにかなりの問題を突きつけている。彼らは選択に関心があるため、唯物論的な議論を避けたり、環境が人々の選択を条件づけ、制限する方法について考察したりすることに固執しているようだ。

農業は、約1万2千年前から世界の多くの場所独自発明された。狩猟採集民は食料を共有し、持てる以上のものを所有することはできなかった。しか農民たちは定住し、畑や作物に投資するようになった。そのため、一部の人々が自分の取り分以上の食料を手にする可能性が生まれた。

やがて、凶悪犯やいじめっ子集団が集まって領主になることもあった。窃盗や略奪、家賃小作料、労働力雇用税金、貢納、什分の一など、さまざまな方法でこれを行った。どのような形であれ、このような階級的不平等は常に組織的暴力依存していた。そしてこれこそが、ごく最近まで階級闘争が対象としてきたものなのだ

農民狩猟民族にはない弱者だった。彼らは自分土地、畑を開墾し灌漑するために費やした労働、そして作物の貯蔵に縛られていた。狩猟採集民は離れることができた。農民はそうではなかった。

しかし、グレイバーとウェングローは、農民が余剰を生産し、蓄えることができたからこそ、階級社会搾取国家、そして偶然にもジェンダーによる不平等可能になったのだという、この物語に立ち向かった。

フラナリーとマーカス

2012年考古学者のケント・フラナリージョイス・マーカスは『不平等創造』という素晴らしい本を出版した。彼らは、世界のさまざまな地域農業がどのように不平等をもたらしたかをたどっている。

しかし彼らは、その関連性は自動的に生じたものではないと主張する。農業階級可能にしたが、多くの農民平等主義の社会暮らしていた。農業発明階級発明の間のギャップは、数世紀単位で測られる場所もあれば、数千年単位で測られる場所もある。

フラナリーとマーカスはまた、地元凶悪犯や領主権力を掌握しても、後に打倒されることが多いことを、注意深い実例を通して示している。多くの町や都市では、エリート考古学的記録に現れ、その後何十年も姿を消し、また現れる。事実上階級闘争は決して止まらないのである[5]。

ジェームズ・C・スコットフラナリーとマーカスの壮大な比較研究は、人類学根本的に変えた1954年エドモンド・リーチの著書『ビルマ高地政治制度』や、アナーキスト政治学者であり人類学者でもあるジェームズ・C・スコットの研究において先取りされていた。[2009年、スコットは『統治されない技術』(An Anarchist History of Upland Southeast Asia)を出版した。同書は数世紀にわたる東南アジア全域を対象としている。

スコットは、平原王国の稲作農民の多くが丘陵地帯に逃亡したことに関心を寄せている。彼らはそこで、「焼畑」移動耕作者の新たな民族集団として再出発した。彼らの中には、より小さな階級社会を作り上げた者もいれば、階級を持たずに生活した者もいた。そのすべてが、下の王国国家からの絶え間ない奴隷化軍事的襲撃に抵抗しなければならなかった。

技術

ある意味では、グレイバーとウェングローはリーチ、スコット、フラナリー、マーカス仕事を土台にしている。ウェングローは結局のところ、フラナリーとマーカスが要約している考古学の変化の一端を担っている。そして『万物黎明』には、スコットの影響が随所に見られる。

しかし、グレイバーとウェングローは、一方では技術環境と、他方では経済的政治的変化との間にある、他の著者たちの結びつきを好まない。

フラナリー、マーカス、スコットの3人は、テクノロジー環境が変化を決定するのではない、と注意深く述べている。それらは変化を可能にする。同様に、穀物農業発明自動的階級格差国家をもたらしたわけではない。しかし、それがそうした変化を可能にしたのである

階級関係階級闘争技術環境の変化は、階級闘争の舞台を設定した。そして、その階級闘争の結果が、平等と不平等のどちらが勝利するかを決定した。グレーバーとウェングローはこの重要な点を無視している。その代わりに、彼らは常に、そのような変化を即座に必然的ものとする段階論の粗雑な形式問題にしている。

この生態学思考に対するアレルギーが、彼らが人類進化に関する新しい文献を扱おうとしない背景の一つであろう。

これらの文献はすべて、人類となった動物たちが、自分たちの住む環境自分たちの身体、競合する捕食者、自分たちが発明できる技術生計を立てる方法に対して、どのように社会適応を築いたか理解しようとするものである。偶然にも、彼らはその生態系と状況に対処するために平等主義的な社会を築いた。それは必然的な結果ではなかった。しかし、それは適応だったのだ。

