■高校留学した事は後悔していない、しかし……

もうすぐ日本へ一旦帰国する。

これで二年目、来年は卒業になる。

高校で留学をするという事に対しては、

親以外には割と反対されたと思う。

多く教師に「今じゃなくてもいいんじゃない？」と言われた。

結果的には全く後悔はしていない、むしろ充実していると思う。

一旦、高校を受験し7月ごろまで在校し留学したため、高校に入学はしたものの

数ヶ月しかおらず、私の全ての日本人学生らしい学生生活を過ごしたのは小中校だけだ。

最近、Twitterの誘いメールが来たため

とある友人のプロフィールを見ていたら彼女のフォロワーから

芋づる式に過去の同級生達が見つかった。

みんなのアイコンはプリクラや自撮り

プロフィールには略した学校名とひらがなでいっぱいの自己紹介。

つぶやきもいかにも高校生な感じ。

別にこれがださいとか言いたいわけではなくて、

私の中の彼女/彼ら達は素朴でメイクもしていない中学生だったから、

脳内と現実にギャップがありすぎて

何だか心の隅がぞわぞわした。

留学を選ばなければ私も居たであろう世界があるから。

私には親友とよべる存在は居なかったが、

とても仲の良い友人は何人か居た。

しかし全員、今は違う友人と付き合っている。

私が日本へ帰れば頼れる友達は彼女達ぐらいしかいないのに、

彼女達には当たり前だけど私より親しい、私の知らない友人がいる。

高校生になれば行動範囲も増える、携帯だってみんな持っている。校則も緩くなる。

誕生日にはケーキを持っていったり、ファミレスで食事をしたり、

ジャージ姿でジャンプしたりするのもきっと普通の事なんだろう。

でも私にはそれは普通じゃない。

こっちの普通はメイクをきめてパーティーに行ったり、

こっそりマリファナを吸ったり（私はやってませんが）

モールに買い物へ行ったり……

すごく違うのだ。日本の高校生な生活はアメリカじゃあできない。

私は高校生らしい高校生活に憧れていた。

実際数ヶ月しか居なかったけどすることはできた。

きっと私はみんなが羨ましいんだと思う。

留学をした事は全く後悔していない、だからこそたまに日本へ帰るのが恐ろしくなる。

私が留学している事を知っている人も知らない人もいる。

当たり前だけど誰も私の事を気にしていないだろうが、

もし私の事を話す事があれば、きっと数名は私がニートか引きこもりになってると

思っているだろう。

この夏休みにバイトをはじめるつもりだ。

あえて私の地域の高校生がよく行くファミレスで働いて、

みんなを驚かせてやろうと思う。

Permalink | 記事への反応(0) | 09:53

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