👇これじゃなくて
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.cnn.co.jp/world/35220873.html
👇こっちの件
中国ロケットの断片か 集落近くに落下、逃げ惑う住民 上空で猛毒の煙噴出
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.cnn.co.jp/fringe/35220606.html
中国のロケット打ち上げで第一段ロケットが人の住む地域へ落ちるニュースをよく見たことがあると思う
あれは四川省西昌衛星発射センターから打ち上げられるロケットだ
まず基本として
しかし西昌衛星発射センターは人口の多い中国南部の内陸部にある
ここから打ち上げられるロケットはだいたい四川省の東にある貴州省に第一段ロケットが落ちてしまう
貴州省の人口密度は205人/km2で山口・和歌山県と同じくらいなのでまあまあの確率で人家の近くに落ちることになる
中国には酒泉(北緯40度57分,1950年代建設)・太原(北緯38度50分,1960年代建設)・文昌(北緯19度36分,1990年代建設)にも射場があるのだが、なんでこんな場所にロケットの射場があるのか?
西昌衛星発射センター(北緯28度14分,1970年代建設)が作られた時代は、冷戦真っただ中での中ソ対立も発生していた
つまりアメリカソ連と戦争になる可能性があり攻撃されにくい場所に射場が必要だった
海に近い場所はアメリカに攻撃される、新疆と内蒙古はソ連に攻撃される可能性がある、チベットはさすがにアクセスが悪すぎる、でもなるべく南に作りたい
というわけで中国は軍事的合理性を優先して現在も西昌衛星発射センターでロケットを打ち上げている
逆に言えば日本の種子島宇宙センターは戦争になったら非常に脆弱なので、高知県あたりに射場があったらいいかもしれない
以上
射場は赤道に近い方が良い(自転による遠心力が大きいから) 対地同期軌道は東側に打ち上げて自転速度を使うが、軍事衛星などで使われる極軌道は南北方向へ打ち上げるから赤道に...
海南島あたりに射場を作るのがいいのかな?って思ったら、すでにあるのか。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E6%98%8C%E8%A1%9B%E6%98%9F%E7%99%BA%E5%B0%84%E5%A0%B4