はてなキーワード: スルー力とは
西田亜沙子さんの記事(本人削除済み)とか、「『Angel Beats!』批判多いのが大成功してるって証拠だよ!」http://d.hatena.ne.jp/sikii_j/20100607/p1(コメとかブクマも参照)を読んで思ったのだ。
ある程度多数の人間が、直感的に酷いと感じることのできる表現って、結構叩かれる。
その上で、叩く理由が正論とともに掲げられ、あの部分は許せないと来る。
でもね、正直そんなのあえて言わなくたってみんな感じてるよ。見てるほうは適宜、スルー力とか発揮して楽しんでる。
そりゃ世間の多数が「オカシイ」と感じる表現なのだから、共感もされるし、支持もされる。
批判もしやすいし、そう思ったから書くんでしょ?
黒人だけが笑われれば差別だと言われるだろうが、デブだけが笑われても差別とは言われない。
女性を産む機械かの様に取れる発言をすればこれまた差別と言われるが、美男美女だけの世界で醜い人間が気持ち悪く描かれても差別とは言われない。
本来ならそういう批判は、世間的に無自覚(スルーすら必要とせず)に受け入れられている表現にこそ向けられるべきなんだよ。
あんな、一生懸命理屈こねて擁護する必要がある表現を批判してどうする。
http://anond.hatelabo.jp/20100518025217
実際には当事者である彼女は、上手く受け流すことができているのかもしれない。 そうだったら杞憂で済むけど、まあそんなスルー力を期待してしまう社会もそら恐ろしいような気がする。
はあ?
私には元増田の発言の端々から見られる、「清浄な世界」を強制する空気の方が恐ろしいね。
確かに直接的なセクハラを逃れようの無い形で与え続ける奴らは悪だろう。
だがTwitter上の彼女にはセクハラ発言をするユーザを、自分の目の前から消してしまえる自由がある。
それは「スルー力」なんて消極的なスキルではなく、RemoveとBlockという積極的に相手を消し去ることができる権利だ。
彼女はまさにそのような手段を取った。
どこに問題があるってんだい?
ひどい。
卑猥なものに目が慣れた環境にあるからといって、性的侮辱を与えてもいいということにはならない。
例え彼女がエロワードつぶやいたことがあったとしても、ネタじゃ済まされない。大きな過ちだ。
人間に宛ててあんなreplyを送るなんて最低最悪。ブロックはとても賢明な判断だったと思う。
もし仮にリアルであんな暴言を吐いたら両親の前で土下座させてられてしかるべき。
Togetter - まとめ「女子中学生へのセクハラreplyとブロックされた事による手のひら返しまとめ」
どうしてこんなセクハラするの? できるの?
「恥を知る」とか「思いやり」なんていうヤワな枠組みじゃ駆逐できない。
想像力が足らん!と怒鳴りつけてやりたいのだけど上手く言えない。掘られろ、でもない。
痴漢に遭ったことすらない私でも被害者の気持ちを想像する程度のことはできるよ。
「あなたでオナニーしてます」と言われるのがどんなに悲しいことだかわからないんだろうなあ。
二人称で性的中傷を浴びた一個人は「恐怖」を覚える。「憤り」どころではない(ここが二次元キャラと違う)。
彼女はセクハラで受けたショック(あるいはもやもや)を言語化することができただろうか。
実際には当事者である彼女は、上手く受け流すことができているのかもしれない。
そうだったら杞憂で済むけど、まあそんなスルー力を期待してしまう社会もそら恐ろしいような気がする。
私は第三者ながらこのまとめを読んで大変ショックを受けた。胸を悪くした。気持ち悪い。耐えられない。
女子中学生を人間扱いしない男性が世にはびこることに、憤っている。諦められない。
一方で、私にだって性欲はある。「パンツ脱いでほしい」という欲求そのものは否定しない。
性欲が孕む暴力性をいかに取り除いていくべきかについて、考えた。
女をモノ扱いするポルノや言説は目に余る。あれを読んでたくさんの人間が傷ついているはずだ。
女の悦びだとか肉便器だとか。性的に蹂躙される側の性であると思い知らされ、深く傷つく。
その損傷は、後々の男女観、セックス観に影響を与え、障害を植えつける。
傷つける、のを予防することはできないのだろうか?
