2018-06-26

もやもやしている。

日曜日の夜、はてブを見ていたら衝撃的なエントリーがあがっていた。

はてな古参の有名ウォッチャーであるhagex氏の訃報だった。


低能先生」の件は画面のこちら側で見ていたので概要はわかるが、まさか事件に発展するなんて.....、というのが正直な思いだ。

特段関わりがあったわけではない一般はてなユーザーなので(ネットコミュ症なので関わりのある知り合いがいない)、何かを書くのは筋違いなのかもしれないと思っているのだけど、後味の悪さともやもやを持て余して増田投稿するにした。


この件はとてもショッキングなできごとすぎて、追悼エントリーをあげているみなさまと同じくとても動揺している。




はてなアカウントをとったのは、はてなブログの正式版がリリースしてからしばらく経った頃。

風の噂ではてな殺伐としていてやばいときいていたので、おそるおそるアカウントをとって使い始めた。

その2、3年前くらいの時期に、当時twitterイケてる感じを演出していたイケハヤ氏やはあちゅう氏のアカウントフォローしていたのだけど、どこかひっかかるところがあって、その違和感を紐解きたくて探した時に読んだのがhagex氏のHagex-day.infoの両氏に関するエントリーだった。

(多方面から考えたくて、いろんな人が書いている両氏に関する言及を読んだので、hagex氏のエントリーだけを読んでいたわけではない。)

両氏に関しては結構厳しいことを書いてあるエントリーが多くて、”まあそう考える人もいるんだろうけど、そんなに厳しく追及するほどのことかな?”くらいに思っていた。

しばらく追って見ていたのだが、なんとなくだけどもそこには一定ラインがあったように思う。

初心者の私には線引きがよくわかっていなくてなんとなくこの辺くらいまでがボーダーラインみたいな空気感がある気がする。

古参の方々から見るとおそらくプロレス的な要素の線引きがきちんと見えていて、ここまではプロレス的ないじり、というのがあったのではないだろうか。

ただ、最近はそのプロレス的な部分をプロレスだと思われていないのではないかな(私のように線引きのラインがわからない人もそこそこの数いるのでは?)という点において、インターネットっぽい危うさを感じていたのも事実だ。

たから見ていると、hagex氏のウオッチ下品ではあるけれど、だからこそ規範をかなり強く意識しているのだろうな、と感じられるところがあったり、どことな牧歌的インターネットを信じているような感じは最近ちょっといいなと思っていたけど。




私がはてなにやってきた頃はすでにインターネットインターネットでなくなってしまったのだなと感じていたのだけど(はてなコミュニティはそういった流れに逆らっているように思えて、最後の”牧歌的インターネット”の作法を頑なに守ろうとしているところが個人的にはとても好きではてなにやってきたのだけど。)今回の事件はそれをことさら、それを強く感じさせられたし、今後について考えさせれる。

リアルがつらいときに箱庭的なインターネットには何度も救われてきたので、それがおそらく完全になくなってしまたこと、また事件はてなという場で起こってしまたことをとても悲しく思う。



hagex氏のご冥福をお祈り申し上げます

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