前作までの一作くらいやってないと分からないと友人に言われたのだが、予備知識すら無いままプレイした。
シンプルなグラフィックでありながら、キャラの表情がわかりやすく
必要な所以外はサウンドは常に垂れ流すということもなく基本的に静かでのどかなフィールドを探索出来る。
操作方法もさほど複雑ではないので覚えやすく、移動手段もどんどん増えていくので遊びやすい。
ストーリーは唐突的なものがあったが、これもラストまでプレイすれば分かる話なのだろう。
不満な点といえば、ポーチの容量の増やす方法が面倒くさい事だろうか。
また一般的に感じたのは、ポケモンといえば注目すべき年齢層は小学生辺りだと思うのだが、
テキストがルビ振りがないので大人向けに感じてしまう所だろうか。
のだが、
どうも世間の評価を見るとツマラナイという言葉とやたら下げるような評価ばかりが目につく。
ゲームの質が良くなってきてからは名作であっても、やたらめったら酷評する人がいる。
酷評する彼らはゲームグルメなのだなと感じる事はあったが、アルセウスの評価に関しては言いがかりもちらほら感じる。
まず見かけたのがグラフィック関連だ。
個人的には、スイッチの性能を見れば許容範囲であると思うし、むしろリアルを追求しすぎるポケモンなんて怖いだろう。
なんかいい例が無いかと思ったが、実写版のポケモン映画を見て感じたが眉間にシワを寄せたピカチュウや
呑んだくれたオヤジのようにしょぼくれたピカチュウなどリアルに表現されたポケモンは愛らしさが見えなかった。
そう考えれば、アルセウスのグラフィックはちょうど良いと思うのだが。
次にゲームシステム。
平凡でありきたりでツマラナイという評価を見かけた。
広いフィールドを走り回り、様々なポケモンを収集し、バトルを行い、採集しながらクエストをこなす。
平凡と言うか、オープンワールドの基本的な部分を表現したゲームに感じた。
ポケモンは、子供から大人まで穏やかにプレイできるような作品と感じるのだが
『平凡でありきたり』は何をどうすれば解決出来るのだろうか。
もっとバイオレンスで街道に血の水たまりが多数あり、木々が赤黒く染まっているような世界で遊びたいのだろうか…。
私は、そんなポケモンは嫌だ。
今回のポケモンでデビューした私が感じたのは、ゼルダの伝説 ブレスオブワイルドから色々な要素を省いた作品のようなものと感じた。