オレ自身完璧に説明できるわけではないのでこれ以上はやめようと思いますが
母船は惑星の衛星軌道上を周回していました。そもそも「何万倍も時間の進み方が変わるほどブラックホールの影響が強い場所」からいったいどれだけ離れたら「ブラックホールの影響がなくなる距離」になると思ってるんでしょうか。そんなに距離を開けたらあんな小型宇宙船で行って帰ってくることなんかできませんよ。
主人公たちの車や建物、打ち上げに使ったロケットを見る限り現代とそんなに変わらない技術レベルみたいだしね。(惑星に降りた小型艇だけはなぜか近未来仕様でしたが)
あれを演出として許せる人はどうぞ好きに楽しんでください。オレにとってのハードSFとはこういう演出が許されるものでは無いというだけのことです。
最後にブラックホールに近付いたのは、観測のためではなくて3番目の星へ行くためなので、そのあたりの認識がおかしいと思う。
あと、もともと「最大船速でかすめるように突っ込めばギリギリ抜けられるかも」みたいな計算は説明されてたよね。
それで実際にやってみて、TARSさんとか主人公とかの乗ってる宇宙船まで犠牲にして母船を軽くして、ようやく抜けた、とかって話だったのでは。
どうもブラックホールの重力やその他いろいろな理解に欠けている方のようなので説明しても無駄な気がします。演出だったということで納得しておくのがいいんじゃないでしょうか。
わからなくても楽しかったのならそれにケチをつけるつもりはありませんので。
光の速度と宇宙船の速度差はわかりますか?事象の地平面(地平線)はわかりますか?劇中では明確に「左舷が地平線を越えた」と言っています。事象の地平面近くまで行った宇宙船が抜け出すのは不可能なのです。それができるぐらいならそもそもの物語の前提から変わってしまいます。ギリギリを抜けるとか、モノを捨てて軽くすればいいとかそういうお話ではないのです。
これはおっしゃるとおりでしょう。オレが問題にしているのは、そもそもブラックホールの観測データをどうやって受け取るつもりだったのかということです。
事象の地平面を越えて内側に入った(わかりやすく言えば光も電波も出て来れないほど強い重力の圏内に入った)TARSからは観測データを受け取る手段がないはずなんですよ。
レビューサイトにはたくさんの「よくわからないけど面白かった」という人がいます。それはそれで共感できます(オレはこの作品に対してはそういう気持ちにはならないけれど、一般論としては理解出来る)。
一方で、わかったような感じのレビューをしているのにもかかわらずこれら多くの間違いが気になっていない人も多くいるようでした。これが自分にはとても不思議で、「どうして理論的な部分を理解しているのに疑問を感じずに受け入れられるのだろう?」と気になり、最初に書いたように自分の勘違いを疑ったりもしたんですが、きっとあなたのようにわからない所を想像で補い、好意的解釈をするのが上手なタイプの人たちだったのかなと少し納得できました。
以下、映画インターステラーのネタバレだらけなので嫌な人は読まないでください。 一年以上映画館なんて行ってなかった(映画自体はレンタルで月に1~6ぐらい観る)程度...
宇宙船に乗って遠くの惑星を探査するのだが~~ ブラックホールの影響を受けないところまで母船で近寄って、シャトルで素早く行って帰ってくる、という話じゃなかったっけ? ...
トラバありがとうございます。 結構同じ様な感想持ってる人おるで とりあえず少し安心… ブラックホールの影響を受けないところまで母船で近寄って、シャトルで素早く行って...
惑星自体がブラックホールの強い影響を受けて時間の進みが遅いって言ってるのに、「影響を受けないところ」ってどこだろう?10000倍が9500倍になる程度に離れたとかそういうレベルな...
オレ自身完璧に説明できるわけではないのでこれ以上はやめようと思いますが 母船はブラックホールから離れてたんでしょ。 母船は惑星の衛星軌道上を周回していました。そもそも...
自分が今まで通俗的に理解していたブラックホールの知識と、 物理学者が監修して描かれる新しいブラックホール像、 どちらを信用するかと言ったら後者だし、 ある程度の違和感も「...
結構同じ様な感想持ってる人おるで
インターステラーの評判は上々らしいけど増田で検索すると以下のように否定的な感想しか見つからない。三つ目のリンクにはトラバで反論を試みている人がいてその人の文章を読んで...
しかし、「通俗的に理解していたブラックホールの知識」だって、 子供向けの科学まんがとか、海外SFの古典とか、新聞の片隅に載ったコラムとか、 そういう何かを鵜呑みにしたものだ...
おれ物理学科卒でいまは市井でくらしてるんだけど、社会はだいたいでおkみたいなことが多すぎる、同感。