著名人(特に芸能人)が政治的発言をすると発言することそのものを非難されたり、「芸能人だから物事をよく知らないのだろう」と一蹴されたりします。
(ほんこんさんとかはそう言われないのに不思議ですね。ほんこんさんも全知全能だったりするんでしょうか?)
一方で著名人の政治的発言を許さない方は、割と自由に発言してます。
特に発言の根拠を見出せなかったりしますし、願望が推測になり、推測が結論になっているパターンをよく見かけます。
一応根拠らしいものを挙げるかたもいらっしゃいますが、他の人が言っていたことをほぼコピペしているだけだったり、その引用元に根拠がなかったりします。
なぜ彼らは、自分は特に調査・研究・検証せずに持論を展開し、著名人の言論を弾圧するのでしょうか? というかできるのでしょうか?
その背後にあるのは「サラリーマン全知全能説」があると思われます。根拠はないです。なのでこれは世迷言です。
デスクワークでパソコンを使いこなしたり、営業で何億もの商談を動かしたり、現場でツールを駆使し技術を発揮しているサラリーマンが間違っているわけないのです。
月曜から金曜まで始業の9時のはるか前から出勤し、終業の18時のはるか後に退勤する規則正しい人間が間違っているわけないのです。
土日も盆も正月もなく早番遅番泊番をこなしている人間が間違っているわけないのです。
働かないおじさんの分まで働き、頭の固い上司のご機嫌を伺い、取引先やお客様の無茶に耐えている人間が間違っているわけないのです。
最近あまりニュース見れてないけど毎日ネットで自分と違う意見を探し世直ししている人間が間違ってないのです。
おうた歌ったりお遊戯会したりバカ話してるだけでらくちんにお金稼いでる芸能人が正しいわけないのです。
影響力のある人間がツイッターで持論を展開したり、センシティブな話題に賛成反対を表明するのは悪なのです。
ぼくはファンではないけどファンを二分させるようなことを言う芸能人は悪なのです。
彼らが細かいところで間違っていたら意見そのものが間違っているのは自明です。