一方、グレーバーとウェングローは唯物論者ではない。彼らにとって、生態系技術について考えることは、彼らが望む選択革命不可能にする恐れがある。例えば、古代メソポタミアに関するスコットの本が、特に穀物農業が不平等をもたらした物質的な理由を強調しているため、彼らが満足していないのはこのためである

これは些細な問題ではない。私たちが今直面している気候危機は、人類が新しい技術と新しい環境適応するために、社会をどのように変えていくかという問題を浮き彫りにしている。平等人類存続のための政治は、今や深遠なまでに唯物論的でなければならない。

ジェンダーの不在

グレーバーとウェングローが環境人間存在物質的基盤にほとんど関心がないことは、これまで見てきたとおりである

同じように、彼らは階級という概念や、階級関係階級闘争についての議論ほとんど宗教的に避けている。グレーバーは確かに、そしておそらくウェングローも、階級関係階級闘争について理解している。彼らは、階級が何をするのか、そして実際、自分がどの階級人間なのかを知っているが、階級関係社会変革の原動力として扱うことはできないし、また扱おうともしない。

これと同様に目を引くのは、グレーバーとウェングローがジェンダー社会的構築に対して関心を示さないことである。彼らはミノア・クレタ島における母系制のほぼバコフェンを再現する一方で、女性は養育者であり、男性はいじめっ子であるという家父長制的なステレオタイプ散見する。

平等は常に私たちとともにあったというのが彼らの主張であるため、グレーバーとウェングローは、人類性別による不平等起源についてほとんど何も語っていない。

男女関係進化については、基本的に3つの学派がある。まず、進化心理学者たちであるが、彼らの主張は非常に保守的であるジャレド・ダイアモンドナポレオン・シャグノン、スティーブン・ピンカーは、不平等暴力競争人間の本性の基本であると主張する。彼らは、男性進化によって他の男性競争するようにプログラムされているため、強い者が女性支配し、より多くの子どもをもうけることができるからだと言う。これは残念なことであり、幸いにも西洋文明はそのような原始的感情部分的に手なずけてきたとピンカーは言う。

偉大な生物学者であり、トランス活動家であるジョーン・ラフガーデンは、こうした考えを『薄く偽装されたレイプ物語』と正しく表現している。このような議論は実に忌まわしいものであり、そのためだけにグレーバーやウェングローが否定したのは間違いない。

非常に長い間、フェミニスト人類学者の間では、第二の学派の考え方が支配的であった。この学派もまた、女性男性の間の差異本質化し、女性男性の間に何らかの不平等があることをあらゆる社会で当然のこととして受け入れていた。

私たちが支持するのは第3の選択である歴史学人類学考古学の記録に顕著な特徴がある。人々が経済的政治的に平等社会暮らしていたほとんどの場合女性男性平等であった。また、経済的に不平等階級社会存在したところでは、そこでも男性女性支配していた。

私たちにつきまとう疑問はこうだ:なぜなのか?

グレーバーとウェングローはこの問いに取り組んでいない。彼らは性差別について何の説明もしないし、男女関係がどのように、あるいはなぜ変化するのかにも関心がない。しかし、彼らは性差別主義者ではない。彼らは何度も女性抑圧の事例に触れているが、それは一過性のものである。彼らの関心事の中心にはないのだ。だから私たちには印象的な一致に見えるが、彼らにとっては蜃気楼なのだ

複雑な採集

グレイバーとウェングローの説明重要な部分は、農耕と階級的不平等、そして国家の出現との関連を軽視しようとする決意のもと、階級的不平等戦争さらには奴隷制さえも存在した狩猟採集民のグループに焦点を当てている。考古学者は彼らを「複合狩猟採集民」あるいは「複合採集民」と呼んでいる。

レバーとウェングローは、先史時代の人々が無国籍平等主義的であったか暴力的で不平等であったかのどちらかであったという証拠として、これらの人々を取り上げている。それは証拠が示すところとは違う。[7]

典型的な例は、フランツボースによって研究されたクワキウトル族と、カナダ西海岸コロンビア川フレイザー川の近隣の人々である。この川と海岸では、莫大な数のサケ遡上していた。限られた数の隘路や漁場を支配する者は、莫大な余剰を蓄えることができた。コロンビア川のギャレスがその一例だ。少人数で10ポンドサケを獲ることができた日もあった。

