はてなキーワード: メタンハイドレートとは
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090316-00000006-ykf-ent
麻生太郎首相は15日、NHK番組「総理にきく」に出演、ゲスト出演した演出家のテリー伊藤氏のするどい突っこみにタジタジとなる場面がみられた。「普通、『総理にきく』は無難な質疑で終わるケースが多い。あそこまで突っ込んだやり取りをするのは異例だ」(ベテラン議員)という声もあがっているが、いったいなぜなのか。
[フォト]ツッコミにタジタジ? NHK「総理にきく」の本番直前の様子
テリー氏は首相就任以来しばしば指摘されてきた漢字の読み間違いについて、「しゃべりの脇が甘い」と突っ込み、「一国のトップなのだから、事前に振り仮名でも振っておけばいい」とアドバイス。首相は「ぱっと見るものだから間違える。もう少し原稿に目を落とすようにしないといかんというのは反省としてある」と殊勝顔で反省するそぶりを見せた。
さらにテリー氏が「秋葉原で人気があって、実際首相になったら『まさかこんなに支持率が下がるとは』という本音はないか」と直球で切り込むと、首相は「あんまり子供の時から好かれる性格じゃありませんでしたから」と自虐気味に笑いを誘った。
衆院解散・総選挙の時期についても「しゃべってください」と迫られ、「テリーさんに乗せられないようにしないといかん。(景気対策などもあり)今の段階で5、6月と言える状況ではない」と、夏以降とも受け取れる発言を行った。
政治部記者の質問には逆質問で応戦し、記者を困惑させることもあった首相だが、この日はテリー氏の質問や叱責にも真面目に対応していた。
テリー氏起用の理由についてNHKは報道各社に、「各局の番組に出演、視聴者の関心の高いテーマについて積極的に発言しているため」と説明、官邸サイドは「『首相の持ち味を引き出せる人物』という観点からテリー氏が選ばれた」(政府筋)と話している。
実際に見てたけど、この記事のタイトルを読んで「え、また別の番組に出てたの!?」と素で思ってしまった。明らかにタイトルがおかしい。
読売が全文を載せてるけど、
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090315-OYT1T00666.htm
――(テリー氏)総理大臣はその国で一番優秀な営業マンじゃないといけないと思う。麻生さん、5回の外遊で6億円ぐらい使っている。それだけのコストパフォーマンスどうなってんだと思うが。
首相 今、似たような質問は国会でも出ましたんで。少なくとも例えば去年の11月、G7をG20にしてワシントンで緊急金融サミットをやったが、あとストロスカーンというIMF、国際金融機関の事務局長(専務理事)をやっている人は日本だけを名指しで、日本のおかげで今回の金融危機が、ということを宣言文で言い、そして感謝状を日本に出すというようなことは、新聞に言っても載ることはない、残念ながら。事実ですよ、これ。事実だが、載ることはありませんから。
本業がテレビ屋のくせに、この件を完全に無視して次の話題に逃げるテリーの腰抜けっぷり。「結果を出してもお前ら報道しねーだろ」って遠回しに言われてるってのに。
――(テリー氏)メタンハイドレートってご存じですよね。日本の近海にある地下資源だが、石油に変わる第3の二酸化炭素も少ないエネルギーだと思うが、定額給付金の2兆円を本当だったらこっち側に使ってほしかった。
この記事を書いた記者の配慮か何か知らんけど、実際の放送でテリーは「メタンハイドレート」を「メタンハイドロイド(ト?)」と何度も言い間違えてたんだよね(麻生は正確に言ってた)。それでいて漢字の読み間違いがどうたらと「意見」をのたまうんだから笑えてくる。
ま、所詮はタブロイド紙って事か。
