作り話なんで、あまり本気にせずに聞いてくれ。
元々自分もそのスレの住人だったが、長寿スレになって内輪ネタが多くなってきたり、匿名掲示板なのに住人が個性を出し始めたりと閉じコン特有の現象が起きてて不快感があった。
とはいえなんだかんだスレにいたのだが、ある時俺の書き込みを住人の半コテが自分の功績のように言い出した事でついに限界を迎えた。増田も自分のエントリを「これ、俺が書いたんすよw」ってXで言われたらキレるだろう。
そのことを指摘するもそいつは色々とスレに貢献してる(ほとんど他人の褌だったんじゃないかな)ので住人総出でそいつの擁護に回り、最終的になぜか俺が叩かれる流れになった。悪いのはそいつだけかと思ってたが、結局スレの住人も全員バカなのが分かってしまってスレが嫌いになったし壊してやろうとすら思うようになった。反転アンチの誕生である。
まずは外部からのヘイトを集めるため住人のフリをして他のスレに内輪ネタを書き込む、という所から始めた。ゲーム関係はもちろん、可愛い二次元の女の子が出てくる系のスレ、単純に勢いのあるスレなんかも対象にした。長寿スレだけあって一度は見た事がある人が多いのでそこのネタであることは皆知っていて、自浄作用もない腐った連中という悪評を得ることに成功した。
当然、スレ外で内輪ネタを使ってはいけないという暗黙知はあったので他所に持ち出したことはスレ内で論争になる。そこで適当な半コテになりすまして対立するように煽りスレの雰囲気をギスギスにした。幸い語尾や顔文字といった手段でコテハンをやっていたため他人のフリをするのは容易だった。良くも悪くも奴の書き込みはいつも見ていたしな。
こうして内職に励んでいたところついにスレ内に荒らしが出現するようになった。知っての通り荒らしはスルー、が一番の対抗策なのでスレ住民としてひたすら反応した。構ってもらえて嬉しいのか、はたまた正義棒を手にしたと思っているのか荒らしはヒートアップ、いつの間にか数も増え徐々にスレは荒廃していった。
荒らしの恐ろしいところは一度目的を与えた後の執拗さである。スレが立つたびに待ってましたとばかりにコピペや罵声で溢れかえるようになり、元の住人は先のギスギスもあって愛想を尽かし離れていき、スレが立つ頻度がだんだんと減り、最終的には誰もいなくなった。
こうして数年続いた長寿スレとそれに乗っかるクソ共は一掃され、ゲーム総合スレでも例のあの人の如く口にするのを恐れる存在となった。事実忘れた頃にそのスレがポツンとたったが、秒で荒らしのターゲットにされて滅びてた。荒らしの執着性怖い。
俺は今でも件のゲームは続けていて、別のコミュニティで楽しくやっているが、あの頃開催していたイベントが復刻してたのでふと懐かしくなって書き込んでみた。
🥁BUYUDEN