オナニーして欲しくないなんていう性欲への嫌悪感からくるものだけではなく、
女(セックスの相手)をモノとして扱うような性の価値観に惑わされて欲しくないという意味があるのではないか。
加害者予備軍のことを言っているのではない。劣悪なポルノが青少年のトラウマになる危険性、
ショックで価値観が歪んでしまうかもしれないほど酷い表現が溢れているという視点だ。
読ませなければいい? うっかり目に入ってしまっても気にするな? 傷ついたなら乗り越えろ?
それを13歳そこらの無邪気な少女に求めるのは、酷だ。
しかしそれでいて、陵辱モノを欲することをは否定できない。
私は陵辱物のBLが好きだ。しかしそういうものを好むようになったきっかけというのが、自分では思い出せない。
陵辱嗜好は、ペドフィリアが昔からあるのと同じように、
発生を抑制することのできない、存在肯定すべき欲求であると思う。
ロリコンにおける『現実の大人の女性が怖いからロリに逃げる』のような分析の余地はあるかもしれないが、
BLに強姦ものが多く在るのは男への怨恨の屈折からだけじゃないと思うし、マイナーだけど逆レイプっていうジャンルもあるし。
そしてその嗜好に目覚めるのは18歳以上になってからとは限らない。
女をモノとしてばかり扱う価値観への憤り(「消えてなくなってしまえ!」)と、
男を(ときには女を)モノとして扱うようなポルノを求める(「なくなったら困る!」)ジレンマ。
だから私は表現規制賛成派というわけではない。現状では非実在少年の件も反対している。
話を戻して、表現物が性的弱者を害するのを防ぐにはどうしたらいいのだろう。
逆の視点、
レイプ物を読んだ少女がレイプされる性であることを自覚してしまうケースの予防法は?
やっぱりそれも、『相手の人権を踏みにじる性暴力(セクシュアルなハラスメント)は悪である』
『相手を思いやるセックスが正しい』と、説くしかないのか。
(少なくとも、そういった性教育を一度も受けたことのない青少年がほとんどなのは問題だと思う)
あとは、傷ついてしまってから事後的に治療を施すか……。
性暴力に触れた体験を誰かに打ち明けられるケースは少ないため、とても困難ではある。
なんと声を掛けたらいい、あるいは、中学生へのセクハラを目撃してショックを受けた私はなんと声を掛けて欲しいというのか。
『そんな男ばかりではないよ』『相手を思いやって愛し合うセックスに巡り会える日がきっと来るよ』か。
でも、オナニーって「性欲処理」でしょ? モノ扱いするのが基本でしょ?
ほとんどの男は愛してもいない女で抜けるんでしょ? じゃあセックスは?
据え膳は愛し合ってなくても食うんじゃないの? ……男性不信が露見してしまった。
ていうか、その優しいお言葉、男に愛されることのない非モテには関係なくない? 私のことですけど。
一生彼氏ができないなら、性的な目線を向けられる機会なんて、痴漢かセクハラかパンチラくらいしかなくない?
