この記事は、合衆国の動向に関して発せられたあるツイートを、私なりに敷衍したRT的なものである。リツイートしようと思ったら、この年寄りにはソフトの勝手がわからず、上手くできなかった。せっかく書いたものだから、ここに投稿する。
十一月初めの米国大統領選挙投票日以来、今日までのことを顧みて、次のことが明らかになりつつある。
ビッグテックやメディアは、特定の政治勢力と密接な関係にある。例えば合衆国ならば民主党やDSとの蜜月状態にあると言えるだろう。もし日本について言うならば、野党、中国共産党、そしてチュチェ思想のグループとなろうか。
ビッグテックやメディアは、特定の政治勢力の欲するところと同一歩調をとって、その政治勢力が実現を目指すところに有利となるように、虚実織り交ぜた情報を拡散報道し、その政治勢力の意図を補強する主張や見解の宣伝を行なっている。
ビッグテックやメディアは、言論や報道のいわゆる「公平性」を称するため、第三機関によってファクトチェックがなされるという体裁を取るが、その実態はファクトチェッカーもまたビッグテックやメディアと同様のバイアスがかかっている。
あるいはビッグテックやメディアは、自らと同じ視線の者たちの判定のみを、「第三者」の判定として採用する。だがときには、ビッグテックやメディアと密接な関係にある政治勢力に属する人たちがファクトチェッカーの仮面をつけ、ファクトか否かの認定を下している。
つまりは、自らの望むところに、人々の言論と見解を統制するよう努めているのである。
この時ビッグテックやメディアは、彼らの言論統制を乱すような不利な事実の指摘やそれを含んだ意見は、「嘘」であると認定する。彼らはまた、それらはフェイクである、幻想である、単なる願望であると言う。
ビッグテックやメディアは、自らが広く浸透させた意見を、信用と権威あるものと位置付ける。これによって、異なったことを指摘し、主張する人たちは信用が失われ、その見解の意義は否定されていく。異なった仕方で物事を見ようとする動機が、人々の心の中から押し潰されて、消されていっているのである。