腹痛の原因はピンからキリまであります。軽くて一般的なものでいうと、便秘や感染性腸炎など。重大なものであれば腹膜炎や血管閉塞、腹腔臓器の癌などでしょうか。
元増田さんの原因だった憩室炎は単品だったら中の下くらい、イレウスを起こしたなら中の上くらいですかね。
診察、検査は症状の原因が上記のどういうものなのかを推理するために行います。
まずは、高齢者の方が当然若者より重篤な疾患がある可能性、疾患が致命的になる確率が高いのでより診察に慎重になるのは当然です。
「おなかが痛い」って言われたときに、ヤバいことになってる可能性は若者より老人の方が高いですよね。
「経過を見ましょうか」となるのは、検査や診察では重大なことになっているのか、ただの腸炎とか便秘とか大したことない原因で自然に良くなる腹痛なのか、『その段階では』判断がつかないから。
点じゃなくて線で見るということです。これが一番のポイント。
たとえば腹痛で受診して、その時点でできる診察や検査(しないこともある)をした上で緊急性はないと判断した場合は経過を見て、3日後にまだ腹痛が続く、増悪しているといった場合にさらに詳しい検査や大きい病院への紹介を検討するというのがセオリーです。
クリニックレベルでできる検査は血液検査やレントゲン、エコーができたらかなり上出来といったところ、詳しい検査になると造影CTやMRIなど。
「今朝からおなか痛い」っていう人全員に造影CT取ってたらきりがないし、医療資源の無駄遣い。放射線被ばくとか造影剤の副作用もある。
「これをあちこちのクリニックや病院で繰り返した結果」とありますが、一回受診したクリニック、病院を継続して受診せず、毎回いろいろなところに行きませんでした?
どんな医者も、ワンポイントの診察ではその症状が前回と比べてどうなっているのかが判断できないので、どうしても線で見るためにまた後日、とせざるを得ません。
ワンポイントで判断できる状態になっているということは、すなわち病状が進行して症状や検査値が明らかに重大、おかしいことになっているということです。
元増田さんを診察した医師たちがどのくらいの力量だったかはわかりませんが、そういう事情もあるということをご理解いただきたいです。
病気を見抜けるかどうかは正直医者の力量もかなりあります。スーパードクターだったら症状が乏しい初診の段階でお腹を触っただけで憩室炎と見抜けるかもしれないし、ヤブだったら痛みでのたうち回ってても痛み止めを出して返すかもしれません。これに関しては完全に運です。
なぜ年寄りは手厚く見てくれるのに、若者は死にそうになるまでちゃんと診察しないんだろうか。 医師「とりあえず経過を見ましょうか(もっと死にそうになってから来てくださいね)...
腹痛の原因はピンからキリまであります。軽くて一般的なものでいうと、便秘や感染性腸炎など。重大なものであれば腹膜炎や血管閉塞、腹腔臓器の癌などでしょうか。 元増田さんの原...
ヤブしかいない地域かよw
そりゃ、パターン化した対処で済む上に、いつ死んでもたいして文句も来ないようなやつの方が、商売としてちょろいからだろ
流石にエコーどこかしらでやるだろ。 エコーやればイレウス寸前の憩室炎なんて一発だぞ
エコーなんてやらねえよ 3回救急外来行った総合病院の外科の偉い人が謝りに来た時に「早く消化器を受診してくれれば…」とか言ってたけど、日本でまともに働いてる若者が消化器の一...