……
かっこいい男性にロマンチックなシチュエーションで抱かれるような夢を見ることのできる日は来るのでしょうか。
(今の状態だと例え恋をしても性行為に至るまでに大きな障壁があるなあ)
めんどくさいから今はやおいで十分だ。
18歳になるより前からずっと、私の性的欲求をすくいあげてくれているのはBLだった。
ひどいポルノ(非実在青少年・大阪BL含め)を青少年に与えるべきか否か、わからない。
けれど少なくとも、どうかその下卑た視線を私(はともかく)や私の周りの人たちに押し付けないでください。
あなたの吐いた言葉が中傷にあたらないかどうか、ネタにマジレスしてでも考えてみてください。
★ 電脳ポトラッチ: 「セックスしたい」は「好意」ではない。
http://noraneko.s70.xrea.com/mt/archives/2010/0517001413.php
小4女子ついったらー問題に対する私的見解 iNote
http://belepi.blog13.fc2.com/blog-entry-5.html
新年度が始まって何か新しいことをしてみたくなってアナニーに入門してみた。
アナニーっていうのは、アナルオナニーのことなんだけど、日本ではアナル=変態みたいな印象だが、海外では立派な性感帯として認識されていて、アナニーもオナニーのひとつのジャンルって感じ。
まぁそんなことはどうでもよくて、とりあえずネットで知らべながら、アナルグッズを何個か買ってみたのね。
上は買った順番。
アナルに指を入れてみようとすると、ローションが重要ってことはよく分かる。なので、最初はローターとローションを買った。
ローターがアナルに入る感触は新鮮で、ちょっとだけ気持ち良かったが、慣れてくるとアナルには小さ過ぎてすぐに飽きた。
次にアナルバイブを買ってみたんだが、これはそれなりに太くて慣れてくると出し入れが結構気持ちいい。
だが、アナニーには誰もが憧れるドライオーガズム山というイキの最高峰があるんだが、その頂には登ることが出来なかった。
そこで、ちょっと値は張るが、ドライ山登頂の確率を一番上げてくれるというエネマグラというアイテムを購入することにしたんだ。
電動を得らんだのは、バイブがあった方がエロそうという理由だが、これは後で話すが大正解だった。
で、1ヶ月弱ほどかけて何度かアタックした結果、ドライ山の頂上に到達することが出き、今では毎日アナニー状態になってしまったんだけど、今日はその気持ち良さと悩みを聞いて欲しい。
コツを見つけてからは、それはもうすぐにイキ状態に到達できるようになったんだけど、このイキがすごい!(別冊宝島)。
どんな感じかと言うと、AV女優がバイブでヨガりまくって「あん! あん! ぁっ! っ! んっ! んんっ!」ってずっと言い続けて、最終的に「あぁああああ!!イクー!! イクー!!アー……(沈黙)」っていうシーンがあるが、まさにアレ状態なんだ。
電動エネマグラのバイブが動いている間はずっと自然に腰が振らされる。で、女性のような「あっ!ぁんっ!んっ!んん!」って高い声が自然に出てしまう。で、ずっと何とも言えない気持ちの良い状態が続くんだ。
射精の気持ち良さを一度味わったのに、もう2度としたくないと思う男性はゼロに近いのと同じで、アナニーでこのドライを味わってしまうともう止められない。
ただ、大きな問題がひとつある。
それは、射精と違って、いつまで経っても賢者タイムが訪れないということなんです。
賢者タイムが訪れないということは、オナニーを覚えたサルが死ぬまでオナニーをし続けるという伝説とほんと同じで、サルのようにいつまでもアナニーをし続けてしまう。
どうやって止めるかというと、とてつもなく強い精神力を持ってもう止め! という誓いを立てるか、体力の限界が訪れるかしかない。
でも、アナニーを止めるのは好きな女性の裸を目の前にして、初セックスしないのと同じレベルかそれ以上のスルー力が必要で、これがかなり厳しい。
結局、一度アナニーをはじめると気付くといつも3時間以上続けてしまい、寝不足で最近は本当に生活に支障が出てきて困っています。
なので、最近はアナニーをはじめる時間を繰り上げて、9時くらいからスタートするようにすることで、0時に終われるようにして何とか生活リズムを保っている。
今も時間がもったいないんでアナニーしながら増田にかいてるんだけど、ほんと気持ち良くて困る。
