2019-05-21

陸海空のヤバいバルをみてNGT問題の構図を考える

月曜深夜のテレ朝バラエティ陸海空でここ2ヶ月位「ヤバいバル」という若い女タレント10人が群馬山中サバイバル生活をして10人で10キロ体重が増えたら100万円もらえるという企画をしている

ありがちな企画とおもえるが、コレが非常に興味深い。

日立つと10人が基本2VS7(一人は中立にわかれてしまった

毎日魚をとるために川に出かける比較的年長の3人の内一人が他のなんにもしない7人のヘイトを集めているのだ

たから見ている視聴者は当然その一人に心情的に同情しほかの7人特にAKBタレント一人が視聴者ヘイトを集めている

なぜそのやる気を見せる一人が他の7人のヘイトを集めるかと言うと、言動の端々にわたしは真面目にやっている、あなた達もやれとうようなものがでてしま

そういう態度にたいする文句がその人がいないときの7人の陰口合戦拍車をかけ、7人は盛り上がり結束を高めるのだ

ここで留意すべきなのはこの7人は悪人でもなければ何でもない全く普通女性たちということだ

極限状態に置かれた人たちはほんの少し異質の誰かをスケープゴートにし仲間の結束を高める、

ヤバいバルでは他の人と違い毎日一生懸命魚をとろうとしている人を「どうせとれるわけないのに」という感情エクスキューズに誰かが悪口をいいはじめそれに同調した者が更にヘイトを増幅させている

NGT問題は実はこれとほぼ同様のことが内部におこっているのではないか

山口アイドルとしての矜持運営を通し他のメンバーに求めるが、他チームの人気メンバーはそんなものでは人気が出ないので太ヲタとつながり総選挙でも上位にいく、そして山口馬鹿にするようなSHOWROOM配信までして結束を高める

しかし、ヲタクが自宅を急襲するという事件きっかけにそれが臨界点に達し、山口の反撃が始まった

おそらくNGT内部で他のメンバーヤバイバルの他の7人と同じく、これまでも山口のことをアイドル矜持を保てと叫ぶ煙たく、和を乱すものとしてヘイトを集めていたのだろう

NGT問題はわかりにくいがヤバいバルはそういった極限での集団心理可視化した非常に興味深い実験におもえる

  • ここにはテレビ(特にバラエティ)とか三次元の三文字系アイドルを見てる人なんていないよ

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