2022-02-24

コロナ感染リスク子供の学びの機会の損失

自治体内の感染者数が増えてきて、2月自治体内の3%の人が罹患する計算になったので子供自主休学させた。

子育てをしやすい街を謳っている地域で、公立中学校児童生徒には一人一台タブレット端末が配布されている。既にGoogleMeetの使い方を子供達は授業の中で習って覚えている。

それにも関わらず、学校を休むと学びの機会は失われるばかりだ。

まず、自治体内でもモデル校に指定されている学校リモートと登校が選べるようになっており、一定期間の授業の受け方が決められるようになっている。翻って子の通う学校は、こちからリモート授業について質問をしないと、なんの説明もしてくれない。私も仕事があるのでずっと一緒にいられる訳ではなく、リモートで部屋で仕事をする私と子供が話せるのは一日のうちほんのわずかな時間だ。そんな中、プリントが家に届くことも宿題が家に届くことなく、これはおかしいと思って学校に問い合せた。

そこで漸く、申請をすれば授業の配信を見られるということを知った。既に学校を休んで10日ほど経っていた。私の行動が遅かったのもあるとは思うが、如何なものかと思う。すぐに申請をして、翌日から国語算数だけ授業の配信を見られるようになった。

ところが、今度は先生側のITリテラシーが低すぎてマイクミュートになっていたり、スピーカーミュートで子の声が届かなかったりする。さらに黒板の他にホワイトボードを使う授業では反射してしまって何が書かれているのか見えない。更に一部教材が配られておらず、手元で先生がやっている事を再現できない。

宿題を取りに行ってもその辺の話もない。子の宿題の採点をしたものを預かって帰宅したら、それがほかの子のものであったことも、この二週間で2回以上あった。渡すと予告されたプリントが渡されていなかったことも。私の確認不足もあるとは思うが、正直まともに授業が受けられていない。塾のオンライン授業の方が勉強という意味ではまともに機能している状態だ。

とはいえ、塾でやらない教科も沢山あるし、学校と塾では勉強のとらえかたも進め方も違う。音楽美術なんかは学校にいないと受けられない。

市内の感染者数はやや落ち着いて来た。代わりに死亡者数がチラホラ出てきた。まだ子供はワクチン接種を受けられない年齢だ。だからできればもう少し家の中で過ごして欲しいが、学校での学びの機会を奪っていることに罪悪感もある。もうずっと悩んでいる。

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