みんなアナニーをはじめてたら、昨日はアナニーが気持ち良すぎてあまり寝れませんでしたっていう人が続出して、絶対アナニー欠勤とかいうのも常識化するはず。
超大雑把に日本の人口が1億人でそのうち1/3が喫煙者だったとする。
つまり約3000万人が喫煙者なわけだ。
第二次世界大戦で相当日本人が戦死したわけだがさすがに人口が1/3も減ったりはしていない。
つまり元増田が望むのはそれ以上の虐殺、もしくは異常事態なわけだ。
もし単に「喫煙者やタバコが嫌いだからそれが自分の前から全て消滅してほしい」というのであればもっと簡単で実現可能で、少なくとも貴方の世界には全く影響の無い方法がある。
'''お前が死ねば良い。'''
貴方の来世に幸多からん事を。
単に頭のおかしい人なのかボットなのか。
釣られてる私がスルー力が足りないのか。
http://blog.livedoor.jp/roadtoreality/archives/51459042.html
↑読んだけど、この>>1はスルー力が足りない。スルー力って、懐かしい言葉だけれど、俺なら上のような状況では料理も家事も自分のことは自分でする。と思った。離婚前提の結婚なら寧ろそれが望ましいし、相手の幸せを望むならそれがいいんじゃないだろうか。
といったことを以前の自分と照らし合わせて思ったりした。
かれこれ自分のことを思い出しても、俺は非モテで、給料も悪いし、身分も安定しない状況である女性と付き合いかけたけれど、結局相手のことを考えれば自分と一緒になるべきではないので、仕事を変えて遠くへ逃げた。連絡はしなかった。知人を通じて情報が相手に渡って問い合わせが来たけれど、スルーした。
自分みたいなのと付き合ったり、よしんば将来的に結婚することになったとしても俺の稼ぎや仕事では彼女を幸せに出来ないのは分かり切ったことだったので、その選択はそれなりに妥当だったと思うし、行く先々のことを考えれば俺の取れる最善の選択だったと思ってる。
結局の所、随分前に彼女は別の相手と結婚したことを聞いて、妙に安心した。どういう相手かは詳しくは知らないけれど、自分よりは遥かにいい相手だと思う。
でも先頃、彼女と俺の共通の友達で酒を飲まないかという話があったけれど、俺としては普段通りに道化を通せる自信があったけど、直前になってどうにも目から汗が流れてきて結局いかなかった。そういうことだったんだなあって思った。
これまでの所の俺のミスは俺が彼女を好きになってしまったことと、彼女と迂闊にも仲良くなってしまったこと。怪しいと思ったタイミングはあった筈で、気がついたときに何か手を打てばもっと良い結果になったと思うのだけど、結局俺もこの>>1と同じでスルー力が足りなかった。
違いはというと、>>1は嫁が好きで>>1は嫁が好きだってことと、俺が彼女を好きだけど、彼女が俺を好きかは分からないということと、>>1と嫁は結婚生活を継続して、俺は逃げたこと。どちらが相手にとって良かったかは分からないが、俺は自分なりに頑張った。金もないから>>1のように経済的なサポートはできなかったけど。だから>>1は偉いよな。
そういうことで、こういう話って案外世間では多いのではないかと思う。結局どっちがいいのかは俺は本人ではないから分からないし、男だから女性がどう思いがちかということは益々推測しづらい。ただ本人にとっては自分を中心に世界は回っているってこと。自分が相手のためと思った所で、自分は相手ではないからどうするのがいいのか、どうすれば良かったのかなんてバッドエンドじゃ分からない。ただ俺が彼女に対していうことがあるとしたら、好きになってごめんなさいということ、女性としての大事な時間を無駄に使わせてしまって心から申し訳ないと思っていることと、今のお相手と末永く幸せにということ。まあ>>1はせいぜいお幸せに。俺はこれからも1人で生きていきます。そして彼女とのことで女性に近寄らない方がいいと学習したのでその辺に気をつけつつ。
よく中傷されてスルーしない人間に対して器が小さいと言われているのを見かけるが、
その度に思うことだが、スルー力と器の大きさは別だよなあ。器が大きいほどスルー力が高まりやすいことは事実だが、スルー力があるからと言って器が大きいとは限らない。
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というのもスルー力は個別力だから。馬鹿って言われてスルー出来ても、お前の娘ブサイクって言われたらスルー出来なかったりする。個々の不快な事柄に対して慣れてるかの問題。
