数々の解析によりその正体は遂に解き明かされました。
根性を上げると何が上がるか? → ラストスパートの速度が上がる
これ自体は間違っていませんでした。むしろ根性の効果をシンプルに言うならこれしかないほど正しかったです。バクシンバクシーン
ただしその過程はやや複雑ですので、まずはラストスパートの仕組みについて説明させていただきます。
最終コーナーを抜けた辺りでウマ娘はラストスパートに入るのはご存知でしょうが、このタイミングとそこからの加速はステータスで決定します。
育てたウマ娘によってラストスパートが始まるのが遅かったり早かったりするのは単なるカメラワークによる演出ではありません。
ウマ娘はラストスパートに入るといよいよ猛烈な勢いで速度を上げていき、それに伴いスタミナは急激に減少していきます。
「ウマ娘はラストスパートで全力を出しすぎると途中でスタミナが切れると判断した場合、スタミナが途中で切れないギリギリの加速でラストスパートを駆け抜けます」。
つまり、ラストスパートにおける速度はウマ娘がそれまでに残すことが出来たスタミナに依存するということです。
さて、カンのいい人は話の流れがもう見えてきていると思います。
根性を上げると、スタミナ消費量が減少し、結果的にラストスパートに多くのスタミナを残すことが出来るようになります。
これはウマ娘のスタミナ計算が「(スタミナ+回復スキル)*補正値A/(補正値B*根性)」のような形になっているということです。
つまり、根性が低すぎるとスタミナをいくら上げてもスタミナ不足に陥りラストスパートになる頃にはバテてしまうということです。
全身全霊最強伝説から分かるように、ウマ娘は結局の所ラストスパートを最も速い速度で駆け抜けられるかのゲームです。
その際に重要なのがスピードであり、ボトルネックとなるのがスタミナであり、そのボトルネックの狭まりを抑えるのが根性ということなのです。
スタミナの効果は最高速を維持するものと考えられがちですが、ゲームシステムに照らし合わせると「ラストスパートで末脚勝負を仕掛ける際に制限がかけられることを回避するもの」と捉えたほうがより正確です。
そして、根性が低いとスタミナを維持することが出来ず、マエストロや好転一息を使って必死にスミタナを底上げすることで結果的にボトルネックが少しは解消されてレースで良い結果が出ていたということです。
とはいえ根性というやや上げにくいステータスを強化する手間を考えればマエストロを取ってしまった方が手っ取り早いという育成論が全く間違っているわけではありません。
ですが育成終了時の根性が300を下回っているとかであるのならば、流石にそのウマ娘は根性がなさすぎると言わざるを得ません。
とはいえ根性も極端に低いとどうしようもないだけで、ある程度以上になればスタミナとの相互互換なりますので、マエストロを抜いてタンホイザを入れるべきとまでは言えません。
じゃあどうしろっていうんだよと言われても、私が答えを知りたいぐらいですね。
そもそも走行距離が短距離であればスタミナはパワー育成のオマケの400根性もURA優勝ボーナス等をかき集めての220とかでも十分っぽいですし……。
もちろん長距離ともなれば根性とスタミナの両方を上げていきたいですが、やりすぎるとスピードパワーを上げきれずに今度は増やしすぎたスタミナが使いきれないという事になりますのでマエストロ系で上手くお茶を濁してトレーニングの時間を稼ぎたい……うーん……うーん……
いやーウマ娘って奥が深いですねー
根性踏みたくないんだよね
これって何を根拠に言ってるの? 解析結果?経験則?
ド頭で解析って言ってたわ、すまんの