今、日本海に埋蔵される海底資源ってのは、メタンハイドレート(以下、MH)のように岩盤上に蓄積するタイプと、大陸プレート接合面での熱水鉱床から出た溶存金属が積層したタイプに分かれるんですよね。
で、両者とも我が国の領海~EEZ(経済的排他水域)に集中しています。
(もっとも、調査が進めばユーラシア大陸側にも見つかるかも知れませんが。)
こいつがEEZ境界とかだったら大陸側諸国もイチャモンをつけれるのですが、どう見ても付けられないぐらいに、日本よりになっています。
3年ほど前、我が国でも新潟沖から北海道奥尻までの水深200m~500mの水深帯にMHの大規模鉱床が見つかったのですが、同時期、ロシアのサハリン・プロジェクトで、日本の商社がガス田掘削の技術をどんどん蓄積していっている。
こいつは米国さんから見ると、エネルギーという首枷から日本が離れていくことを意味しており、あまり嬉しくない状態となりました。
とは言え、小泉さんとブッシュさんが仲良しなので、あまり表立って動くこともできない。
そこで目を付けたのが、国連海洋法条約の「閉鎖海又は半閉鎖海(+附則書IIIあたり)」の項目です。
要はこれ、地中海とか黒海とかを対象に、複数の国の領海を含む内海(外洋に面さない海)では沿岸国みんなで仲良く配分しなさい、という中身なんですが、こいつを日本海の資源開発に応用しないか?とやってくれたわけです。
皆さんにとって、国連海洋法条約とか経済的排他水域(EEZ)って余り馴染みがない言葉ですし、知っている人でも「領海の延長」を管理する法律くらいにしか思わないはずです。
ところが、この海洋法条約、「資源権益を主張する国は永続的な資源利用(特に水産)と情報開示」が「義務」なんです。
もし多国間で資源紛争となった場合は、「管理能力≒資源情報の開示」が調停の基準になります。
この義務を不履行あるいは処理能力無しと見なされた場合、EEZ権益は相手国に渡ってしまうという恐ろしい条約です。
・・・もうご想像が付くと思います。
これはエネルギー資源を持たない北朝・南韓と、強烈な経済成長と人口増加を支える次の資源を探していた中国にとって「干天の慈雨」となり、強烈な日本バッシングが起きたわけです。
2年前、国連の海洋資源管理委員会(正確には、その太平洋部会)が開催された時、こんな要求が出てきました。
凄いでしょ。
これ、ガチで出たんですよ。
で、その前後に、北朝鮮のミサイル・核実験、ロシアのサハリン1開発利権のお召し上げ、インドネシアのガス田利権の喪失(正確には、中国による政治的強奪)があったわけです。
これで日本の天然ガスの供給が多いに滞り、北海道ガスと北九州ガスは苫小牧のガス備蓄を取り崩す可能性すら出てきました。
当然日本は拒絶し、一度は席を立とうとしたのですが・・・ライスさんが「この会議で平和裏にまとまることを望む」なんてのんきに言ったお陰で、席を立つことも出来ない。
更にまずいことに、日本では南西海域に対して中・韓に配慮して海洋調査をしてこなかったんですねぇ。
ここで、ブスブス煙を噴いていた尖閣諸島の領有問題と、例の海底ガス田開発(春暁)が一気に外交の表舞台に出てきました。
そう、中国が日本に全面屈服を求めてロンボク海峡とマラッカ海峡に軍艦を出したのです。
これに北朝・南韓・ロシアも付随し、オブザーバーのカナダも調停を諦める程でした。
正に日本は絶体絶命、崖っぷち後一歩。
片やオイルショックも吹っ飛ぶ「ガスショック」、片や軍事安全保障の放棄ですからね・・・。
傍観していた米国さんもさぞ慌てた事でしょう。
何せ、どっちの選択でも台湾~グアムという米国が死守している軍事ラインに中国の軍艦が堂々と侵攻出来るのですから・・・。
そして、一部の軍艦(潜水艦だったか?)が台湾太平洋沖に出たとのニュースが飛び込み、会議は一気に緊迫化します。
現地時間某日午後4時30分、日本側回答期限の30分前、皆様おなじみの、あの閣下が、麻生ローゼン閣下が吠えて下さいました。
「なぜ核兵器を持たないかの議論を・・・」
あの発言です。
あれが何故あのタイミングで?