あと、スルー力はその場での表面的な心の反応の問題に過ぎず、深層心理的にはスルーできずに後になって悔しさ・怒りがこみ上げてくることも多い。
それに加えて、スルー力は単純に麻痺しているだけのこともあり、それは器の大きさを意味しない。
また、スルーせず現実と向き合うのもまた、器の大きさである場合がある。
こうした点から言って、スルーできたからって人間的な器が大きいことには何ら繋がらない。ここでは最後の二点を少し考えてみよう。
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よく考えれば分かることだが、スルーできることの1つの良くない場合として、侮蔑的な言葉が侮蔑的だと感じる感性が麻痺しているというものがある。
例えば、死ねと言われて傷つかない人間は、他人に平気で死ねと言えてしまうのではないか。よく考えてみてほしい。中傷されて傷つかないということは、
文脈的に傷つくにあたらないとみなしてる可能性もあるが、その言葉を気軽なものとして捉えている可能性もある。死ねという言葉を気軽なものとして捉えているならば、
他人に対して死ねと言うのにも他の人よりもためらいが無いと予想される。実際に言うかは別としてもし言おうとした場合の話だよ。
今のはごく一例だけど、世間ではそういう気軽に残酷な言葉を捉えている人間が、時として強い人間扱いされている。それは違うよなあと思う。
それは強いのではなくて麻痺してるだけ。麻痺してたら物事を深みをもって感じられないから、たとえ見かけは強い影響力を与えているように見えても、
ある意味では物事を動かすのが下手であり、強いとは言えないと思う。だから、麻痺による強さは、欠陥ある見せかけの強さ。
世間で言うスルー力は、麻痺による強さである場合が少なくなく、器に入れずに済ませているわけだから、器の大きさとは別だろう。
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それから、スルー出来ないから器が小さい面だけでなく、スルーして見てみぬふりするから器が小さい面もある。
ただの中傷はスルーすべきだが、建設的な批判はスルーすべきではない。表面的には中傷に見えても、建設的ととれる可能性もある。そんな場合に、スルーせずに真っ正面から
向き合えるというのもまた、器の大きさなんだよ。それなのに、スルーしろスルーしろと言われるのは、自分が建設的中傷と向き合いたくないからではないか。
(外資系と言っても最近、日本に進出したばかりの会社です。Gではありません、悪しからず。)
そういえば、最近のネットの情報をそんなに追ってないなあ、と思って、だらだら過去のはてブの人気エントリーを眺めた。あまりさかのぼっても、止め時がなくなると思って適当に10月初めくらいで終了。まるで水の泡のように、情報が浮かんでは消え、浮かんでは消えしている。そういえば、ハルヒのバニーガール問題っていうのもあったな??、とか。北米サイトが無事開設されて何より。
「情報の消費速度が速くなった」というのは、それを助長しているマスコミが(他人事のように)話題に上げる問題だが、ものすごい速度で消費される情報とそれを消費するブックマーカーたち(と他人事のように書いているが、それを読んでいる私も含む)は、瞬間瞬間でしか生きていないニワトリを連想させる。
なんというか、もう少し、「人間のライフサイクルを前提にした情報消費のスタイルの提案」のようなものがあってもいいのではないかと思わないでもないなというか。大体、PCは、人間が欲望のおもむくままに没頭・没入出来てしまうようなつくりになっていると思う。その結果、生活を破壊してしまう場合もあるわけで。まあ、「自由」を美徳としているような(ヒッピー文化-ハッカー文化的な文脈上での(?))思想的背景とかがあるのかもしれないけど。テレビゲームはその壁にぶつかった結果、「新しい生活スタイルの提案」のような任天堂のような答えを出したところもあったが。スローライフ・スローフード(違う)。
なんだか、昔、西部邁が比喩的表現として、「情報の微分化と情報の積分化」みたいな事を書いていたようなことを思い出した(ふと、日本の左翼は、情報の積分(=歴史的経緯)という視点が抜けているからダメなのかもなとか思ったが)。インターネットサービスとして考えると、「はてなブックマークは、情報を微分化して、今一番話題になっている情報を割り出して、トレンド情報をユーザーに提供する」といった感じか。また、「Wikipediaは、情報を整理して積分化し、言葉の定義をユーザーに提供する」といえるかもしれない。
