2016-04-13

子供が本を読まない?なら漫画を読めばいい…かもしれない

この前母が、友達から子供国語力を上げるにはどうしたら良いか」という相談を受けたと話してきた。詳しく聞くと、母のその友達は某英数国教室の先生で、小学生国語の教え方について悩んでいるらしい。母は本を読ませることを勧めたが、友達曰く「子供は中々読んでくれない」とのこと。

まぁ母との会話は結局ここで終わったのだが。

その後、私はふと「読書億劫ならその前段階として漫画を読みまくれば、少しは読書ハードルが下がるのでは?」と思った。

何故なら漫画で「描かれてない部分」を想像することに慣れれば、本の文章を元に1から物語想像することも出来るようになるかもしれないからだ。

何言ってるか我ながら分かりにくいので詳しく説明する。本は全て文章構成されているのに対し(挿絵などの僅かな絵はあるが)、漫画は絵とセリフ(文章)で構成されている。しか漫画の絵は全てを説明しない。例えば『「俺のせいで負けたんだ…」という台詞』と「キャラクターの握り拳だけが描かれている」コマ場合、読者はセリフと拳の絵を元に、読者はキャラクターの苦悩の表情や感情想像する。また、スポーツ漫画にも想像力必要だ。漫画アニメみたいに動かない。そのため試合場面も静止画効果音表現される。それをあたかも実際に躍動感ある場面(球技パスの攻防とか)として読めるのは、読者に「スポーツの知識」と「静止画から動きを想像する力」があるからである。読者にどちらかが欠けていると、その人にとっては「ただ人がいっぱいわちゃわちゃしてるだけのよく分からない漫画」となってしまうだろう。その辺は作家表現力にも左右されるが。

書いてて思い出したが、2005年くらいのジャンプハンターハンターキメラアント編を読んでいた時も、ほぼ下書き状態の絵とコマに散りばめられた文章から物語や情景を想像していた。コミックスで美麗な絵になっていた時は感動した。

まとめると漫画を読む時、読者は自然に書かれていない部分を想像しているということである

実写ドラマアニメなどの映像作品だと、漫画と違い文章は読まない。漫画の方が本を読むことには近いため、読書の前段階には相応しいやうに思う。しか漫画なら読むことに抵抗のない子供も多いのではないか。0から読書に興味を持たせるのは難しいが、漫画から読書に興味を持たせるのはまだマシな難易度だと思う。漫画ノベライズとかあるし。そうして徐々に小説の名作にも触れていってくれるのが理想だ。日本には漫画小説面白いものがいっぱいある。

本が苦手な子供にはまず漫画オススメするのが良い。

特にジャンプなんかは今なら遊戯王ハンターも載るし良いと思うぞ!

漫画って雑学普段使わない言葉が覚えられるからその点でも子供の時読むのいいと思う。

小学校の頃、図書館にあったこち亀で初めてGIジョーとかベーゴマとかGショックとかときメモとか酒の密造方法とかの存在知ったなぁ懐かしい。

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