最近会社で、部署の新人である自分に対してある人が精神的マウントをとろうとしてくる体験をしたので、そのプロセスを書いてみようと思う。
たぶんブラック企業でもよくとられる手口だと思うので、もし遭遇したら気を付けていただきたい。
何か分からないことがあったら何でも聞いてくれ、と笑顔で頼りがいがあるところをアピールしたりする。
そして具体的に何か聞いたりすると、全部の情報を教えてくれず、最小限を簡潔に答えて忙しそうにすぐに自分の仕事に戻ってしまう。知りたい情報の全容が分からない状態が続く。
〇攻撃的になる
しばらく時間がたつと、「できない」「わからない」ことを徹底的に攻撃してくるようになる。
「なんでこんなことが分からない(できない)の?」「ちゃんと教えたよね?」
その人がちゃんと情報を教えなかったり、ちゃんと教育をしてくれないためにわからない・できないことが多いのだが、このような人は「自分は知ってる(できる)が、相手は知らない(できない)」ことを武器に嫌味な言葉を徹底的に浴びせてくる。
この辺りになると、あの人と関わりたくないと思い、何か聞きたくても聞けないということになる。すると嫌味にとどまらず「何でお前はちゃんと聞きにこないんだ」「お前は無能だ」と罵声を浴びせてくるようになる。しかも、違う人間を巻き込んで、その人の耳や目に届くところでそういうことをする。
そして勇気を振り絞って聞きにいったら、重箱の隅を突くようなダメ出しをして、必ず嫌味・悪口で返してくる。
ここまですれば、立派な精神的マウンティングが完了し、その人に対して恐怖を感じ、言われるがままに行動するロボットが完成する。
面倒なのは、このような人物は、これを無意識にやっているところにあると思う。
その人は別に人を傷つけようという気はなく、「自分がやりやすい」環境を作ろうとした結果、他者に対して精神的優位に立とうとし、このような攻撃的な行動や言動をするのだと思う。
ではこういう人に対してどう対応するかだが、「あなたがちゃんと情報を共有しないため分からないのだ」とまずは正論を言うべき。
こういわれると、たじろいで態度を改める人と、態度を硬化させて徹底的に無視してくるようになる人、そしてさらに些末な指摘や別な話を持ち出してあくまでマウントを維持し続けようとする人と3パターンあるように思う。
既出
いいまとめだね! ただ、個人のケースは勿論多いけど、 ブラック企業だと組織全体で風土として蔓延している場合も多いから逃げようがない時もあるよ 日本人だらけのブラック企業は...
これは弊社のまんさんが使うテクニック 怖いのはやられた側も上に立てばやること しかも相手のためを思ってる節まである