2017-12-22

はあちゅう氏が本当に「いじって」いるのは誰なのか?

3行でまとめると

1.はあちゅう氏が岸勇希氏から過去電通在籍時代に受けたセクハラを、BuzzFeedインタビューを受けて暴露

2.ネットで話題になり、岸氏は謝罪文掲載(後に創業した「刻キタル」の代表を辞任)

3.しかネット民が、はあちゅう氏が苛烈に展開した「童貞いじり」もセクハラだろうと弾劾

4.はあちゅう氏が「セクハラとは違う」「童貞は明るく楽しく」「明るく楽しく笑えるもの自粛になるのは嫌だなー」とツイート。後に謝罪文掲載しかヨッピー氏が擁護さら田端信太郎氏が「童貞という一般的属性茶化すのはセクハラじゃねえ!表現の自由範囲。それとも童貞人種のように本人努力では変更不可な属性からヘイトスピーチ扱い?」と挑発ツイート

4行じゃねぇか……

って、そう、本来は3行目までで終わるべきなのだ

自らの過去トラウマを、「#metoo背中を押されました。必死の訴えで、少しでも世の中が良い方に変わることがあれば」と勇気を振り絞って告発した、「作家ブロガーとして有名なはあちゅうさん」が、だ。

童貞は愛しているし明るく楽しい下ネタからセクハラとは違うよ、全然違うよ」などと脇の甘い危機意識のないマヌケツイート晒すだろうか?


総会屋2.0」という言葉が去年の暮に流行ったとき、皆が思い知ったのは、「公人の迂闊に見える発言一種取引で、バックに利権が絡んでいる」ということだった。

"総会屋2.0"山本一郎(やまもといちろう)氏の検証


大事なのは結果だ。何が起きたのか。

1.業界以外では知名度の低い「岸勇希氏」の名前一般に広がった。

2.はあちゅう氏の迂闊な発言著名人擁護ネット民との「対立」によって、岸勇希氏の名前がほぼ消えかけている。

3.はあちゅう氏、ヨッピー氏、田端信太郎氏は、一切の実害を受けていない

一言で言えば、

はあちゅう氏がネット民をいじって動員し、岸勇希氏を告発し、そしてどういうわけかすぐに火消しを始めた

ってこと。

俺達は踊らされているんだよ。総会屋2.0たちに。

はあちゅう氏は差別主義者」と喜々とツイートするたびに。


補足:時系列事実を追った詳しいエントリ

はあちゅうのセクハラ告発大炎上まとめ(追記あり) - Hagex-day info

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