■バイトをクビになった

今日、晴れてバイトをクビになった。別に晴れてないし未来は大荒れ、何も嬉しくないけど、とりあえずクビになった。

だいたい半年くらい、よく頑張ったよ、俺。迷惑かけまくったけどね。

店長や他の人達はよく耐えてくれた。俺が遅刻しまくるし、ミスも多いし、何度俺の代わりに頭下げてくれたかわからない。本当にありがとう、感謝しています。

俺はADHDで、注意欠陥が激しく、毎日数分の遅刻は当たり前、ミスは月に両手で足りるかどうかってところだ。

勿論バイトの面接でそんなこと言えば受からないので、隠して応募した。悪いと思っているが生きるためだった。

店長は「面接の時に騙された」と言っていた。申し訳ない。面接では問題を感じないのはADHDあるあるなんだ。

でも、情けかどうかはわからないが、今月末まで働かせてくれる店長は本当に人格者だと思う。

ミスを治そうとは思っていた。遅刻も治そうとは思っていた。いつも思うだけだった。

自分を変えることはエネルギーが必要だし、面倒だ。いつまでもやる気が出ずに今日まで来た。だからクビになった。

面倒なんて思うのもADHDのせいなんだと思って今までずっと言い訳してきた。多分これからもそうだ。

変えようと思っても変えられなかった。俺の心が弱いせいだ。ADHDでも上手くやっている人間はたくさんいる。俺はそうなれなかった。

ミスや遅刻を別にしても、自分が仕事ができないのは最近気付いた。何かがおかしいことにも今まで気付かなかった。

自分が手が遅いことすらわからなかった。思い返してみれば気付くチャンスはいっぱいあったはずだった。

コンビニの夜勤をやっていたときもそうだ。普通なら終わるんだけどなぁって言葉で気付くべきだった。経験が不足していたわけではなかった。当時はそう思っていた。

ここのバイトでも自分の持ち場はなんとかこなしていたが、それでも忙しくなると他の人の手を借りることもままあった。

同じゲームを同じようなタイミングで始めた友人と会話していた時、明らかに情報を知らないことに気付かされた。勿論進行度も負けていた。単純に基本スペックが低かった。

俺はワナビだ。作家業で飯を食っていくことを夢見る馬鹿野郎だ。

夢を糧に苦難のアルバイトをずっと続けていたが、この先も同じように出来るかわからない。

基本スペックが低いことに気付かされてしまった今、作家業でやっていける自信がなくなった。

元よりADHDで、人間としてまともでない側なのに、仕事ができないとなるとどうしようもない。

何よりここ数年ずっと仕事と鬱病手前な精神状態で、創作活動もまともに出来ていない。

今この瞬間にも時間は流れていて、周りの人達は腕を磨き高みへと登り詰めているのに、自分はと言うとバイトを首になり、鬱病手前な精神状態で増田に駄文を書き殴っている。

今書いているこの文を読み返しても、自分語りや言い訳ばっかりで、俺の内面がまともでなく気持ち悪いものだと実感させられて吐き気がする。

本当に自分は救いようがない人間なんだと思う。

これからどうしようか。ここまで職場で迷惑を掛けていると考えると、これから就く職場の人間がかわいそうで、次のバイトも探す気になれない。

もちろん職場に対する迷惑なんて気にしていない。単純に働きたくない。迷惑が云々なんて言い訳にもなっていない言い訳だ。

クビになるのが怖い。自分がまともじゃない、低スペだと気付かされるのが怖い。

人間が怖い。自分に向けられる怒りが、呆れが、蔑みが、怖い。もう働きたくない。

でも生きるためには働かなければいけないのが憎い。最悪だ。自分もこの世界も大嫌いだ。

馬鹿なことやってないで次の仕事を探さないと。

ごめんなさい、次の職場の人達。先に謝っておきます。

ミスや遅刻が多くて、そして仕事ができなくてごめんなさい。仕方がないんです。生きるためなんです。

Permalink | 記事への反応(2) | 01:52

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