2013-01-16

電子マネー2題

リアルマネーNGラーメン屋

 別にラーメン屋以外でもいいのだが。

 食券制のラーメン屋って、結構多いと思うが、

 入金した現金管理が、店側は結構面倒だ。

 高額紙幣で来店する客もいるから、千円札とか小銭とかも一定量用意しなければいけないし、

 両替ボリュームが多ければ、両替手数料を要求されるケースもある。

 店が終わったら、自販機内の紙幣貨幣カウントしなきゃいけないし、

 毎日なのか2日に1日かは知らないが、銀行に売上を入金しなきゃいけない。

 また、強盗団の襲撃リスクゼロじゃないし、店員による売上ネコババ心配もある。

 こういう「ラーメン作りに直接関係ない事柄」に、ラーメンバカ(褒め言葉)の労力を

 煩わせるべきじゃない。

 そこで、リアルマネーNGラーメン屋ですよ。

 電子マネーの支払いだけ認め、現金払いNGラーメン屋

 一応、SUICA、エディ、ナナコ、ワオン、iDの各種類に対応するようにする。

 それでも「現金は持ち合わせてないが、俺はラーメン食べたいんだ」というワガママ客が来た時には、

 「隣の隣にあるセブンイレブンに行ってください」と案内する。

 そのセブンイレブンでは、ナナコで以てラーメン屋の食券を買えるようにしておく。

 電子マネー世界一発達し、また、コンビニ世界一発達している日本なら、

 リアルマネーNG店舗は、実現できる気がする。

 そして、こういう店舗が徐々に広がっていけば、日本世界最初

 「オール電子マネー国家」に脱皮することができる。

 でも、こういう店舗って、財務省的には「日本銀行券の法定通用力の否定」だから

 面白くないだろうなあ。

 なんらかの法律を見つけ出して、

 「日本銀行券での支払いを認めない店舗違法」と指導しそうだ。

 あるいは、税務署がその店を徹底的にマークして、脱税容疑でしょっぴいたりして。

 

自販機電子マネーを、セットでアジアに普及させよ

 日本自販機が、アジア各国に進出しているらしい。

 「アジア各国では、自販機は街中に置けない(壊されて現金を持ち去られる)」

 とされてきたが、やはり便利なので、或いはアジア人件費が上がっているので、

 徐々に普及してきている、ということだろう。

 しかし、それでも現金持ち去られのリスクで、普及スピードが遅いのかもしれない。

 そこで、自販機電子マネーのセットですよ。

 電子マネー規格をアジアに移出して、それとセットで自販機も普及させる。

 インターネット世界アメリカ世界標準を取られちゃいましたが、

 こういう電子決済の世界では、日本世界標準を取れるチャンスがまだ残ってる。

 自販機の普及とセットで、1粒で2度オイシイ

 バングラ通貨鋳造を受注して、造幣局が喜んでいる場合じゃない。

 そんなローテクの移出じゃなく、ハイテクの移出こそ、日本の生きる道です。

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