それは例外的なことだった。場所によって差はあった。しかし、沿岸部河川全域にわたって、サケ資源豊富であればあるほど、考古学や文献記録には階級間の不平等が表れている。富の不平等はしばしば極端であった。また、これらの人々は複雑な軍事技術を持っており、大勢戦士を乗せ、数人で何カ月もかけて作るような大きなカヌーを使っていた。

事実上農民田畑に囚われていたように、これらの人々は漁場に囚われていた。そして農民と同じように、サケ漁師たちにとって貯蔵は不可欠だった。考古学上の記録を遥かに遡ると、彼らの骨や歯を調べると、年間の食生活の40%から60%がサケからもたらされていたことがわかる。サケは数週間しか獲れないので、その食生活の大半は乾燥サケによるものだったに違いない。

農民と同じように、環境的制約と新技術階級社会可能性を開いていたのだ。こうした過程は、『万物黎明』にはまったく見られない。そのかわりに、50年前の学部生がクワキウトル族について語った、浪費的で貪欲ポトラッチ饗宴の民という、お決まり説明がなされている。この説明は、その後の膨大な研究成果を無視している。

天然痘梅毒人口の6分の5を失い、金鉱探鉱者によって征服され、そして蹂躙され、最終的にはカナダ政府によってポトラッチの宴が禁止された人々の中で、あの無秩序な宴は、権力にしがみつこうと必死だった支配階級によって管理された伝統的な生活の祭典であったことが、今ではわかっている。深い物質的な悲劇が、非合理的茶番劇として語られている[8]。

西海岸漁民けが「複雑な採集者」だったわけではない。世界中には他にも例がある。しかし、それがいかに少ないかは注目に値する。さら考古学者たちは、現在より7,000年前より古いものひとつも見つかっておらず、14,000年前より前に戦争があった証拠もない。

複雑な採集民の数が少なく、その起源が新しいのは、技術問題かもしれない。確かにカリフォルニア沿岸のチュマシュ族が不平等戦争を発展させたのは、紀元600年以前に大型の外洋用板カヌーの建造を習得してからである

彼らは「複合型採集民」の第三の例として、フロリダ南部カルーサ族を選んでいる。ある意味では、これらもまた、支配的な首長戦士階級格差奴隷制度、高価な戦争カヌー、海の哺乳類、ワニ、大型魚の漁業依存する漁民であった。

グレーバーとウェングローは、カルサ人を「非農耕民族」と表現している。しかし、彼らが認めているように、カルサの漁民もっと大きな政治の中で支配的なグループであった。他のすべての集団は農耕民であり、カルサ人の支配者に大量の食料、金、奴隷にされたヨーロッパ人アフリカ人捕虜を貢納していた。その食料によって、カルサ族のエリートたち、そして300人のフルタイム戦士たちは働かずに生活することができた[10]。

続き→https://anond.hatelabo.jp/20230926143955

2023-08-18

キャンプデービッド外国要人が招かれるのは初とか言ってるけど

あそこは軍事基地なので、公式訪問している外国要人がわざわざ行く場所では無い、植民地首長2人を休暇ついでに呼んだぐらいの感覚だろうな

2023-08-12

anond:20230811172020

大辞泉にはこう書いてあるで :  

くび‐ちょう〔‐チヤウ〕【首長

「しゅちょう(首長)2」に同じ。「市長(しちょう)」と混同を避けるための語という。

https://kotobank.jp/word/首長-77850

anond:20230811172020

「くびちょう」って言ってる奴の理由は「首長と主張と間違える」ってめちゃくちゃな理屈

 ← それを言うなら首長酋長やろ。

anond:20230811172020

主張と首長イントネーションが違うから「主張と間違える」わけがない

 って一体どういうこと? 

ちなみに細かい事を言うと、語レベルの音の高低はイントネーションじゃなくてアクセント(高さアクセント)な。念の為

いずれにせよ、主張と首長発音(高低)ではっきりと区別できるということはないと思うぞ。

参考までに:

 https://sakura-paris.org/dict/大辞林/prefix/首長

 https://sakura-paris.org/dict/新明解国語辞典/prefix/首長

 https://sakura-paris.org/dict/NHK日本語発音アクセント辞典/exact/首長

 https://sakura-paris.org/dict/大辞林/prefix/主張

 https://sakura-paris.org/dict/新明解国語辞典/prefix/主張

 https://sakura-paris.org/dict/NHK日本語発音アクセント辞典/prefix/主張

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