他のうだつの上がらないゲームストリーミングサービスと違ってワンチャンあり得るのは
数多のビジネスマーケットを焼き払ってきたGoogle様の得意技「ダンピング」が炸裂するかどうかが不明だから。
無料は厳しいにしても、データを囲うためにコストから考えてあり得ないレベルの低価格で攻める可能性は無くはないと思うので
もしそうなったらゲームストリーミングサービス市場を焼き払って覇者になるかもしれない。
ただ、正直そこまでしてゲームの進め方に関するデータを囲う意味があるかというと、頭の悪い俺には無いように見えるので、可能性は低いんじゃないかな。
今のAIの盛り上がりに浮かれてる人達は「スゲェ!」って言ってる人も居るけど、そのAI育てるためにはデータ喰わせて調教する必要があるが、ゲームの進捗に関するデータの保持形式が縛られて開発側に余計な面倒が増えないかというのが少し気になる。
AIに喰わすためのデータはキチッとフォーマットそろえる必要があるから、ゲームの進捗に関する部分とは相性悪そうな気がする。
既にわかりきってる事とはいえ、スピードの早い対戦系のコンテンツは絶望的。
でも、コマンドバトルのRPGとか、ターンベースのシミュレーションとか、比較的理想郷が近いタイプのゲームもあるのでモノによっては入力遅延より場所を選ばずに遊べる利便性が勝る場合も結構ありそう。
でも、グラフィックなり内部処理なりが高負荷のかかるコンテンツでないとデバイスからの解放のメリットが薄いので、そのフィルターも合わさるとゲームストリーミングサービスのメリットがデカいコンテンツの幅はかなり狭まるのが難点。
そして何よりこれ。どんなに大々的に発表されたって、メンツのためにズルズル延命させることがないGoogle様のご機嫌伺いながら金払える人がどれほど居るのか。
いくら世界中にDC建てまくってもリソースは有限なので、社内政治に負けて金引っ張れない、みたいなことにならないのかな?ってのが心配。