http://www.huffingtonpost.jp/2017/05/10/unicharm-cm_n_16524060.html
ムーニーのCMを見て泣いたと専業主婦の妻から言われて、ふと思った。
自分の場合は比較的恵まれている職場で、平日でも12時間程度は家に居られたし、その分家事も育児もしているつもりだったけれど、それでも二人ともつらかったというのは何だったんだろうなと。
本当にきついときは夜泣きをガン無視して寝続けたこともあったけれど、比較的夜泣き対応もしていたと思う。
3時間ごとの授乳の頃、妻は赤ちゃんの鳴き声で起きられない体質だったので、ちょっとの物音で起きられる自分がミルクをやってた。仕事をしながらのこれは本当に修行だった。
離乳食を食べるようになってからは、1週間分の冷凍離乳食作りを毎週末にやってたし、週末の食事は当日に自分が作って食べさせていた。妻は自分が作った離乳食をレンジでチンするだけで与えられるようにしていた。
平日は朝晩の食事と洗濯、子供の沐浴、おむつ換え、寝かしつけくらいをしていて、睡眠時間が4から5時間だった。「昔の受験生かよ」と自分で自分に突っ込みを入れながら眠い日々を過ごしていた。
即応できるように待機しているという状況は労働時間にカウントするようで、そうすると育児は1日中になる。
保育園を使えると、即応できる状態である必要は無くなるので、育児労働の時間からその分減らせそうな気がする。
夫が出かけて帰ってくるまでの昼間は完全にワンオペで、この時間がきつかったのでは無いだろうか。
その時間に事故があれば自分のせいになるという心理的プレッシャーはかなり大きいと思う。
初めての育児で、他に教えてくれる人が居ない状態というのは、泣いている理由を探るのも一苦労だったのではないだろうか。
ワンオペ育児がきついというのに大抵出てくるのは夫の協力を得られるようにするという話なのだが、夫の協力が得られても所詮ワンオペが1.5オペになる程度で、大きく改善はしないと思う。
リフレッシュ目的での保育サービスがもっと使えるようになって、使うのがある程度社会的に認められるようになってくるとかなり楽なのではないかと思う。