それが偶然なのか必然なのか私には判りませんが、少なくともあの発言がプレスを通じて一気に拡散し、日本側の回答期限は無期限延長となりました。
そしてその翌日・・・米国のライス国務長官が訪日し、「閣下のエスコートで」韓国の盧武鉉大統領と面談をしました。
これで決まりです。
大陸側諸国が仕込みに仕込んだ対日カードが、彼らにとって最悪のシナリオである「日本の核武装」というジョーカーを伴って全て突き返されたからです。
そして、それを米国が黙認していると・・・。
結局、この会議も議題も全て記録からは抹消されました(凸電しても無駄)。
もはや、大陸側諸国にとって我が国の海洋資源は収奪の対象でしかないことを、少しでも皆様に実感していただければ幸いです。
そして、日本海における平和な国家交流は最早あり得ないことをお分かりいただけると幸いです。
非常に残念ですが。
最後に、某大陸国の代表が日本側に向けた言葉で締めくくらせていただきます。
「日本海の平和的・協調的な開発を妨げる者、妨害の意志を誘発せしむる技術の開発者は、全て軍事的懲罰の対象にすべし」
電気料金値上げ、おかしくない?というのをはてブで見て呆れた。電気代値下げをしろといってデモをする一方で、こんな主張をしているという。
☆このデモをやるべき4つの理由
2)高いのは原発なのでは?
3)高くなる一方の石油・石炭よりも、前途有望な自然エネルギーを!
4)みんなが使うエネルギー、みんなで考えよう。
「言うだけならタダ」の見本だ。このような主張が成立するならばそれはよいことだが(原油高でどうして原子力がコスト高なのかという馬鹿な主張については目をつぶるとして)、残念ながらそうはいかない。だから世の中は原発シフトに向かっているのに、この種の頭の悪いエコ屋がその邪魔をする。その結果、石油枯渇と温暖化にますます拍車がかかるというどうしようもないことになっているのだ。
実際の技術水準や資源の量を顧みない理想論は現実の前に何の役にも立たない。はっきりいって自然エネルギーだけで済むならその方が楽だ。だが、無理なものは仕方がないのだ。
もちろん、全ての電力を原子力でまかなうことは無理だ。原子力は出力調整が(少なくとも現状)できない。 だからベースロードにするしかない。昼と夜の差は別の方式で埋めるしかない(ただし、今後電気自動車とかが主流になるなら夜はその充電で埋まるかもしれないが)。そのために火力を何で置き換えるかという話になったとき、自然エネルギーが有効になってくるのだ。特に、電力需要と供給に強い正の相関がある太陽光・太陽熱にはもっと注目が集まってよい。
ただし、自然エネルギーの現状は決してバラ色ではない。水力はこれ以上の開発は無理。風力も平地の少ない日本では厳しい。 潮流は現状ではまだ未完成。
太陽光や地熱は資源量の点で筋はよいのだが、現状はコスト(経済的にもエネルギー的にも)関係で、大規模に開発できない。 たとえば、ある工場が生産できる全ての太陽電池が寿命までに生産するエネルギーだけで 太陽電池の全製造工程をカバーできるエネルギーを作れるかというと、 最近は無理ではなくなってきたけど、利得幅は決して大きくない。
あと、地熱は下手に開発すると温泉地を潰したり、最悪の場合火山噴火を誘発するとい原発大事故並み(かそれ以上)の被害が出る危険もあることも見過ごせない。
とはいえ、自然エネルギーが今後重要になることは間違いない。化石燃料は限りが見えてきた。メタンハイドレートってのもあるけれども、結局はCO2を出すことには変わりがない。だから、今後も設置や開発を続けていくことは極めて重要だ。ただし、現状は原子力を置き換えるほどの主力にはなり得ないということだ。言い換えれば、石油火力以外で主力になりうる発電方式は、好むと好まざるとに関わらず、現状は原子力しかないのである。
そういえばゴアは「原発利権」と批判されていたが、合理的に考えれば原発推進になるのが当然なのだ。だからその利権は何も悪い利権ではない。世界を救うための商売をして儲けて、それで責められるいわれはまったくない。
もう一つ言っておくが、自然エネルギーの利用が進まない最大の要因はつまるところ「経済的コスト」だ。要するに電気代をもっと上げてもよければ、様々な選択肢が考えられるのだ(個人的には炭素税の導入を併せて主張したい)。
たとえば、温泉をちょっと我慢すれば地熱発電所なんてバンバン作れるんだから。太陽電池だって家という家の屋根に貼り付ければ夏のクーラーの電気需要を大きく緩和することだってできる。原子力に関して言えば、海水から実質的に無尽蔵にウランを抽出することさえ、コスト以外の点ではもう実現可能性が見えてきている。
