三十代半ば、二児の母。
下の子はまだ一歳になったばかり。
10代はじめ頃に、大学生と思しき4人ほどの男性に、ハイエースのような車に連れ込まれ、性的暴行を受けた。
昼下がりの池袋で、今もまだあるか分からないけど、東口の手芸用品店に立ち寄った後だった。
それによって、これまでの人生の半分以上をPTSDを抱えて生きてきた。
主人と交際することで、男性そのものへの嫌悪はかなり薄らいでいた。
もちろんセックスへの恐怖も、対主人であれば無くなっていた。
世の中にはこんなに優しくて誠実な男の人がいるのか、と大変驚いたことを今でもよく覚えている。
結婚後2年ほど子供が出来ず、不妊治療を始めようか、といった矢先に妊娠した。
子供のことはとても大切に思っているし、折に触れ愛情を伝えている。
まだ幼年ということもあり、私とお風呂に入ることもあるし、弟が生まれたストレスからか、着替えを手伝ってくれだとか、お手洗いを手伝ってくれだとか言ってくることもある。そういったとき、彼の下腹部を見ると嫌悪感がこみ上げてくる。
まだお手洗いはなんとかなる。プールに連れて行った際の更衣室も大丈夫だった。
けれど、浴槽に浸かっている時にちょうど視線と同じ高さにくる彼の下腹部や、自分で着替えているときにうっかり下着まで下ろしてしまい、ふざけている姿を見ると、どうしようもない気持ちの悪さでやめてと大きな声を出しそうになる。
これが二次性徴を迎えた息子だというならまだしも、たかが5歳である。
もっと早い段階で性暴力被害者の会のようなもので話をしたりするべきだったと思う。
相性のいい心理士に出会うまで根気よく色々な医療機関に行ってカウンセリングを受けておけばよかったのかもしれない。
レイプサバイバーが子供を持つのはいけないことだったのだろうかと思う時もある。
けれど子供のことは心から愛していて、この子のためなら何でもしてやりたいと思う。
ただどうしても、体が気持ち悪いのだ。
もし出会えたら、こんな風な気持ちを持ったことがないか、悩んだことがないか、聞いてみたい。
被害者の会を探すだけの余力が今はないけれど、下の子がもう少し夜長く寝てくれるようになったら、
体力も回復するだろうし、そういった場を探そうと思う。
anond:20200107210010 自分のガキさえレイプ魔に見えるほどなら子供のために医者いって頭ん中なおしてもらってこい
言葉遣いは荒いけど、優しいね。カウンセリング、通ってみます。ありがとう。聞いてくれる人がいて、すごく嬉しかったです。
サバイバーっってイミフ
気持ちを言葉にするって大事なのでどこかそういう場所が見つかるといいな。