https://rootport.hateblo.jp/entry/2021/08/13/193511
学のない自分には過去の経緯(思想や実験、事例)を引き合いに言説に対する考察を深めてくことはできないから、こういう記事書ける人すごいなーと思う。
ただ、その一方でDaiGoの言ったことが一顧だにされるべきでもなく、彼自身が絶対的な邪悪なのかというとそれはどうかな、とも思ったので書いておく。
今の時代、思想ではそれが適切であり正しいとされてるものでも状況が変わればそうとも言えなくなるのでは?と思う。
例えば共助的側面を持つ年金制度は奇跡的な運用益を継続しない限り、実質的な破綻になってると思うんだけど、
それは同様に医療保険や生活保護などでも起こり得ることなんじゃないかな?
そうなったときにもしかすると弱者の救済が実質的に行えなくなり、価値観もそれに合わせて変化するようなこともあり得るのかなと。
人口バランスの崩壊したり国が貧しくなったり今回の新型コロナウイルスのような従来の生活や経済活動が行えなくなったとき、
最低限保証するべき国民の生命と財産の保護ができなくなり「政治的トリアージ」が発生したりすることもあるのかなとか。
当然、大前提としてDaiGoの発言が現在の制度、価値観的に問題外なのはわかるけど、
だからといってそれを一方的に、自分が絶対的な正義の立場で叩くのもまた違うのではないかなと今後の自分への注意も含めて残しておこうと思った。
やっぱり100文字のブコメではおかしいと思うことへの提言と、それと合わせた自省までを入れるには短すぎて一方的な批判になってしまいがちだよね。