いや、もう、ネット上では、頭の良い人が数え切れないほど議論した話だと思うし、「要はフローメディアとストックメディアだろう?」みたいなツッコミがきそうだが、まあ、そうなんだけれども、そこで思うのは、はてブは近視眼的で、Wikipediaは基本情報しか載っていない、というか、両者の距離が離れすぎであるという問題がまだ解決していない訳で、それに関して面白い意見の一つでも言えればなあ、と思う。
まず、「なぜ、それが問題なのか?」という意見もあるかもしれないが、要は、「もう少し楽に文脈(空気)を読めるようにならないか?」ということだと個人的にはとらえている。ある事柄の最新記事だけみても、その記事が出てきた背景を探るのがめんどくさい。どういう経緯があって、どういう文脈上から、この記事が出てきたのか?なぜこれだけ話題になっているのか?その辺が楽に分かれば、整理されていない膨大な過去ログを読めとも言われないし、空気を読む力も上がるし、スルー力もつくwのではないかというお話だ。
で、解決していない以上、少しは、面白い意見が言えるかもしれないと思うので、つれづれなるままに書いていこう。解決方法のアプローチとしては、ざっくり言うと、「人間を重視して解決する」か、「機械を重視して解決する」か、があると思う。
人間を重視して解決する方法。
前述の「情報消費のスタイルの提案」とかかわってくるけれど、個人ニュースサイトにしても、ほとんど日刊だったりするけれど、例えば、「今週を振り返ってみる」みたいな「週刊誌」的なアプローチもあっていいと思う。今週のネットの流れをサイト主の解説を交えながら振り返るみたいな感じで。
機械を重視して解決する方法においても、「週刊誌」的なアプローチを取ると、ITメディアの「Weekly Access Top10」のような記事をブクマ数で展開し、ユーザーがコメント出来るようにしても良いかもしれない。
もう一つ。はてなブックマークのストックメディアとしての面を強化するという手もあると思う。はてブでも、例えば、タグで検索すれば、過去の関連記事を見ることが出来る訳だが、(当たり前だが)文脈的には整理されていない。まあ、単純に考えると、「新着」順で見ていくという手もあるだろうけれど、意外と整理されていない。それでは、それをユーザーの手で整理できるようにしてみたらどうだろう?という考えが浮かんでくる。
個人的に最近、「FreeMind」に凝っているのだけれども、ああいう使い心地のアプリをユーザーが共有できるようにして、ソーシャルマインドマップ的に記事をユーザー達の手で整理できると面白いような気がする(実現可能かは分からないけれど)。例えば、YouTubeのマインドマップを見ると、中心から、音楽とか、スーパープレイとかの木がニョキニョキと生えている。同じ階層の動画自体は時系列で並んでおり、ある動画にはさらに深い階層がある。よって、例えば、ある動画がどのような系譜でパロディ化されたのかなどが分かる。つまり、文脈が分かる。ネットからしばらく離れていても、ある日突然、ある事柄に興味を持っても、(文脈上の)過去記事をたどれる訳だ。(と、簡単に考えてしまうのは私の悪い癖かも知れないが)
でも、そういうツールが欲しいのは本当だ。ある記事だけ抜き出しても、要は、静止画のようなもので、文脈が分からなければ、その記事を単体でしかとらえることが出来ない。現状、関連知識のない人間がある情報を文脈をふまえた「動画の一部」としてとらえるには、関連情報を聞き出したり、検索したりして、いくつかの断片的情報から文脈を推測していくしかない。しかし、それは面倒なのも確かである。少なくとも、工学的なアプローチによって、「もう少し楽に今現在の文脈(空気)を読めるようにする」ことは可能だろうと思うのだが。
何でもかんでも間に受ける、スルー力の低い奴だから
バカにされるんだろ。
批判されて落ち込むような奴は2chに出入りしない方がいい。
http://anond.hatelabo.jp/20090628172950
増田擁護(もしくはただの共感)が多くて、このままでは解決にはならないから、嫌なこと言うぞ?
