アツギのタイツの件が炎上した事自体は仕方ない面があるのだろう。
主要顧客は女性であり、メイン客層を不快にさせるのは道義としてはもちろん、商売としても良い事ではない。
だから謝罪リリースを出した事は納得できるし、その中で担当者やイラストレーターに責任を押し付けず会社としての責任を明確にした事は評価できる。
無駄な言い訳もせず、ちゃんと正面から謝罪していると俺は思う。
後はその謝罪が口だけだったのかどうか、今後のアツギという企業の立ち振舞いで判断すべき事だろう。
にも関わらず、そのリリース内容にいちゃもん付けてる連中はなんなのだろうか?
とにかく叩ければそれでいいのか? 気が済むまで殴らせろという事か?
問題を企業が認め謝罪し、その改善を約束したのにまだ足りないのか?
企業側が問題を認識していなかったり、ごまかそうとしたならそうなるのも分かる。
だがもうこの件は今後のアツギを見守るフェイズに入ったはずだ。
今どうなのかではなく、これからどうなっていくかを評価しなければならない。
だがそれは今の時点では分からない。
未だに担当者やイラストレーターを「名誉男性」だと叩く連中も居る。
日頃、感情や性欲を理性で制御しろと抜かす連中が、自分たちの感情については制御しようという素振りすら見せていない。
他者の表現が自分を傷つけていると主張するのであれば、同じ様に自分の発言が相手をどれだけ傷つけるのか考える事はできないのか?
大人数がよってたかって苛烈な、時に下劣とも言える非難を個人に向けた時、それが何を齎すのか想像する事ができないのだろうか?
怒るな、憤るなとは言わない。
主張するなとも言わない。
だが感情のままに書き込む前に、一旦深呼吸するくらいは余裕はあって良いはずだ。
俺が決めた謝り方以外は許さん