「撮影機材の方針が定まらないのは、あっちこっちのジャンルに中途半端に手を出してるからですかね。旅写真でも食べ物でも何でも撮りますが、特に旅に関していえば忙しい詰め込みツアーに参加してしまうことが多く、ガチで三脚を立ててじっくり撮るよりも、いかに短時間で良い風景を撮るかの勝負になってしまってついつい雑に撮ってしまいがちなんですよね。自分で車を運転できればもっと自分のペースで旅をして、じっくり撮影できるでしょうが、何しろペーパードライバーなので突然車の運転なんてすると非常に危険です。
一番やりたいのは動体撮影で、」
ここまでで結論が出ているので、四の五の言い訳をせず、動体撮影のために一番ベストな機材選びをしましょう。
自分が望んだ通りの動体が撮影できなかったとき、それを機材のせいにしてはいけません。
機材は常にベストを装備していなければ、自分の撮りたいと思った動体と出会うたびに機材に言い訳を求めてしまうことでしょう。
中途半端な装備をしているので、どちらつかずの写真になってしまっていることはそろそろ気づいてもいいかもしれません。
逆を返せば、そのための装備を固めていれば、他の写真を撮ること自体に諦めが付きます。
あれも撮りたい、これも撮りたい、しかも装備は軽くしたい、が許されるのは一部の富豪だけです。そうではないなら現実を受け入れるべきです。
しっかりと装備を揃えていれば、望んだ動体が取れなくても、その動体を撮るための経験は他の導体で積むことができるはずです。
その機会を逃して、動体がないからと手持ちの装備で中途半端な写真を取り続けていれば、結局はどの分野においても人の写真を羨む生活と、スペックに踊らされて所有欲だけで無駄遣いをする生活を繰り返していくばかりです。
人生において一番の写真を撮りたいと思ったとき、機材の重さなんて些細な問題でしかありません。
それよりも、自分の求める写真に対して、今現在において最もレスポンスに答えてくれる機材を選ぶべきです。
それをそうではないと感じているなら、望んだ写真が取れなかった理由を機材など別の要因に逃げていることをやめることから始めるといいと思います。
人に褒められる写真を撮りたいのか、自分が撮りたいと思う写真を追い求め続けるのか。
もし動機が前者であれば、死ぬまでカメラメーカーの肥やしとしての人生を送り続けることでしょう。
何も恥じることはありません。大半のカメラユーザーが前者であり、そういう人がいるからこそ成り立っているのがこの業界です。
相談に対して中途半端な質問しか帰ってこないのは、もしかしたら中途半端な質問をしているからかもしれません。
自分が撮りたいものを明確に持っている人と、なんとなく楽しい写真をストレスなく続けていきたいだけ人とは、当然答えるべきアドバイスも変わってきます。
私の想定とは違う方向性のアドバイスなのですが、CANONの資産を有効活用しつつ、そこそこフルサイズ機が安く買えてAFも爆速とのことですので、参考にさせていただきます。 ちなみに...
Amazonのレビューを見る限りMC-11は対応していると思われます。コンバーターとレンズを持参して、ヨドバシのカメラコーナーとかで「試してみたいです」などと声をかけてみると割と試さ...
丁寧な説明をありがとうございます。カメラとしての操作系とかファインダーの見やすさなどを考えるなら、今まで使っていたCANONのEOS 80Dの方が良かったような気がします。ただ、山登...
最初は増田にぶらさがってブクマを稼ぎたいだけだったのに、そんな話にも関わらずしっかりと耳を傾けてくれる姿勢に襟を正す思いでこれを書いています。 一応は20年くらいは写真...
いや〜、ブクマ稼ぎが目的だとしても、なかなかここまで丁寧に書いてくださる方はいないですよ。書き込むにしても自分の好みを押し付けたり、こっちの対応や意見が気に入らないと...
「撮影機材の方針が定まらないのは、あっちこっちのジャンルに中途半端に手を出してるからですかね。旅写真でも食べ物でも何でも撮りますが、特に旅に関していえば忙しい詰め込み...
あ、まだ言及いただいてたんですね。何となくこの話は終わったつもりでいました。 一番動体撮影に向いていたのはキヤノンの一眼レフと白レンズ(70-300mm f4〜5.6L)ですかね。屋外で撮る...