2021-04-02

ゲーセンで働いてた時の話

おそらく世間的にゲーセン仕事は楽なイメージがあるだろう。

働いていたのはもう5年以上前のことだけど大変だったことをなんとなく書いてみる。

人間関係

私が勤めていたところは男女比が同じくらいで年齢は18~40代バラバラだった。男はパチンカスオタク、女は揃って全員病んでいた(酷い子だとスタッフルームで気がついたら自傷していたり、薬でフラフラしながら出勤してくる子もいた)

表ではそこそこ仲よくやっていたがマネージャー店長バイトとデキていたり、そもそもバイト同士がセのつくフレンドだったり、三角関係だったり、裏ではかなりごちゃごちゃしていた。送っていくよと言われて車に乗ったらホテルに連れ込まれそうになった事件などもあった。

仕事内容

メダルコーナーは基本を覚えたらほぼ補充とエラー対応だけなので楽だった。問題クレーンゲームの方であるゲーセンにもよるが私がいたところは景品の設置方法などをほぼ自分で考えないといけなかった。マニュアルはないので先輩がやっているのを見て真似してみたり、他の店舗で置き方を見て研究したりするしかなかった。

設定に失敗すると半日でほぼ景品をとられてしまい大赤字ということもある。特に責任をとらされたりはしないがかなりのプレッシャーだった。新人の頃やらかしてお局的な先輩に怒られて涙目になったのは今でも覚えている。今では多い確率機はほとんどなく、本当に取れるかしっかりチェックしていたのでとても大変だった。

③客対応

私がいたところは家族向けだったこともあり家族の客が多かった。もちろん普通の善良な客もいたけれど、いかにも馬鹿な親、そしてアホそうな子供的という家族が本当に多かった。そういう客はだいたいルールに反した遊び方をする。

「こんなの詐欺だろ」「店長を呼べ」「お前の名前と住所教えろよ」「訴えてやるから覚悟しとけよ」と何回怒鳴られたかからない。最初のうちは本当に怖かった。しかし1年ほど経つとすっかり慣れてあーまた始まったよ、とスルーする力が身に付いた。ゲーセンで働いて一番身についたのは精神的忍耐力だと思う。今でもこの忍耐力は役に立っている。

夜はチャラついた客が多かったがそういう客は見た目と雰囲気に反して普通である。そういう客より先に述べたような家族や老人のが厄介なのだ。老人はとにかく本当にめんどくさい。

こんな職場でも結局4年間働いた。

店舗地域環境全然違うと思うのでもしゲーセンで働きたいならどんな人間が働いてるかと客層を見てから行くのをおすすめする。

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