■嵐ファン（29）正月実家に帰る

やっと仕事始めも落ち着いたのでぽちぽち書いていく。

今年も紅白を見てから車で3時間の実家に帰省した。

本当は帰りたくなかったのだが仕方がない。

帰りたくない理由は勿論嵐の番組を見たかったからだ。

くだらない理由で親の顔を見ないなんてと思う方もいるだろう。

なぜならば苦痛だからだ。

タイトルにも書いたが現在29歳年収350万円の微々たる収入の都内に住む会社員だ。

彼氏は7年もいない。

にもかかわらず

「誰かいないの」

「同級生の誰某は子供をつれて歩いていたわよ」

と母親の攻撃が年始の挨拶のように始まるからだ。

私はひとりっ子である。

従兄弟（25）が子供を連れて遊びにきた。

針のむしろである。

むこうも何を話していいか判らないのだろう

母親から聞いただろう私が嵐ファンだというきっかけだけを頼りに話しかけてきて

くれる。

「嵐のコンサート私もいってみたーいチケット余ってたらちょうだーい」

「（あまらねえよ）ハーイもし余ったら声かけるね」

という不毛な会話をするのみである。

来年は見合い写真でも登場するだろうか。

結婚したいか？と聞かれたら半々である。

しかし今はとにかく嵐が見たい、何者にもジャマされず見たい。

今のままほぼ全ステしたいし番協も入りたい

結婚すればキチンとした家事をしないといけないだろうし

今のような勤務ペースで働くことは出来ないだろうから自由になるお金は減る。

29歳で小デブで顔は10人並、なんの努力もせずに玉の輿にのって

やりたい放題の結婚ができるとはいくらなんでも思ってはいない。

だが嵐ももう30代だ、一番好きなメンバーはずっと付き合っている女優が

いると眉つばではあるが噂がある。

突然一番好きなメンバーが結婚したら？私は応援できない。

失笑されるかもしれないが自分が結婚していれば応援できるが

していない現在の状態のままだと応援できない気がする。

それが私のジャニーズ卒業の好機になるだろうが、何年先か判らない。

その頃には私も30なかばか40過ぎだろう出産リスクはおろか結婚相手も

まず見つからない。

オジイちゃんと介護婚が関の山だ。

しかし自分の両親の介護もあるしそれは出来ない。

そうこうしているうちにこの危惧通りの結果になるだろう。

私の人生にどこに分岐点があったのかわからないまま思考を停止し、寒い部屋で

旧友からの赤ちゃんがうまれました写真つきの年賀葉書に寒中見舞いの返事を

書こうと思う。

Permalink | 記事への反応(2) | 16:07

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