この前、課内に新しい人が入ってくることになり、全員が自己紹介をした。しかしまぁ似たような趣味や経歴であったこと。
「以前はゲンバ、趣味はスロとフーゾクっす、高校の時にやんちゃやって新聞に載ったのが自慢っす」とか「あたしーフーゾクやってた、こども3にんいるー、あんまむずかしーことわかんなーい。なかよくしてね~^^」とか「XX研究所にいました。以上(拒絶)」とかそういうのはいなかった。まぁここに挙げた人物像は全部自分の想像でほんとにこんな人間がいるのかはわからないが。
結局クラスターにいるよなとその時ふと思った。でもいままで確かどこかで、そう小学校、あのカオスな環境は今思えばそういうのを無視して集めた、社会の縮図だったのかもしれない。私は今までずっとあれは子供の脳みそがまだどろどろで固まりきってないから起こる現象の1つだと思っていたのだが、そうではなくてクラスターを無視して集めた結果だったのだ。わかるように言えばちびまる子ちゃん、今もまだ放映しているのかわからないが、あの秀才もいればその逆も居て、卑怯者もいればいじめっ子もいじめられっ子もいる、完全な傍観者もいればウェーイがいて、空気な存在の人間がいる。あの空間だ。
最近昔のことがふとしたことで思い出されるのはもしかしてそういうのにノスタルジーを感じているからかもしれない。かといって戻りたいかというと二度とは戻りたくない。何一つまとまりがなく、意見に一致もなく、力だけで決まる。動物の集団。あれをなんとかしてまとめていた先生、あのときは全くそう思えなかったけどあんたはすごかったよ。同じように歴代総理、みんな髪が真っ白になってしまうのは、そんな教室をそのまま大人にした人間たちを面倒見る必要があるからなんだね。おつかれさまです。