※あくまでもここに提示したのは解決方法の一つだから反論大いに結構、ただしそうするなら増田に「他の解決方法」を提示してね。
過去の自分があなたと同じ考えで、ひどい目にあっていたので余計にね。
共感できない理由は「誰だって自分の思う通りにならない事をいっぱい経験してる」のを知ったから。
明るく何事もうまくいってるように見えるアイツは、実はものすごい数の「嫌だ」を我慢している。
むしろ周りの人とうまくやるために、あなた以上に色々気を使って我慢している可能性が高い。
主張が合わないのは、みんなそれぞれ違う考えを持っているので当たり前で、いちいち自分の言う通りにならないからといって怒っても何も変わらない所か、ストレスで自滅する。
「自己主張」と「わがまま」は紙一重、付き通すか我慢するかは「自己主張が正しいという証明が出来、相手を納得させられる」事が出来るかどうかで選択するしかない。
なんでこういう話をしたかというと、例に出てる内容に違和感を覚えたからだ。
>子供の時から、嫌なテレビ番組がついていても「嫌だ」と、いえなかった。
そもそも、わざわざ怒るような大事な事なのか?
あなたのその「嫌だ」は「他人がテレビを見る楽しみを奪うほど重要な物」なのか?
自分が「必要外の情報を意識外に出来る」ような努力はしたのか?(スルー力を上げる訓練?)
自分は他人の要求…他人が嫌だといった内容が、あなたの楽しみを奪う事…だったとしてもそれに従うのか?
世の中は人の数だけ「自己主張」がある。
そして、自分の自己主張を通したいなら、相手が納得する内容が不可欠と理解するべき。
…反吐が出る話だが、これが現実なので仕方ない。
世の中には、自分の主張を通すために汚い事をするひどい奴らがいっぱいいる。
相手を言い負かす正当な理由が言えるように自分を磨け。
※追記
悪意があるわけではないのに(少なくとも本人的には)、たまによそさまのブログにコメントをつけるとやたらに offencive で自分のことしか見えてない、相手の立場を考えない、混乱したコメントになってしまうことが多いのです。
職場バレを恐れた友人と疎遠になったり、mixi でも旧知と疎遠になったり、失敗を何度くりかえしても直りません。
当惑した反応を頂き、あとで自分で見返してもなんだこいつ、と思います。自分が書いた後は荒れた印象になります。
書き慣れてないから、というのはあると思います。あといつも読んでいるので(先方はご存知ないのに)遠慮がない、というのも。
twitter あたりでしゃべっていれば少しはバランスがとれるのでしょうが、そこに出たくないと強く思うのです。仕事について堂々と話せない劣等感もあるけど、自分の関心が拡散したり、やりたいことが増えたりするのは困るなあと思っているのです(お金がないので本とかを買いたくなりたくない)。
要するに自分にはウェブが広すぎる、スルー力がなさすぎる。自分の以外のブログに対して POST できないようにするとか、何かそういう枷でもはめたほうがいいかもしれないです。
何か良い方法をご存知の方はいらっしゃいませんか?
追記:TB という方法があるのを忘れていました。増田だと空気のように TB を使っているのに。ありがとうございます。http://anond.hatelabo.jp/20090622221155 これも参考にします。コメントを書くときの自分は完全に社会性ゼロになっている気がするので。