しかるに、この手のエコ屋は「電気値下げしろ」というのだ。これはとんでもない話だ。電力会社の立場からすれば、これでは「安いエネルギーを使え」と言われているにひとしい。つまり、この手のデモは結局「石油火力を使え」という誤ったメッセージを電力会社に送っているのである。
バッカじゃなかろかルンバ、とはこのことだ。
現実を見ろ。何でもかんでもおいしい選択肢はないんだよ。環境破壊お構いなしならしばらくは安いエネルギーが使えるよ。将来のことを考えるなら高い電気代を我慢して払え。そのどっちかなんだよ。
格差の問題には対策が必要だろうが、それは何らかの形での所得移転など別の措置を講じるべきだ。エネルギー全体を値下げせよという非現実的な主張は最悪の選択である。
あと、くれぐれも温暖化懐疑論なんて馬鹿なお祈りにはすがるなよ。お前らがそういうお題目にすがった結果、ツケ払わされるのは俺たち若者と子供の世代なんだからな。
2008年11月04日 b:id:ruletheworld やれやれ, バカの存在は, 免罪符に非ず, 電力会社で日本は滅ぶ, 悪質なプロパガンダ ゴアが原発利権?→http://tinyurl.com/6p5dgh 高温岩体発電(HDR)なら温泉地の必要すらない www.google.org/egs/index.html / 反原発厨を理由に電力会社が守旧的に化石燃料依存しHDRとかすべき事をしてない事を責める正当性まで貶めるな
あなたはことあるごとに反原発自然エネルギー促進を述べているが、おそらく理解が乏しいものと思う。
まず、ゴアが原発利権かどうかについて反論されても困る。「利権だとしても何の問題があるか」というのが本文の趣旨だ。
次に、私は自然エネルギー自体を否定どころか促進しているし、開発へ投資せよとも述べている。しかしながらHDRは開発途上の技術だ。今すぐに実用化できる技術ではない(これも電気代値上げを国民が飲めば実用化はかなり早まるはず)。本文は目下の選択として原子力を選べというものであって、将来の話をされても困るのだ。
最後に、電力会社陰謀説は困る。電力会社はHDRを研究開発している。たとえばちょっと検索しただけでもこのような資料が出てくる。これは電力会社の研究開発会社の技術広報誌だからこれは電力会社の宣伝なのだ。要するに「このような技術開発をしているからもっと電力に投資してくれ」というアピールなのだ。それをあなたはわかっていないようだ。
あなたが原子力が嫌いなことは自由だが、事実を歪曲してまで反原子力アピールをすべきではない。私とてHDRの早期の実用化は望みたい。しかしそれまでは原子力で食いつなぐしかないのではないか、と述べているまでだ。
誤解しないでほしい。自然エネルギーは素晴らしい技術だ。人類の未来の救世主となる可能性を大いに秘めている。しかしまだこの救世主は赤子なのだ。赤子に祈りを捧げれば解決するなどというのは、自然エネルギー研究者か業者、あるいは反原発団体の宣伝文句を過大に受け止めすぎた結果だろうとしか言いようがない。
2008年11月04日 b:id:mntmnr 環境, 低炭素社会, 温暖化 原子力に関して言えば、海水から実質的に無尽蔵にウランを抽出することさえ、コスト以外の点ではもう実現可能性が見えてきている。・・・本当か?海水のウラン抽出して正味のエネルギープラスになるの?他は同意。
HDRと同程度には実現性がある。なぜかというと日本近海は海流の流れがあるため、捕集モールをつり下げておくことによって自動的に回収できるからだ。鉱石中のウラン純度のことを考えれば、これによって得られるウランの純度は十分高いといってよく、エネルギー的には元が取れるようだ。たとえばこれによると600万kWの発電が一年間可能なウランを回収するには、捕集材製作に年間6.2億kWh、精製に年間121万kWhの電力が必要とされている。他のもひっくるめて計算しやすいように海水ウラン独自のエネルギーコストが年間12億kWhぐらいだとすると、200時間分、つまり10日足らずの電力で元が取れることになる。それ以降の工程は従来と一緒だから、おそらく問題にはならないだろう。ただし、この試算はあくまで一つの可能性にすぎないので、実用化にはさらなる実験と実証が必要。高速増殖炉(もんじゅ)さえできてしまえば問題ないんだけどね・・・。
【日本オワル…】原油高で日本から流出17兆円増。世界最大の所得流出国 | Power2ch
読んで軽く絶望したが、
で少しだけ立ち直った。
それにしてもドルに負けるほどの円の安さは何とかならんのか。