私は手紙を書くのが好きなんだけど、SNSの便利さも理解してるから手紙ってレターセット代、切手代、シール代色々お金がかかるから現代では手紙は無駄だって思う。
好きな人にファンレターを書いたり、親戚に手紙を出したりするのが楽しい。
でも、今はSNS、メールを使って簡単に文章を送れてしまう。はがきや手紙と違いタダで住む。
じゃあ何でお金払って、はがきや手紙を送るのかって言うと自分の強い気持ちを送りたいからなんだよな。メールやLINEのスタンプよりも手書きの文字の方が強い意味合いを持つ。
理論的ではないのでこの価値観がわからないって人もいると思う。
我が家は、年賀状をやめた。「自分と繋がりがある人に文章を送りたいから送る」のではく「年賀状を送りたい人にも送りたくない人にも義務だから送る」ということに疑問を感じたから。
私は文通が嫌い。特にわざわざ文通相手を探して書く文通が嫌い。文通はファンレターみたいに「相手に伝えたいことがあるから手紙を書く」のではなく「手紙を書くのが趣味な人が手紙を書きたいから手紙を書く」という感じで、手紙を書くことが目的化してるから。文通好きな人が何十通も日々特に会う予定もない他人に手紙を書いているのを見ると、「切手代レターセット代の無駄。大量の手紙を書く時間を自分の家族や友達とのコミュニケーションに使った方がいい。顔を会わせる予定のない相手にたくさん手紙を送るのは無駄」って思う。しかも文通が趣味の人って、顔も知らぬ文通相手の文章にイライラする人もいる。手紙の内容が自慢ばっかりとか字が汚いとか。わざわざお金払って手紙を送って、返信読んでイライラするって時間もお金もホント無駄。
私はファンレターやお礼状とか私からの一方通行ツールとしての手紙がけっこう好き。送りたいから送るっていう楽で自己満足な行為。
子供のときは文通が趣味の人のように相手からの返事を期待して手紙を書いてたな。それで、手紙の返事が電話だったりするとガッカリしてた。「手紙の返事が欲しかったのに」って。今は大人になって一方通行のツールとしての手紙を好きになってからは相手からの返事が電話でも嬉しいです。でも、手紙で返事が来る方が嬉しいかな。何度でも読み返せるから。何度でも読み返せるものならLINEでもメールでも一緒だし嬉しいんだけどやっぱり紙に書かれた手書きの文字はもらうと格別嬉しい。
達筆で、自分の書く文字が好きな人にとっては手紙ってすごく気持ちいい行為だと思う。自分の文章に酔える。書道をしている人は作品を他人に見せて、「わたしの文字美しいでしょ?」って自慢できるけど書道してない人が自分の文字を自慢できるのは手紙や年賀状、はがきくらいのもので。スマホやパソコンが普及した現代では手書きの文字を披露する場が減ってるからなあ。
手紙ってお金の無駄だなーと思いつつ、手紙好きだなーって気持ちをとりとめもなく書いてみた。推敲も何もなくただ思ったことをつらつら打っただけど。手紙を書く習慣がない人間よりは手紙を書く習慣がある人間で良かったと思います。まあ、手紙が趣味じゃない人にとっては私の手紙はけっこう自己満足なもんってことは肝に銘じとかなくちゃいけませんが。