昨今のホットエントリを見てると賃金格差や貧困や失業やブラック企業や社畜など景気の悪い話で溢れかえっている。
今後世界経済の収縮は,どうやら免れないようなので益々暗い話で溢れかえるだろう。
僕らが昔夢見てた21世紀というのは車が空を飛び,ロボットが労働を肩代わりしてくれる
そんな夢のような社会だったはずだ。でも2016年現在,僕らは労働からの対価でしか生きる術を持たないわけだ。
だからロボットやコンピュータによる労働の代替に対してみんなヒステリックに反応してしまうわけだ。
失業率と書くから,気まずいのであって労働解放率という言葉にすれば良い。
もちろんベーシックインカムのような社会保障とのワンセットであることが前提。
そのほうが自動化による効率化も弱い人工知能の台頭も積極的に受け入れられるはずだ。
じゃあ自動化は誰がやるのかっていうと、好きな人がやればいい。
僕は職業エンジニアなので自動化を推し進めてるけど、半分は好きでやっている。同時にそれが誰かの仕事を奪ってしまう事がある事も認識している。
OSS開発者にも好きでやっている人は多いだろう。そして彼らが生み出した富(ソフトウェア)はインターネットによって無料で世界中に遍在できる。
無償の富が溢れかえりやすい性質を持つインターネット後の世界はもう労働を対価に駆動するようにはできていない。
一方でニートは未来人のライフスタイルをやってきた先駆者なので我々はニートからもっと学ぶべきだ。
労働から解放されたら,やることが無くなって絶望して自殺するみたいなおっさんは出てくるだろうからニート先生から生き方を,もっと教えてもらうべきなのだ。
底辺ばかりがネットをして書き込んでいるからだろ? 銀座にでも飲みに行ってみろよ。
お酒を飲むとプライベート時間でコード書く時間が減るので,無いっすねえ