2014-11-29

直撃世代からの疑問

http://ta-nishi.hatenablog.com/entry/2014/11/26/182651

http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20141127/p1


先日語られていた、90年代に起きていたオタへの迫害というネタ、かくいう自分70年代後半生まれの直撃世代で、実際学生時代からアニメラノベは切っても切り離せないものだった(「電車男」「ハルヒ」が丁度アラサーくらい)。

正直あの頃はアニメイト等のオタショップに入店するのは一種の背徳感を抱くものだったし、同時に「変な奴」なりに一般人への「擬態」は当たり前、その流れで脱オタサイトにもハマり、大いに参考にした。

今となっては全て懐かしい。


それで疑問なんだけど、当時「非オタ」の一般人として生きていた同年代の人たちは、今現在余暇をどのように過ごしているのだろう?

我々の年代はオタ迫害の直撃世代であると同時に「J-POP」「トレンディドラマ」「少年ジャンプ」「カラオケ」「ボウリング」「スノボ」「セレクトショップ」「お笑いバラエティ(おかげです、スーパージョッキー元気が出るテレビ)」等の直撃世代あるいは全盛期にも重なり、当時はみんな多かれ少なかれ、これらのコンテンツのお世話になった(というかある程度こなせないとヤバいという「踏み絵」としての機能もあった)が、今となってはどれもこれも程度の差こそあれ、かなり微妙な傾向にあるし。

「お前の周りのやつに訊けよ」と言われても、彼らとは学生時代から殆ど交流がなかったし、就職氷河期の直撃世代にもなってしまった結果、今接点がある周囲の非オタ年代は数えるほどしかいない。

なので、ブコメにあった

これ、30代半ばの人にアニメ漫画の話を振ってみると実感できると思う。非オタだった人はたいていオタク文化にすごい嫌悪感持ってるから

というのが本当なのか、非常に気になるのだ。

それこそ当時でいうところのオタ向けアニメ(今の深夜アニメ全般とか)や女児向けアニメ(プリキュアとかアイカツとか)を熱心に視聴する様は、依然「全く理解できない=得体の知れない不気味さを感じる」ものなのだろうか。

まあ深夜アニメと平日夕方・土日朝アニメでは、捉え方は違うのかもしれないけど。

これまたブコメにあった

今はオタクリア充普通に仲良くやってるから、随分変わったよね。

というのは実際アキバに来る人らの言動や、ネットオフ会とかでそういうのを割と目撃しているので、多分そうなのだろう。

からこそ、若い頃そのように友人として付き合ったこともないまま、もしこれからも同世代の中である種の断絶が続くのだとしたらとても残念というか、「そういうのもアリだったのか、だけど俺達にはなかったし多分これからもないよなあ・・・」という古傷に近い疼きを覚えてしまう。

やはり、未だ会話を通じて分かり合えるみたいな感覚を抱きにくそう(同年代なのに)という事実は、結構重く感じるものがある。

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