ブクマデビューして半年程度だろうか。元はあるテーマについて増田を書きたくてはてなのアカウントを取ったら、ついてきたサービスがあったので使ってみただけ。
Twitterは10年以上やっているし、増田もたまに読んでいたし、ブクマというサービスやhagex事件も知っている。敢えて使う理由がなかったので使ったことがなかった。
半年はいわゆるROM専で、書き込むことなく記事とコメントだけを見ていた。インターネット老人なので、サービスと住人の特性を掴むまでは下手なことをしたくなかったからだ。
何となく傾向を掴んで恐る恐る書き込んでみたところ、コメントに黄色い星がついた。常連でもなんでもない初心者なのにだ。何となくコツのようなものを覚えたら、トップも取れるようになるまで時間はかからなかった。
同時に、これは怖いサービスだと自覚を持つようになった。 ヤフコメがあれだけ叩かれるのには理由があるが、これも「スターがつく」というのが承認欲求を刺激する。Twitterでは「クソリプが来るのも嫌なので触れないようにしているが、一言いいたくなる」系のニュースは結構ある。そういうものに気軽にコメントできるのだ。専門性も何もない野次馬根性だけで。そして、それにスターがつく。これは自分が増長しないわけがない。そして、実はゲスい自分の一面を再確認することにもなった。バズや祭りや炎上に参加するのは品がないし、そんなもんはやらないと思っていたのに。少なくともTwitter上ではそうだったのに。
ちなみにTwitterとの連携はしておらず、アカウント名も全く別物。ここでは違う人物になって発言している。最近も開示請求などの話題があったように、当然ながらここでも気をつけているけれど、Twitterのフォロワーもフェイスブックの友人も誰も知らない「別人物」として物を言えることが意外にも心地よくて、それが怖い。
で、こないだブコメのノリであるニュースの感想をTwitterに書き込んだら、何でもない内容ではあるが、リプがついてヒヤっとした。しまった、慣れすぎた。Twitterではもっとマイルドに振る舞わなければならないし、よく知りもしないことを賢しらにいうもんじゃないんだ。あんまりブクマに長居しすぎると良くないかもしれない。承認欲求は身を滅ぼすから。