■友達に「行軍か！」と、言われたが、あの頃はこれが普通だと思ってた

　友達と小学校、中学校時代の思い出話になった。自分の遠足や林間学校、修学旅行が有り得ない！と、友達に言われた。

• 小学校時代の想い出
  • 年に１回、小学校から５キロ位先にある大きな公園に行くという遠足があった。１年生と２年生は公営バス２台で往復（１学年２クラスだったから、今思えば満員電車状態だった）、３年生以上は徒歩でというスタイルだった。真っ直ぐな道ではなかったし、お弁当やらをリュックで持って行くから、行くだけでも凄い疲れる。挙げ句着いたらオリエンテーリングがあって、更に疲れる帰り道。調子が悪くなると（保健の先生が見極める）、市営バスに乗れたけれども、下級生の中に突っ込まれるから視線が痛い。
  • 修学旅行で日光に行った。駅が近所にないのにも関わらず、電車移動だった。最寄り駅まで移動、そこから○線に乗って、×駅に行き、×駅から乗り換え、更に△駅で乗り換えて、日光に着いた。
• 中学時代の想い出
  • 入学したばかりの５月にオリエンテーリングという名の１泊２日の宿泊行事があった。あちこちの地域から学生が集まるから、仲がいい人と同じクラスになる率は低く、挙げ句「誰とでも仲良くなるように」と、先生がクラスの中からランダムで男子ふたり、女子ふたりのチームを作った。まずバスで、○という駅に行き、そこからチーム事に分かれて、色々なチェックポイントを通って、隣県の公営の保養所に向かうというコースだったんだが、これが10キロくらいあるし、決して地元ではないので誰ひとりそこの地理に詳しい訳でもなく、渡された地図と勘だけが頼りという危険な物だった。チェックポイントには先生はいるものの、他の場所にはいないので、方向音痴が集まったチームはなかなか辿り着かず、歩くのが遅い子を放ってきてしまうチームもいたりと、めちゃくちゃだった。
  • 林間学校や修学旅行など宿泊するもので、どんなに汗をかいても身体が汚れても生理になった女子は、頭を洗うだけしか許されなかった。「今日はなっちゃったから、汚れないようにしなきゃ」と、張り切っていた、林間学校で、その女子がすっ転んで泥まみれになってしまったが、先生はかたくなに「生理中の入浴は禁止ですから！」と、拒否。身体を拭こうにも冷たい水しか出なくて、お風呂に入れる女子が濡れタオルを何枚も差し入れてた。
  • 修学旅行は奈良、京都、大阪だったんだけど、行きは新幹線、帰りはバスだった。渋滞に案の定引っかかって、トイレがバスにないから近い子は大変だった。大阪から東京まで何キロだったか分からないけど、トイレ休憩は１回だけだった記憶がある。後飲み物を買うのも禁止されていたから、朝旅館で入れてくれた麦茶を飲みきった人は乾きに耐えるしかなかった。

　昭和真っ盛りだったからこそなんだろうけど、今思い返しても「よく耐えられたなー」と、思う。今の子じゃ無理だろうね、これ。

Permalink | 記事への反応(1) | 10:03

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